スォ スダイ!まっちです。これはクメール語で「Hello」という意味です。(実際クメール語は全然話せません)
写真はラストマイルワークスがオフィスを構える“Factory Phnom Penh”のコワーキングスペースの様子です。実は、カンボジアにもこのようなおしゃれなコワーキングスペースがいくつかあり、新しいサービスを開発している若者たちの姿を見かけることができます。
▼前回の記事はこちら カンボジアでの日常生活ってどんな感じ?首都プノンペンの交通・食事・医療・エンタメ事情をお伝えします
さて、先日私は新しい市場開拓のためにベトナムのホーチミンを訪れました。そして今はプノンペンに戻る帰りのバスに揺られながらこのブログを書いています。
ベトナムを訪問して色々思うことがあったので、今回はカンボジアの近隣諸国含めた東南アジアの今について、私自身が訪れて感じた所感と、知人から聞いた話を交えてお話ししたいと思います。
また、ブログの最後には、3/11に新宿で行うカンボジアでの働き方に関するイベントについて記載しているので、興味ある方はぜひご覧ください!
東南アジア諸国について
まず「そもそも東南アジアってどういう国があるの?」と聞かれて、すべての国を答えられる方はなかなかいないと思います(私もそうです)。そこで、はじめに東南アジアに属する国を紹介します。
合計で11の国が東南アジアに属しています。括弧内は各国の首都です。
- インドネシア(ジャカルタ)
- フィリピン(マニラ)
- ベトナム(ハノイ)
- ラオス(ヴェイエンチャン)
- カンボジア(プノンペン)
- マレーシア(クアラルンプール)
- シンガポール
- ブルネイ(バンダリスリブガワン)
- タイ(バンコク)
- ミャンマー(ネピドー)
- 東ティモール(ディリ)
私は上記のなかではインドネシア、フィリピン、ベトナム、カンボジア、マレーシア、シンガポール、タイの都心部に訪れたことがあります。
基本どこも都会で、老若男女みんなスマホを持っています。また、日本よりもfacebookをはじめとしたSNSが盛んだったり、少し昔の東南アジアを思い描いて訪れるとびっくりするかもしれないくらい、各国とも開発が進んでいるなというのが、東南アジア全体を通してみた所感でした(もちろん、田舎に行けば同じ国とは思えないくらい文化が違ったりします)。
カンボジアの隣接国
カンボジアは地続きでタイ、ベトナム、ラオスと繋がっています。バスで移動するとプノンペンからバンコクまで13時間、ホーチミンまでは7時間です。飛行機で移動するとどちらも1時間程度です。
タイのバンコクはこれらの国の中で最も栄えていて、電車も地下鉄もある上、山の手線のように車内では電子モニターに動画広告がバンバン流れています。中心街にはオシャレなお店もたくさんあり、なおかつ物価は日本の半分以下なので、日本人にとっては東南アジア一住みやすい国かもしれません。ちなに、タイでの大きなモテ要素として「どれだけ肌が白いか」があるみたいです。
都心部は高層ビルが立ち並び、綺麗なショッピングモールもそこかしこにあります。
逆に、ビジネス(特にIT)をしやすい国はベトナムだと言われています。国民の平均年齢が若く、国を挙げてITに力を入れてるため、日本ではなかなか見つからないような技術力を持ったエンジニアもたくさん出てきているとのことです。
もちろん、そのぶん給与レンジも年々高くなってきているため、単にオフショアの拠点というよりは、優秀なIT人材の獲得を目的としているところが多い印象でした。また、勤勉な国民性も相まって、日本企業とベトナムは相性の良いところが多いのかもしれません。
バンコクと同様、新しいビルが立ち並び、綺麗なコワーキングスペースもいくつか見つかりました。
ラオスは行ったことないので正直わからないですが、国全体で見るとすごくゆったりした空気が流れていて、都会の喧騒に疲れた人が癒されにラオスにやってくるそうです(事実なのかを確かめに、今度行ってみようと思います)。
その他の東南アジア諸国
その他の国でいうと、発展度合ではやはりシンガポールが別格でした。数多くの大手IT企業がシンガポールにアジア拠点を構えています。街のそこらじゅうに高層ビルが立ち並び、物価もかなり高めです。あと、ゴミのポイ捨てをすると法律で罰せられるので、道端はとても綺麗です。
フィリピンは、マニラなど本土には行ったことないですが、セブはリゾート兼英語留学地として日韓の若者に人気があり、その派生効果(?)としてオフショア拠点を持つ日系IT企業もいくつかあります(前職時代、LIGさんのところにもお世話になりました)。
また、セブの子供に将来の夢を聞いたところ、多くの子から「プログラマー」という答えが返ってきました。これはセブに限らずですが、ホワイトカラーであまり残業もない(日本みたいな残業の仕方は、東南アジアではほとんど見受けられません)上に高給取りのため、多くの子どもたちにとってプログラマーは成功モデルとして捉えられているようです。
インドネシアもここ最近で経済が急激に伸びていて、都心のジャカルタには高層ビルが立ち並んでいます。本来インドネシア人の多くはムスリムのため、女性は人前で肌を出してはいけなかったり、酒を飲んではいけない等の文化があるはずなのですが、ジャカルタの都心部ではそんな宗教感が微塵も感じられない景色が広がっています。
あと、これは肌感ですが、インドネシアは人口が2億5000万人と東南アジアの中でも多く、かつ富裕層も多く内需が大きいため、他国をターゲットとしたオフショア開発より国内向けのサービス開発の方がメジャーなイメージです。これはタイにも言えることかもしれないですね。
東南アジアでビジネスするならどこが良い?
これは事業内容にも規模にもよるので、一概には言えないと思います。ITが普及してない発展途上国は、ポジティブに言うと色々な分野でブルーオーシャンな場所ですし。
ただ、我々ラストマイルワークスの立場で言うと、東南アジア一のクリエイティブカンパニーを目指しているので、ベトナムのようにIT人材が豊かな国に進出することで、チーム力をさらに強化していきたいと考えています。逆にクライアントはマレーシア等でも取引があったりと、目的に沿って様々な国に進出するのが良いのではないかと、東南アジア歴4ヶ月の私は考えています。
というわけで、直近で言うとラストマイルワークスはベトナム進出を目指しているので、ベトナムや東南アジアに興味ある方は是非お話しましょう!
【イベント告知】3/11(月)にカンボジアでの働き方に関するイベントを開催します!
3月の頭に一時帰国するのですが、その際にカンボジアの大手日系人材企業CDL HRさん主催のセミナーイベントに私もゲスト参加させていただきます!
「とりあえずカンボジアや東南アジアでの働き方を聞いてみたい」という方は、こちらのイベントで是非お話しましょう!また、本イベントはオンライン配信も行うとのことで、気軽にのぞいてみてください!
※参加費は無料ですが、人数に限りがある旨ご了承ください。
イベント名 | 学歴・職歴に関係なく挑戦できるカンボジア就職セミナー |
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日時 | 2019年3月11日(月) 19:30~21:00 |
会場 | グローバル人材塾(GJJ)海外就職デスク 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-5-12 FORECAST新宿AVENUE 6F https://www.kaigai-shushoku.com/company/#access |
参加定員数 | 10名限定(※定員になり次第締め切ります) |
参加費 | 無料 |
申し込み方法(オンライン参加含む) | こちらからお申し込みください |
皆さまのご参加、お待ちしております!