とにかく時間がない!!育児と仕事の両立で気がついた「時間の使い方」の大切さ

とにかく時間がない!!育児と仕事の両立で気がついた「時間の使い方」の大切さ

さなえ

さなえ

こんにちは、さなえです。LIGの外部メディアコンテンツ制作チームで働くママさんエディターなのですが、「育児と仕事の両立って大変そうですね」と言われることがあります。若かりし私も同僚のママさんに同じことを口にしていました。

具体的になにが大変なのか。実際に体感した感想として、私は「時間の使い方」なんじゃないかなって思っています。子の成長とともに変化はあると思いますが、今回は保育園時代の大変さをピックアップしてみました。

※以前、保育園に子どもを預けてよかったなと思うことを記事に書きました。こちらもよろしければご覧ください。

ノーカスタムでは働けない?

育児中のママが働く場合、両立のために時間を生みだすさまざまな工夫をしていると思います。延長保育やベビーシッター、自治体や民間企業のキッズサポート、同居する家族、近所の親族やママ友、送迎込みの習い事に行かせる、などなど……。これらのサポートを使う人の状況は千差万別。我が家は基本的に夫婦で対応する方針なのですが、そんな我が家を例に挙げて大変な場面を細分化してみます。

バッファなしの朝の時間

自分の支度に加えて子供の準備も必要です。朝ごはんの用意、子を起こす、朝ごはんを食べさせる、身支度……×子供の数。乳児時代は用意する荷物も多く、週初めの月曜日は軽く旅行ができそうな荷物量です。

最大の難関は「保育園に行きたくない」とダダをこねはじめた場合の対処ではないでしょうか。これ、本当に時間が全然読めません。「子を笑顔にする」とスムーズにいくことが多いので、準備は速攻で終わらせ、はやる心を抑えつつ子供対応の時間をとるようにしています。

先日、3歳クラスの大きめ男子を肩車して登園してきたパパさんとすれ違いました。ニッコニコの男の子の笑顔に対比する、シリアスな表情のパパ。出勤前のスーツ姿の肩車にいろんな背景が読み取れたので、心の中で合掌しました。

子の体調に寄り添う時間

子供が病気になったときの対応に使う時間は、働く上で一番の気がかりかもしれません。保育園に登園できる子の体温は「37.5度」。保育園時代は、この数字に左右されます。

朝元気に登園させ、さあ仕事だと思っていた矢先にスマホが光り、着信欄に「保育園」と出たときは心拍数が上がります。子が病気になっている可能性が高く、症状によっては明日も休まなければなりません。周りに迷惑がかかることや、運良く誰かに預けられて出勤したとしても子供の体調が心配で、働く自分を責めてしまうことも。

身体が小さい乳児時代は突発的に病気になったり予期できないことが多く、「回復まであと◯日です」といった完治までの確証もありません。ゴールの見えないマラソンをしている感じです。育児に限らず健康であることが大切だなって思います。

物理的にムリが生じる夜の時間

「お疲れ様でした〜」とタイムカードを切ったら、頭の中で次のタイムカードを押しています。お迎え・買い出し・夕飯準備・お風呂・寝かしつけ・やり残している家事……。出勤前よりはマスト感が低いのですが、時間は有限。疲労が溜まっていたある日、帰りの電車のホームで「リポ◯タンD」を購入。これって仕事前に飲むやつだよな……と自分でツッコミながら飲み干し、家路についたこともあります。

その日の内に終わらせたかった業務に足が出ても、夜に参加する研修や飲み会があったとしても、子供を放置するわけには行かないので「物理的にムリ」な面が出てくることも。とはいえ、会社員として必要な場面も多々あるのが現状です。夜の時間の使い方は会社と歩み寄ることも大切なので、家族と連携したり預け先を確保するなど、状況によって体制を整える必要があります。

1分1秒が大切になった時間への意識

子が小さいときや体調不良だと、自分の睡眠時間すら確保できないこともあります。育児と両立して働きはじめたことで、今まで贅沢に使っていた時間への概念が一気に変わりました。おしりの時間を気にする、予期せぬ場面に対応するための作業の前倒し、優先順位づけの徹底など(それでも間に合わないことが……!)。働ける時間や子供と過ごせる時間が宝物に感じられています。とはいえ子に費やす時間は日々読めず、会社のメンバーに迷惑がかかってしまう怖さは隣り合わせなので、真面目なママさんほど働くことに抵抗が出るのかもしれません。

LIGに転職してすぐのころ、当時4歳の子が保育園で体調を崩して早退。急ぎの仕事は持ってないし、チームのみんなも快く受け入れてくれてありがたかったのですが……。なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいだったとき、チャットワークに一通の連絡が。

温かいメッセージ! チームの人じゃないけど……誰? ゼット? あだ名文化が慣れないんだけど、づやって確か……?

めっちゃ偉い人じゃん!!

取締役もお迎え行くんだ!!

このメッセージには死ぬほど救われました。づやさん、この場を借りてあらためて御礼申し上げます。

……ママだけではなく、男性も女性もさまざまな事情をもって働いているはず。いろんな人が働ける職場でよかったなと思います。LIGには子育てママに共感してくれる取締役・づやさんもいるので、興味のある方はぜひお問い合わせください。

「づやさんと働いてみたい!」という方はこちら
 
それでは、さなえでした。

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もっとLifeをGoodにしたいなぁと思い、LIGに入社。仕事でも私生活でも「変化」にはいつもドキドキしていますが、不可能前提でトライする「消極的なチャレンジ精神」で人生を渡っています。人との出会いと経験が私の財産。本とシュールな人と、さりげないユーモアが好きです。

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