こんにちは! 休日は海やショッピングを楽しんでいます、LIGセブ支社のインターン・さっき〜です。
皆さん、年末年始はどのように過ごされましたか? 家族とまったり年越しそばを食べたり、友達と去年の想い出話をしながら過ごしたり……初詣に行ったよ! なんて方も多いのではないかと思います。
フィリピン1年目の私は、なんと現地スタッフ(Cattrina)の家にお邪魔して、一緒にフィリピンの年越しを体験させてもらいました! 今回は、そのときのことをまとめてお話ししたいと思います。
市内での過ごし方
年越し花火
パーティー好きな人が多いフィリピンでは、クリスマスから年末年始にかけてたくさんのイベントが開かれており、どこへ行っても大きな笑い声や大音量の音楽が聞こえてきます。私が今回訪問した家の周りでも、花火が上がったり、爆竹の音が聞こえたりと、とても盛り上がっていました。銃声かと思ってしまうほど迫力のある音が聞こえて、思わずドキッとしたほど……!
年明けの瞬間にそれらはピークを迎え、花火が四方八方から上がります(平屋からだと一部しか見れず、綺麗な写真が撮れなかったので、よかったら「フィリピン 年末年始 花火」で検索してみてください)。その花火を見て家族や親戚とハグを交わしたり、トルトットと呼ばれるラッパのような形のものを鳴らします。なぜそこまで大きな音を出すのかというと、悪霊を追い払うためなんだそう。面白い習慣ですよね。
その後、夕食やポンカンなどの果物を食べたり、外でお酒を飲んで、音楽に合わせて踊ったり、夜景を見たりしながらお酒を飲んで団欒の時間を過ごしました。
教会でお祈り
日本で年明けに神社へ行きお参りをするように、フィリピンでは教会に行ってお祈りをします。
家から教会までは、トライシカットと呼ばれる人力車のような乗り物で向かいました。なんと、この乗り物は片道6ペソ(約12円)と、とても安いです。
教会はすでにたくさんの人でいっぱいでした。私はキリスト教徒ではありませんが、大学がキルスト教の学校だったので少しだけ聖書の内容が分かり、神父さんが英語で話している内容も聞き取れていました。が、途中からなぜかビサヤ語(現地語)になり、後半はただただ意味のわからない話を聞いているだけになってしまいました……(なんでビサヤに切り替えたの)。
話が終わると、陽気な音楽が流れ始め、お弟子さんたちが楽器をならして歌を歌い、お祈りが終わりました。
教会から帰ってきた後は、夕方から近くのSM Cityというモールに行く予定だったのですが、少し時間があったのでお昼寝をしました。
フィリピン人は、「食べて、寝て、食べて、寝て……」という過ごし方をする人が多いなあと感じます。だからほとんどの人のお腹が出ているのかな……。
フィリピンのナイト遊園地
SMモールで晩ごはんを食べたあと、モール近くの遊園地に行きました。この遊園地は、1月の「シヌログ祭り」に合わせて期間限定で営業されているもの。子供から大人、老人など多くの人でごった返していました。年明け早々、家族でわいわい楽しめるところで過ごすんですね。
入園料50ペソ(約103円)を入り口で払い、いよいよ入園。乗り物のほかに屋台や射的などもあり、安くて楽しめるお店がたくさんありました。乗り物は、日本に比べて見た目がかなり古く、乗る前には「本当に乗っても壊れない!?」と不安ばかりが募ります。
どれも動くスピードが早く、乗り物酔いしそうなものが多かったので、一番優しいであろう観覧車に乗ることにしました。1人50ペソ(約103円)のチケットを購入して順番を待ちます……ドキドキ。
いよいよ順番が来て乗り物に乗り込んだところ、なんと観覧車とは思えない速さ(おそらく3倍速ほど!!)で回転し始め、あまりの早さに叫び続ける私。同じ乗り物に乗った小学生くらいの男の子はビクともせず、ニコニコ乗って楽しんでいました……。
ほかの乗り物もありましたが、観覧車がトラウマになったので、乗らずに人が叫んでいるのを見て楽しみました。来年は、また別の乗り物も体験してみようかな……!
海での過ごし方
さて、年明けて今度はビーチに行くことに!
Lambug Beach
家に泊めてくれた品質管理エンジニアのCattrinaとエンジニアのSigmund、そしてデザイナーのRalphの4人でLambug Beachというビーチに向かいました。途中で食材を調達しながら、車で5時間ほどかけて現地に到着。
滞在先がこちらです! 到着したのが14時くらいだったので、まずはお昼ご飯。ポークベリーと呼ばれる豚のBBQとご飯をつくって食べました。
ご飯のあとはいよいよ、海に入ります! 泳ぐだけでなく、貝殻探しをしたり、砂浜で寝転がったり、いろんな過ごし方をし、まったりとした時間を過ごしました。日が暮れて暗くなったところで晩御飯を済ませ、シャワーも浴びて、ようやく1日の終わり……だと思いますよね!? しかし、ここからも楽しい時間は続きます。
この日はひとつのグラスを回して、みんなでお酒を飲みながら星空を眺めたり、ゲームをしたり、語り合ったりして過ごしました。セブ市内でも星は見れますが、市内から離れたビーチだと周りには建物がなく、明かりも少ないので、たくさんの星空と流れ星を見ることができます。
ちなみに「グラスひとつで回し飲みする?? どういうこと???」と不思議に思っている人もいると思うので、説明したいと思います。これは「タガイ」といって、フィリピンでは「乾杯〜!」という意味もあるのですが、一方で、大人数ひとつのグラスにお酒を注いで回し飲みをする、ローカルな飲み方のことも表します。
私はこの「タガイ」のスタイルでお酒を飲むことに3つのメリットを感じました。
- 1.飲んでいるみんなと同じペースで酔うことができる。
2.シェアしながら飲むことで、お互い親密な関係を結ぶことができる。
3.大人数で一つのお酒を飲むのでひとりあたりの金額が手頃になる。
必ず自分の番になったら飲まないといけないわけではなく、お腹がいっぱいになるとパスしたり、飲むのをやめたりすることができます。自分のペースで飲めないのはお酒が弱い人にとっては苦痛でしかないですよね……ですが「タガイ」なら安心です。
Dao Waterfalls
翌朝はもう一度海に入ったあと、Dao Waterfallsという滝に向かいました。目的地までにはジャングルのような森を通るのですが、まるで別世界にきたような感覚です。
歩くこと10分、ようやく滝に到着しました! 私たちのほかには誰もいなかったので、プライベートFallを満喫。写真を撮ったり、湖の上に浮かんで景色をみたり、子供に戻ったようにわいわい楽しみました!
45分ほど滝で遊んだ後は、お昼ご飯を食べてからみんなの家に向かいました。翌日は仕事だったので、帰りの車の中では「仕事のことは忘れて、このまま別の島に行っちゃおうか〜」などと冗談を言い合っていて……自分を含め、みんな休みの気分が抜けきれていない様子でした(ちゃんと休まずに出勤しましたよ!)。
まとめ
ということで、フィリピンでの年末年始の過ごし方をまとめてみました! フィリピンでは「家族と過ごす」という人がほとんどで、家族を一番大切にする文化が素敵だなと思いました。日本では味わえない体験ができて、思い出に残る年末年始になりました。
セブでは、一緒に働く仲間を募集しています! 自分の知らない世界に触れてみたい、そんな方はぜひご応募ください。さっき〜でした。
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