こんにちは、エディターのハダタローです。
僕の趣味はスノーボード。冬になれば極上のパウダースノーを求めて、天気図を毎日のようにチェックしています。
▲黒姫高原スノーパークから望む野尻湖
そんな僕にとって理想的な環境にあるのが、長野県信濃町。黒姫高原スキー場をはじめ、世界中のパウダーフリークを魅了する妙高や斑尾高原といったスキー場へのアクセスも抜群です。
冬に限らず、春は山菜採り、夏は野尻湖でのSUPやカヤック、秋はきのこ狩りと春夏秋冬それぞれのアクティビティを楽しめるのが信濃町の良いところ。
▲2月に行われたどこでもオフィスの様子
LIGはそんな信濃町・野尻湖の目の前にオフィスを構えており、デザイナーのずんこさんと花ちゃんが働いています。僕自身は、東京と長野の二拠点生活に挑戦しており、月の半分を野尻湖オフィスで働いています。
「昼休みは湖に飛び込むか畑を耕してます」デザイナー・ずんこのスタイリッシュな田舎生活
今回は、そんな僕が愛してやまない信濃町へ安く早く行ける交通手段を紹介します!
高速バス〜とにかく安く行きたい〜
時間はかかってもいいからとにかく安く行きたい! そんな方におすすめなのが高速バス。信濃町への直通バスはないので長野駅までバスで行き、そこからしなの鉄道北しなの線で、信濃町の最寄り駅である黒姫駅まで行く形になります。
高速バスは、いろいろな会社が運行しており、会社によって3列シートだったり、広めのスペースを取れるゆったりシートだったり各社工夫を凝らしています。
個人的におすすめなのが、「WILLER TRAVEL」。フットレストやレッグレスト、コンセントもあるので快適です。
紹介する交通手段の中で、高速バスがもっともリーズナブル。昼便であれば最安1,400円、夜行便でも2,500円〜利用できます。長野駅から黒姫駅までの電車代が640円なので最安で約2,000円で行くことができます。
2,000円って安すぎません……?
ただし、高速バスがいちばん移動時間がかかります。長野駅行きの高速バスは昼便で4時間、夜便で5〜6時間。長野駅から黒姫駅が30分弱なので、移動だけでけっこうな時間を取られてしまいます。
時間 | 約4時間半(高速バス 4時間、電車 30分) |
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料金 | 約2,000円(高速バス 1,400円、電車代 640円) |
- メリット
- ・交通費が安い
・夜行便なら移動時間がほぼ寝てられるなので楽
- デメリット
- ・移動時間が長い
・休憩場所でしかトイレに行けない
・夜行便で寝られないとつらい
新幹線〜とにかく早く行きたい〜
お金はかかってもいいからとにかく早く行きたい派の方におすすめなのが新幹線。長野に向かう新幹線は北陸新幹線で、「かがやき」「はくたか」「あさま」3つの種類があります。「かがやき」と「はくたか」は金沢まで、「あさま」は長野駅が終点です。ちなみに「かがやき」は指定席のみの販売となっているので注意してください。
新幹線だと上野から長野まで約1時間半で到着します。長野駅から黒姫駅までかかる時間が約30分なので、最短で2時間で信濃町まで行くことができます!
たったの2時間……!
Netflixで映画を1本見ている間にあっという間に到着しちゃいます。
短時間で行けるのは魅力的ですが、その分交通費は高くついてしまいます。
ちなみに、お金はかかってもいいので最速快適に向かいたいという方は新幹線のファーストクラスといわれている「グランクラス」がおすすめです。いつかは乗ってみたい憧れです……!
時間 | 約2時間(新幹線 1時間半、電車 30分) |
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料金 | 約8,000円(新幹線7,470円、電車代 640円) |
- メリット
- ・移動時間が短い
・本数が豊富なので時間の調整がしやすい
- デメリット
- ・交通費が高い
・トンネルの中は電波が繋がらない
車〜現地で自由に回りたい〜
マイカーを持っている方や、大勢で行く場合におすすめな交通手段が、車です。だいたい上野から信濃町の距離が約300km、約4時間(休憩込み)かかります。
車で行くメリットは、なんといっても自分たちで自由に移動ができること。友達同士で行くなら車内も楽しいものですよね。
東京から長野まで上信越道を通って行く場合、個人的におすすめのSA、PAを紹介します。
ひとつめが、群馬県の横川SA。ここの名物が「峠の釜飯」です。具沢山で美味しいのでぜひ一度食べて見てください。ちなみに「峠の釜飯」は弁当として持ち帰ることもできるんですが、毎回この釜飯の器の使い道で困ります。誰かいい利用法があったら教えてください。
次におすすめなのが長野県の佐久平PA。ハイウェイオアシスがあり、冬は佐久スキーガーデン「パラダ」と直結しています。温泉もあるので、運転に疲れたらちょっとお風呂で休憩もできます。
時間 | 約4時間(車3時間半、休憩30分) |
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料金 | 約10,000円(ETC料金5,840円、ガソリン代 1l/150円 4500円) |
- メリット
- ・人数が多いほど交通費が安くなる
・現地で自由に行動できる、寄り道できる
- デメリット
- ・1人だと寂しい
・ドライバーは疲れる
黒姫駅から野尻湖オフィスまで行くには
LIGの長野オフィスがある野尻湖までの交通手段をご紹介します。電車で黒姫駅まで来た場合は、そこから路線バスが利用可能です。
野尻湖までは、熊坂・野尻線に乗ります。運賃は、200円で中学生以下は無料です。ただ、こちら注意が必要で、黒姫駅→野尻湖、野尻湖→黒姫駅に向かうバスは、それぞれ1日3本しかありません。路線バスを利用する場合は、絶対に時間に乗り遅れないようにしましょう。
- 黒姫駅→野尻湖
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- 15:38発→15:46着
- 16:50発→16:58着
- 18:08発→18:16着
- 野尻湖→黒姫駅
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- 6:35発→6:45着
- 7:35発→7:45着
- 17:35発→17:45着
知っておくとお得な情報
意外と知られていないのですが、信濃町に観光目的で行く場合、「観光タクシー補助制度」というお得な制度を利用することができます。簡単に説明すると、公共交通を利用して観光目的で訪れた人は、タクシーの初乗り料金(約700円)を割引しますよ! という制度です。助成券は、黒姫駅や駅内にある観光案内所でもらえます。観光の足に困ったらぜひ利用してみてください!
- 対象
- 公共交通を利用して観光目的で訪れた方及び町内に別荘を所有する方
- タクシー運行区間
- 1.黒姫駅 ~ 観光地
2.黒姫駅 or 観光地 ⇔ 宿泊(滞在)地
3.観光地間 等
- 助成券の発券場所(各施設のスタッフにお問い合わせください)
- 1.黒姫駅
2.信濃町観光案内所(黒姫駅内)
3.信濃町総合情報センター(道の駅しなの内)
4.一茶記念館
5.黒姫童話館
6.野尻湖ナウマンゾウ博物館 等
まとめ
どうでしたか? 長野というと「遠い」と感じがちですが、こうしてみてみると意外と安く短時間で行ける方法もあります。
ちなみに、僕がもっともおすすめしたい交通手段は高速バスの夜行便です。24時過ぎに都内を出発して、出発と同時に爆睡、朝の5時〜6時には長野駅に着きます。最近の高速バスは、寝心地もよくなっているので長距離でも意外と快適ですよ!
ちなみに信濃町での宿泊は、LIGが運営するゲストハウスLAMP野尻湖がおすすめです! ゲストハウス内のレストランでは旬の食材を使った食事が楽しめますし、ちょうどいまの季節は「きのこ狩りツアー」にも参加できます!
「きのこ狩りツアー」は大人気のアクティビティなので、ご興味のある方は早めの予約がおすすめです!
ぜひ、信濃町に遊びに来てくださいね!