こんにちは。Webディレクターのしゅんです。
今日は、僕がどうやって英語力を伸ばしたかについてのお話をしたいと思います。
大学入学時に受けたTOEICの点数は、990点中280点。周りの友人を見渡しても僕より低い点数を取った人は誰一人いませんでした。
そんな僕でしたが、現在は英語を使いながらフィリピン人スタッフと連携し、Webディレクションができるようにまでなりました。
TOEICは英語力を示す指標として正しいか否かは置いといて、大学入学時280点だった僕が、大学卒業時には875点を獲得した奇跡がどうやって起きたのかをお届けします。
将来海外で仕事をしたい方、海外出身の方と働く環境を目指す方、そしてTOEICを伸ばしたい方などに読んでいただければと思います。
※ この記事は、TOEICの点数をあげるためのテクニックやノウハウを示した内容ではありません。あくまで僕の体験談を記載したものとなります。
暗黒の280点時代
大学に入学してすぐに受けさせられたTOEIC。TOEICの存在すらあまり知らなかった僕は、特になにも考えずに受験をしました。
……結果は990点中280点。
大学入試のときに猛勉強した英語では、まったく歯が立ちませんでした。
きっかけ(フィリピン短期留学)
大学に入学して1年。ダラダラと「ザ・大学生な生活」を送っていた僕。大学2年生になった途端に急に意識が高くなり「何か行動しないと!」と思うようになりました。
そして、フィリピン留学へ。1ヶ月の短期留学で、はじめての海外。空港についた瞬間、途上国の熱気と異世界感に圧倒されたのを今でも鮮明に覚えています。
英語で誰かと話した経験もなかったので、最初の授業はボロボロでした。
先生:How are you?
僕:あ……あいあむ……ふぁい……ん
こんな超基礎的なことも、恥ずかしくて自信がなくてまったく回答できませんでした。
1ヶ月後、短期留学先を卒業するときには、「ちょっとだけ英語に慣れ始めて英語を話すことへの抵抗がなくなってきた! 楽しくなってきた」ぐらいにはなっていました。
この経験が僕の英語人生、海外への意識をあげるきっかけとなりました。
飛躍(休学)
短期留学後、英語の習得したい熱欲と、もっと途上国を知りたい欲が爆発し、大学を一年間休学することを決めました。一年間の休学期間が始まる前に、事前に決めたことは5ヶ月間フィリピンで勉強をするということだけ。
その5ヶ月間で絶対に英語マスターして海外で働いてやる! という強気な気持ちで日本をあとにしました。
長期フィリピン留学
5ヶ月間のフィリピン留学は、本当に勉強しまくりました。
朝から晩までマンツーマンの授業とグループの授業を詰め込み、放課後は夜中まで自主勉強。英語を実践的なシチュエーションで使うために、毎週日曜日はボランティア、不定期で現地の人にインタビューをして記事を書いたりしていました。
特にTOEICの対策をしていたわけではないのですが、この5ヶ月を終えた時点でTOEICは600~700点ほど。日本人発音でしたが、英語での会話には抵抗がなくなっていました。
「5ヶ月間で絶対に英語マスターして海外で働いてやる!」という休学前に誓った目標を達成するために、インターンに応募してSkype上での面接を受けまくり、やっと掴んだ海外インターン。
行き先はカンボジア。
マレーシア人が創設した国際NGOで英語の先生をやることになりました。
インターン期
フィリピン留学を終え、カンボジアのSOLS24/7という国際NGOでの仕事が始まりました。
首都プノンペンで1週間だけ研修を受けて、カンボジアのど田舎・スバイリエンでの5ヶ月間に渡る英語教師生活が始まりました。
この期間が一番英語力が伸びました。
周りに日本人は一人もなし。同僚はイギリス人、インド人、東ティモール人。カンボジア人生徒との会話はもちろんすべて英語で、英語漬けの毎日が始まりました。
朝9時から夜19時までひたすら英語の授業。教えられるほどの英語力がなかった僕は、授業の準備を夜中までやって、シャワーを浴びているときも布団に入ったあとも、自転車で通勤しているときもブツブツ英語の練習をして、なんとか授業を成り立たせていました。
やっぱり英語は「使う」ことが一番重要です。
カンボジアでの生活が終わってフィリピンに戻ったときに、知人のフィリピン人は僕の英語の伸びに本当に驚いていました。
あのまま1年間留学先で勉強してたら、英語でのスピーチ、大勢の前で英語を教えること、英語で会議すること、英語で生徒と言い合いする経験は絶対にできなかったです。
崖っぷちに立って、無茶な環境で英語を使うことが、英語力をあげる一番の近道であると実感しました。
達成(TOEIC再受験)
帰国後に受けたTOEICの結果は875点。対策などは特にしていませんでしたが、280点のときに比べると、文章の理解も聞き取りも、スピーキングも遥かに伸びたな、と思いました。
まとめ
英語は、ちょっと学んだら「使う」ことが一番重要です。
これから英語を頑張りたいと思っている人は、与えられた期間のすべてを留学に費やすのではなく、英語を使って何かをしないといけない環境に身を置くことをおすすめします。
仕事でもいいですし、ボランティアでもいいですし、そのような環境はいまどきたくさんあると思っています。
そこで、僕が学生時代に戻ったなら絶対やりたいのが弊社LIGのセブ支社でのインターン(宣伝臭くてすみません、でも本気でそう思っています)。
実際に僕も学生生活の最後に4ヶ月半程セブ支社でインターンを経験しました。
詳細は下記の記事を読んでいただければ分かると思いますが、これからの世の中を生き抜くために重要だといわれているITと英語を両方学べる環境が、LIGのセブ支社にはあります。
▼僕がLIGのセブ支社での経験を書いた記事はこちら 熱意だけで飛び込んだLIGセブ支社でのインターン。そこは僕にとって最高の環境でした。
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以上、しゅんでした。
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