Webデザイナーになるには?LIGの現役デザイナーが教えるキャリア

Webデザイナーになるには?LIGの現役デザイナーが教えるキャリア

藤田

藤田

こんにちは、デザイナーの藤田です。

LIG に入社して早3年、Web デザイナーとして忙しくも多くの仕事をしてきました。そうした日々において「Webデザイナーってどうやったらなれるの?」「Webデザイナーってどんなことをしているの?」といった質問をされることが多くあります。そこで今回、僕が考えるWebデザイナーになるにはどうしたらいいのか?どんな仕事なのか?についてご紹介します。

 

LIGの現役Webデザイナーの話

Q1. Webデザイナーの仕事とは

わかりやすくいうなら、Webサイトの見た目の部分をデザインする仕事です。求められる仕事の範疇は、大きく分けてお客様からの依頼でおこなう受託制作と自社サービス制作の2つで分かれます。

会社によりけりですが、LIGでの受注制作の場合は依頼をもらって「どういった課題があるのか」をヒアリングし、そのニーズにあったデザインをおこなうというのが主な仕事内容となります。ただ、会社によって本当にやる範囲はさまざまなので、コーディングまで担当する場合もあります。

サービス制作の場合は、Webデザイナーの主なコミュニケーション対象がサービスのユーザーとなるため、アクセス数やクリック数などからユーザーの動向を分析・調査します。その結果をデザインに落とし込み、サービスの収益へとつなげることを求められます。

2つの違いについて、カルチャーウェブマガジン「 CINRA 」を運営する株式会社 CINRA 代表の杉浦太一さんが「医療」にたとえてわかりやすく説明しているので、こちら を見ると両者の違いがわかりやすいです。

 

Q2. Webデザイナーが使うソフトとは

デザインで使っているのは Photoshop(フォトショップ)や Illustrator(イラストレーター)がメインですが、海外のトップエージェンシーなんかだと WebGL という技術でビジュアル表現をおこなう時代にもなってきています。

僕は趣味でマークアップをする程度なのでサブライムテキストというコーディングツールを使っていますが、うちのフロントエンドエンジニアたちは「 PHP Storm 」というツールを使っています。

Photoshop は画像加工とWebサイトのレイアウトを作るときに使っています。Illustrator はベクター画像を作る際に利用しますね。最近はSVG形式のデータをサイト上で読み込むことが多いので、それらの作成をするときはイラストレーターを使います。

 

Q3. Web制作の流れが知りたい

サイト制作の依頼は、「直接企業からの依頼」か「代理店からの依頼」の 2 通りに分かれます。
直接お客様から依頼を受ける場合は、以下の流れになります。

  1. ヒアリング
  2. 課題調査
  3. 分析
  4. コンセプト設計
  5. デザイン
  6. マークアップ
  7. システム構築
  8. デバック・納品

案件にもよりますが、LIG ではデザイナーは 1 〜 5 を担当します。代理店経由の案件の場合は5から制作がスタートすることが多いです。

基本的には社内で作業をすることが多いですが、案件によってはクライアント先に常駐する場合もあります。

 

Q4. Webデザイナーになるまでって?

僕は4年制大学を卒業した後、クラブで DJ をしたり、営業を経験したりしました。その後、デザイナーとしてのキャリアを積むべく学校に入学し、デザインの基礎を学びました。入学したところはシステム的にはデジハリと同じようなカリキュラムがあって、それに従って勉強していきました。

でも、結局卒業できなかったんですよ。JavaScript の授業でついていけなくてしまって……。Web 制作って、もっと感覚的(ペイント的な感じ)だと思っていたのに実際はバリバリのコードを書くような感じでイメージと違ったんです。いったん JavaScript で挫折し、学校に行かなくなっちゃったので、デザインの勉強やマークアップは独学で勉強をおこないました。

就職活動を始めて一社目がなかなか決まらなかったのですが、とある面接官が親切で、ポートフォリオはこんな風に作ったらいいよみたいに教えてくれたんです。そこから一年かかって Web 制作会社に入社し、そこから転職して LIG に入りました。

 

Q5. Webデザイナーのキャリアって?

昔だと、いわゆるディレクターってポジションはデザイナーの上位互換のイメージだったんですけど、今は変わっています。LIG でもそうですが、職種を変えず、お客様とより密接にコミュニケーションを取る能力を伸ばし、デザイナーならアートディレクター、エンジニアならテクニカルディレクターというポジションになるケースが多いです。

 

Q6. Webデザイナーの適性ってあるの?

必ずしもセンスがなければいけないってことはないです。ただ、デザインを好きと思う気持ちであったり、向上心がない人は難しいのかなと思います。他のどの職種でも同じことが言えますけどね。

 

Q7. Webデザイナーになる難易度は?

人によりけりですが、僕は結構苦労しました。Web 市場での需要は多いので、とにかく会社には入れさえすれば、スキル自体は身についてい来ます。まずは下積みできる環境を見つけることが第一歩です。

 

Q8. Webデザイナーになるまでにかかる金額

僕は総額で 60 万円くらいかかったと思います。独学の場合は、ちょっとわからないですが、学校に関してはだいたい 50 万円前後だと思います。学校に関しては「短期集中コース」と 2 年間ぐらい通う「長期間型コース」の 2 種類があります。

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Q9. 業界未経験でもなれる

ハードルがとてつもなく高いわけではないですが、はじめに覚えることが多いので、Web デザイナーになりたいという気持ちが強い人じゃないと、途中で挫折しちゃうこともあります。

デザイナーって、常に学び続けていかなきゃいけないんです。毎日インプットの時間をとって「これはどうしてこのデザインなんだろう」っていうのを日々考え続けていかないといけない。「なぜ?」っていう疑問を常に持っていることが成長に繋がると思います。

 

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デザイナーの藤田です。 野球とビールと猫が好きです。 ジョブズの「来る日も来る日もこれが人生最後の日と思って生きるとしよう。」という言葉が好きです。言葉の通り毎日、全力投球で頑張っております。 どうぞ、よろしくお願い致します。

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