カードゲームを愛する全てのITエンジニアに朗報!南青山に「マジック×IT」のすごい会社が誕生した

カードゲームを愛する全てのITエンジニアに朗報!南青山に「マジック×IT」のすごい会社が誕生した

紳さん

紳さん

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こんにちは、ライターの紳さんです。僕はマジック・ザ・ギャザリング(以下、マジック)というカードゲームが死ぬほど好きです。

ありがたいことにLIGでも公式からの依頼で

このようなマジックの宣伝記事を書かせていただいたことがあります。

 

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記事の中では2005年に住んでいたアパートが全焼して全てのカード資産を失ったことも書きました。

この火事で一番最初に頭をよぎったのが、「はたしてヴェクの聖騎士も燃えるのだろうか?」という疑問でした。マジ、ゲーム脳って恐い。

※跡形もなく燃え尽きてました。

 

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※マジックにはこんな可愛いらしいイラストのカードはありません。大体、骨とか血が描かれています。

さて、LIGブログ読者の中には「マジックを知っている、プレイしたことがある」という方も多いのではありませんか?どういうわけかIT系のエンジニアにはマジックプレイヤーが異様に多いというデータがあります。

過去にグランプリと呼ばれる数千人規模のマジックの大会でアンケートを行った結果、「職業:エンジニア」と答える方が非常に多かったことや、大会の上位入賞者のプロフィールにもエンジニアという表記が多かったり、世界的にそのような傾向があるのです。

グランプリ東京2016で行われたマジックの企業対抗戦も、参加した会社の多くはIT企業でした。

 

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そこに目をつけたのが、今回紹介させていただく株式会社Sekappy(セカッピー)。今年の4月に設立したばかりのIT企業です。

「IT・情報システム分野の自社開発と受託開発、メディアサービスを提供する会社」ということで、一見すると普通の会社を装っています。

 

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オフィスも綺麗。

 

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綺麗。

 

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綺麗なんですが、この会社はガチで普通の会社じゃないということを僕は伝えたいのです。

何がすごいのかというと、マジックに全力ベットし過ぎというところです。

 

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Sekappyの代表取締役社長、高桑祥広さんはLIGとの付き合いも非常に長い方。

LIGという会社がまだIT業界で決して有名ではなかった2010年頃、積極的に仕事を発注し、当時のLIGを支えてくれました。

晴れる屋」というマジックユーザーなら知らない人はいないであろう、超有名Webサイト(EC、実店舗も兼ねる)があります。その前身となる「HappyMTG」の頃からLIGが開発・保守運用を担当していましたが……

ある頃から仕事をLIGに発注してくれなくなりました。

そんな高桑さんが「ITの会社を立ち上げる」と言い出したのですから、「よろしいならば戦争だ」という展開を覚悟します。しかし、話を聞いてみると非常にユニークなアイディアを持っておられたので、いっそのことLIGで取り上げることでWin-Winな関係性を築けるんじゃないかと思い、今回の記事を書くに至ります。

 

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取締役副社長の高橋将一さんもそこそこヤバイ人です。

公式ホームページに掲載されたメッセージを引用させていただくと

Sekappy(セカッピー)には『マジック:ザ・ギャザリング』というマインドスポーツで思考力を磨き続けてきた知的エリートが多く在籍しています。これまで広告代理店や飲食店の経営を通じて、数多くの人々と仕事をしてきた私ですが、こと『マジック』業界の人々の聡明さには驚かされました。彼らのポテンシャルを生かす場所をつくり、その力を世に広めたい。この一心で設立したのが、Sekappyです。何にも勝る”本気の遊び”は世界を変える。私は『マジック』の力を信じています。

 

マジックプレーヤーに対する信頼が高すぎる。

マジックに全力ベットして会社を立ち上げてしまった2人に、心からの祝福を送りたいという気持ちを込めて取材させていただきました。

 

2分で終わったインタビュー

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-セカッピーを立ち上げた理由について教えてください。

高桑さん:紳さんもご存知の通り、カードゲームをやっている方、とりわけマジックプレーヤーはエンジニア属性の方が多いんです。これは「マジックとエンジニアは極めて相性が良い」ということ。マジックによって培われたロジカルな思考力、問題解決能力、知的好奇心を仕事にフルで活かせる職業、それがITエンジニアなんじゃないかと思いました。マジック×ITを標語に頑張りたいです。

 

-では、具体的にマジック好きのエンジニアを集めて何をするのでしょうか?

高桑さん:弊社の経営理念が”本気の遊びは暮らしを作る”というものなのですが、とにかく仕事と趣味を分けないというスタンスで働いて欲しいと思います。マジックに全力の情熱を注ぎながら、仕事も楽しんでとことん打ち込んで欲しい。人生において「好きじゃないことはやらなくて良いのが理想」だと思うのですが、セカッピーはそれを実現させる会社にしたいです。具体的に何をするかの答えになってないですが。

 

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高橋さん:ぶっちゃけ、その辺のことはセカッピーの人材募集特設LPを見るのが何よりも分かりやすいと思います。7/13〜7/25はオフィス見学会もやっていますんで。

 

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▲マジックが好きなITエンジニアを絶賛募集中のセカッピー。

 

-なるほど。それでは特に聞くこともなくなりました。ありがとうございました。

高橋さん:ありがとうございました。

 

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-あ。ところで、どうして南青山にオフィスを構えたのですか?

高桑さん:青山ってすごいマジック的な地名なんですよね。「青」ってマジックでいう最強色ですし、「山」もマジックでいう最強の土地(※諸説あり)じゃないですか。この2つが合わさることで最強に見えるんですよね。それに、青と山(赤)ってことはイゼットカラーでもあるんです。ちなみにイゼットっていえば、マジックのニュースサイトで超人気のイゼ速がありますよね。あのサイトもセカッピーで運営することになりました。管理人の方もセカッピーに入社したので。

 

-なるほど。ありがとうございました。

高桑さん:ありがとうございました。

 

セカッピーのここがすごい!
・社員はほぼ全員がマジックプレーヤー。社長は元日本代表

・マジックプレーヤーのエンジニア適性をめちゃくちゃ信用している

・仕事と遊び(マジック)を本気で両立させようとしている

・社内に16席のデュエルスペースがある

・デッキの貸し出し、新カードセットが発売するたびに1ボックスが支給されるなど、「マジック福利厚生」がある

・マジックに絡めたハッカソンや勉強会を頻繁に行う。マジック自体の勉強会も仕事として行う

・こっそりイゼ速を買収していた

・1人だけマジックを全くやらない美人の女性スタッフがいる

 

かつてここまでマジックに理解があり、マジックを仕事に取り入れるIT企業があっただろうか?

いや、ない。

マジックプレーヤーにとってはこの上ない職場であることは明らかですね。

 

会社設立パーティーに参加してみた

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先日、セカッピーさんが会社設立パーティーを開いたのでその様子をお伝えします。
 

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この肝心な日に風邪をひいてノドをやられた社長の代わりに、副社長の挨拶で乾杯。

 

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マジックやITメディア関係者が多く集まっていました。

 

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晴れる屋を立ち上げ、日本を代表するマジックビジネスの第一人者となった齋藤友晴さんも出席。

「マジックを盛り上げるためにやりたいことがたくさんあるが、晴れる屋では実現が難しい施策があった。セカッピーにはそこを期待したい」と話してくださいました。

ちなみに齋藤さんはセカッピーの社名の名付け親でもあります。“マジックとITで世界をハッピーに”という想いからセカッピーという社名を思いついたそうです。

結果、社名に”マジック”と”IT”のどちらの要素も残りませんでした。

 

 

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そして、突如として始まるマジック。

 

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これがIT企業の会社設立パーティーの様子なんですよ。すごくないですか?

関係者がマジック好きすぎるとこうなります。

 

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マジックプロツアー殿堂入り、プラチナプロの八十岡翔太さん。素敵な笑顔ですね!

 

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野生のレベル2ジャッジも参加。

世界初じゃないですかね。設立パーティーにジャッジを呼んだ会社は。

 

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本気でマジックを仕事にしよう、という熱意が伝わってくる会社設立パーティーでした。

ちなみにこちらの会社、要望があればデュエルスペースとしての開放も行うそうです。どんな会社だよ。

 

まとめ

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株式会社Sekappy(セカッピー)

群雄割拠のIT企業の中に、また一つすごい会社が生まれたな、という印象です。

仕事と遊びを分けることなく、「マジックプレーヤーのITエンジニアとしての素質」に着目し、マジックというコンテンツを軸に据えた会社の組織づくりはとても良いアイディアだと思いました。

僕もセカッピーさんの取り組みを見習って、どんどん好きなことを仕事に繋げていく柔軟な発想力を身に付けたいです!

応援していますので、頑張ってくださいね! セカッピー!

 

 

 

追伸:高桑さん、またLIGに仕事くださいね。

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メディアクリエイターの紳さんです。 商品やサービスの宣伝、PRの為の効果的な企画、マーケティング手法を0ベースから考え、最良な予算の使い方をご提案するような人物に憧れています。 最近、Twitterを始めました。 クライアントに寄り添い、抱える悩みを自分ごとのように消化できるような、そんなクリエイターを目指しなさい、と母に言われて育ちました。

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