オウンドメディア成功の秘訣は「ロジカル×エモーショナル」。必要な戦略と事例を大公開!【PLAN-B×LIG共催セミナー】
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2016.12.03
#5
サイハテ村通信

NASAも注目?アースバッグを使ってかわいい壁と花壇を作ってみた!

ゆうき

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こんにちは!

熊本三角エコビレッジサイハテ住人のゆうきです。

最近村づくり業界で噂されている“山盛りの土で作る構造物”その名もアースバッグ工法というものがあることを皆さんはご存知でしょうか??

 

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アースバッグ工法の歴史自体まだ浅く、発案者のイラン人建築家ナダー・カリリ氏がアメリカはカリフォルニア州で研究所を設立したのは1991年。日本では2012年からここ熊本三角エコビレッジサイハテ村での取り組み以降、日本でのアースバッグ工法の普及を目的とした日本アースバッグ協会も設立されました。

 

話題のアースバッグの魅力って?

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アースバッグ工法の魅力を簡単に説明すると、子供や女性でも作ることができること。どこにでもある安価な土を主材とすること。そして何よりこの工法が行き着く先は台風や地震、火災などの災害に強く耐久年数が長いことが挙げれらています!

 

また驚くことにアースバッグ工法の論文発表後、アメリカ航空宇宙局(NASA)で月面基地をアースバッグで建造する事が検討されたり、火星などでも建築可能であるという話まであるんだとか。

アースバッグ(Earth Bag)とは、建築構造の一つである。土を詰めた土嚢袋を、家の形状に積み上げていく事で建造する建物や、その工法を指す。
Wikipedia-アースバッグ-

アースバッグ工法を使って可愛い壁と花壇を作ってみた!

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このアースバッグ工法を使ったらサクラダファミリアで有名なガウディのようなベンチや花壇も作れるのでは?との検証の元、アースバッグビルダーを講師に実際にくねくねした可愛い壁と花壇を作ってみました!

 

Step1〜ラインと基礎を作る!〜

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何を作るにも土台となる基礎がしっかりしていないといけません。水平を取るために木に目印を付けてアースバッグを置く場所のラインと、基礎の高さを一定にするため砂利を入れて叩き固めます。

 

Step2〜アースミックス作り!〜

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アースミックスとは、土嚢袋に詰める土を主材として砂利やセメント、消石灰を配合された土のこと。まずは地元で採れた赤土を特製のふるい台で細かい土だけを選別します。(※赤土:2tトラックで平盛り3,500円、砂利:4,500円。今回は赤土2車、砂利1車分使用)

 

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アースミックスの割合は、土40ℓに対して砂利8ℓ。セメントと消石灰はそれぞれ4ℓ。今回は腰の高さくらいの壁と花壇なので、硬化率をギリギリまで下げてみました。(※その土地の土により割合は変わるため、実際に固まるか日本アースバッグ協会が教える硬化テストを試しましょう)

 

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ここで登場するのが村づくりの強い味方コンクリートミキサー! これがないと手練りで混ぜないといけないのですが、使う量が半端ないので借りてでも用意しておくことをお勧めします!

 

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水の量は……説明がなかなか難しいのですが、利き手ではない方の手でギュッと握り、腰の高さから落としてみて崩れないくらいの微妙な水加減が必要です!

 

Step3〜バギングの瞬間!〜

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この長いのナニ? と思われたかと思いますがこれはアースバッグの為に作られた特製の土嚢袋! その名も“ロングチューブ”です! 日本アースバッグ協会でのみ販売されていますが、今回使用したのは14インチ幅のロングチューブ。壁の長さがおよそ12mだったので費用にして8,000円ほど。

 

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土嚢袋にシワがよらないように均一に土を入れていくのがなかなか大変!まるで蛇のような一本の土嚢袋、ロングチューブと呼ばれるのも納得がいきます!

 

2時間半かけて1本目完成!

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ようやく1本目が完成しました!参加者のほとんどが未経験だっため、アースミックス作りからバギング(土をバッグに入れていく作業のこと)まで2時間半もかかりましたが、ライン通りなかなか良い仕上がりになっています!

 

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なんとも昼寝に最適な枕が完成です!

 

〜fin〜

…ってのんきに昼寝している場合じゃありません!

 

Step4〜今日も俺のタンピングが加速するっ……!〜

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まだまだ1段目。1日目のノルマは3段なので急いで2段目を作らないといけません。まずはこの1段目をタンパー(叩き固めるためのもの)を使って叩き締めます!

スピードが上がる2・3段目!

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女性陣にモテるため……僕らも本気を見せないと!

(……ひげ面のせいか全然モテませんでした)

 

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1段目の倍のスピードで2段目が積み上がります!

 

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3段目にいたっては1時間を切ってきました!(女性陣コツを掴むのが速すぎるっ!)

 

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遂に1日目のノルマ3段が完成しました!

長いベンチならこのくらいでちょうどいい感じです。

 

ぐねぐねの壁完成なるか!?

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2日目の今日は、4段積んで壁を完成させよう! というスパルタ具合にも女性陣はひるむことなく作業を進めます!

 

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5段目が積み上がったところで、あいだに小さな枕を置きます。これは山なりのデザインに仕上げるためです。

 

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サイハテ村の子供達も手伝ってくれるなか、女性陣は黙々とアースバッグを積み上げていきます。

 

2日目で壁の積み上げが終了!

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アースバッグ工法の特徴である自由な曲線と表現力が生かせれていますね! このぐねぐね感はデザイン性だけでなく、奥行きを持たせることで強度も高くできるのだとか。

 

3日目〜花壇を作ろう!〜

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壁と同様まずはラインと基礎を決めていきます。水平を取る事も忘れずに!

 

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花壇部分は市販されているちょっと細長いまくら土嚢を使用します。壁との接合部分には20cmほどの鉄棒を刺して固定させます。

 

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まくら土嚢を積み上げる時は接合部が重ならないように気をつけましょう!

 

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壁の部分もそうでしたが、バッグを固定させるために等間隔で鉄棒を地面下まで打ち込んでおきます。これでバッグ同士がズレたり崩れたりすることを防止するんだとか。

 

あっという間に花壇が一つ完成!

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一つひとつ作っていくのは手間ですが、まくら土嚢ならひとりでもバッグに詰めて積み上げられるので、こんな感じに併用すると良いですね!

 

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一日で未経験の女性4人だけで花壇4つ作れちゃうってのが素敵ですね。これなら休日を使って親子や家族で花壇作りも楽しめそう!

 

3日目で積み上げ終了です!

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ほぼ女性の力だけでアースバッグの壁と花壇が完成しました!
積み上げに費やした期間はたったの3日間。制作にかかったコストは現時点で3万円もかかっていません!

次回はいよいよこのバッグを剥がして塗り〜装飾の段階に入って行きたいと思いますが、子供や女性でも簡単に作れるアースバッグ工法の可能性はどんどん広がっていくと……感じざるを得ません!

 

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いよいよ次回で完成です! 後編もお楽しみに〜!

 

〜fin〜

 

アースバッグを学びたい方はこちら12月26日ワークショップ開催決定!

サイハテ村のHPはこちら三角エコビレッジサイハテ