- 前回までのあらすじ
- 通年通り、色々と無かったことになった。
■ハロウィン物語シリーズ
LIGのハロウィン物語 第1話『ジャック・オ・ランタン』
LIGのハロウィン物語 第2話『トリック・オア・トリート』
LIGのハロウィン物語 第3話『ハッピー・ハロウィン』
LIGのハロウィン物語 第4話『ショック・ザ・パンプキン』
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「ねぇ… 4号…」
「……………。」
「4号… 4号ってば。 聞いてる?」
「……………。」
「…なんだ、吉川? 4号じゃなくて、紳さんだろ。 年上は敬え」
「へみ? よ、吉川って誰のことっすか?」
「吉川はお前のことだろ」
「いや、そうじゃなくってさ。あ、あのね…」
「ほら、見て見て!」
「………。」
「ね? わかるでしょ? ね?」
「………。」
「わ、私は何号だっけ? 何号なんだっけかな〜?」
「………。」
「今年はハロウィンなんて関係ねぇ。仕事に戻れ、吉川」
「え…? なんで?」
「年に1度の更新で、5年目まで続いてるコンテンツだよ? LIGのファンもみんな楽しみにして…」
「このコンテンツを楽しみにしてるヤツなんていないよ」
「!!」
「今年からLIGのハロウィンは廃止です。以上、解散」
「ひどい… どうしてそういうことを言うの…」
「てゆーか、吉川。1つだけ言わせてくれ」
「?」
「2号」
「3号」
「6号」
「27号」
「パンプキンガール」
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「みんな会社、辞めてるんだが」
「!!」
「何がLIGのハロウィン物語だクソが! 1年に1話しか進まないのに、そのたびに人が辞めてんじゃねーか! 毎回毎回、絵がつながらねーよ!」
「そ、それは…」
「なんなら俺もハロウィンを経験した後、1回辞めてんだよ!」
「!!」
「呪いだよ! ハロウィンの呪いで退職者続出だよ!」
「…退職者が出てるのは偶然じゃん」
「4年も偶然が続いたら、それはもう必然です」
「!!」
「どうしてもハロウィンがやりたいなら、ゾンビのコスプレして渋谷に行け」
「う… ううっ…」
「私は! せっかくのハロウィンを盛り上げようと!」
「なんなんだよ、お前のハロウィンにかける熱い情熱の源は!」
「う… ううっ… ひどいよ… あんまりだよ…」
「てゆーか、お前も呪われたんだから来年には…」
「やめて!そういうこと言わないで!」
「うっ… ううっ… どうしてこんなことに…」
「……………。」
「…でも、泣いたらスッキリした」
「!?」
「…私ね、いっつもこうなんだ」
「ただ明るく振る舞おうとしてるだけなのに、空回りしちゃって…」
「でも、もう決めたの。クヨクヨするのはやめようって」
「……………。」
「ごめんね、変なことに付き合わせちゃって。もう帰るから安心して」
「バイバイ。私の王子様…」
「吉川…」
「ちょっと待っ…」
「だーめっ!」
「!?」
「…恋人のフリをするのは、今日1日だけの約束でしょ?」
(…何の話!?)
「シンデレラの魔法は解けた。お姫様はカボチャの馬車で帰る時間よ」
(カボチャ in カボチャ になっちまうんだが)
「これで… 本当におしまい…」
ドンドンドンドン!!!
「ビクッ」
「きゃあ!!」
「!?」
「どうした、17号!?」
「な、なにか… 外になにかいる…!!」
「そんなバカな!? ヤツがもう来たって言うのか?」
「いくらなんでも、早過ぎるぜ…」
「できるだけドアから離れてろ、17号…」
「遅れてきたハロウィンパーティーの始まりだぜ?」
つづく(来年に)
当記事につきまして
日本中の人々が毎年、ハロウィンイベントを楽しみにしている中、このような反社会的とも取れる内容のゴミ記事が弊社メディアに掲載されてしまったことを非常に残念に思います。
今後はこのような人的ミスを防ぐため、LIGブログ編集部内のチェックフローを見直し、万全のセキュリティ体制を整えるつもりです。
尚、当記事に対するご質問、苦情等は一切受け付けておりません。あらかじめご了承くださいませ。