こんにちは、ディレクターの阿羅漢(あらか)です。
1巻、2巻、3巻、4巻に続き、『めぞん一刻』文庫本第5巻における、管理人さんについて語らせていただきます。
- この連載は、ぼくが心揺さぶられた「管理人さんの言葉」を勝手に語る備忘録です。全男性の理想である管理人さんに、読めば読むほど、深みにハマっていくのです……(((底なし)))
今回は、文庫本第5巻に収録されているエピソード【別れの18番ホーム】〜【一緒に住もうね】の中から、選りすぐりのセリフ5選を紹介させていただきます。
ぼくが『めぞん一刻(文庫本)』の5巻で振り回されたセリフ5選 ※ネタバレ含
めぞん一刻 (5) (小学館文庫)
- 著者高橋 留美子
- 価格¥ 648(2015/12/29 11:49時点)
- 出版日1997/02
- 商品ランキング130,872位
- 文庫338ページ
- ISBN-104091921752
- ISBN-139784091921758
- 出版社小学館
5巻は2人の距離がものすごく縮まりますよ! いつもの行ったり来たりするもどかしい感じを残しつつも、移動速度がとても早い!! これがあれでしょうか? 付き合う前のフラグってやつでしょうか?! 僕のフラグもどこかに立ってないかな? 見かけたら、ご連絡いただけますと幸いです。
「じゃあ、なんでセーターなんかもらってくるんですかっ。」
(エピソード「落ちていくのも」より)
こずえちゃんとの別れ話に行ったはずが、別れてないばかりか、セーターをもらって帰ってきた五代に対してのひと言。
これはまぁ、その通りですね。ただ、セーターを断り切れない五代の気持ちもわかるわけで……いやはや。なんてことはどうでもよくて、めっちゃヤキモチじゃないすかこれ! ここまであからさまなヤキモチは超絶羨ましい……。
実際「めんどくせぇかな?」と脳内イメージしてみたんですが、どう考えてもうれしい領域にしか入らぬですな……。
(この後……いつもの痴話喧嘩から大変な事故に発展してしまいます……)
「それにヤキモチを妬いたから……こういった事態に陥ったわけで……つまりあの……そのセーターはヤキモチの罰で……」
(エピソード「宴会謝絶」より)
入院している五代の着替えに、管理人さんはこずえちゃんの編んだセーターを持ってくる……
何を言っているのかまどろっこしい……が、いいんす。管理人さんはアタマの中を整理しながら、このセリフを話しているのです。今まで、自分の中にある五代への気持ちに対して見て見ぬふりをしていましたが、一言ひと言考えながら、自分は五代へ好意があり、他の女性からセーターを貰ったことにヤキモチを妬いたのだと、ようやく認めたのです。 #今フラグが半立状態
「まあ……元旦早々……」
(エピソード「愛の骨格」より)
目が合った五代が管理人さんに寄りかかり、距離が近づく2人。つい、そのままが顔が近づいていき……
と思ったら、救急車のサイレンが鳴り響き、そちらに気を取られてしまう……。体は密着しているのに、意識が別のところに飛んでしまっている状態の間の抜けた管理人さんの表情。たまりませんね。五代の腕にかけた右手も超かわいい。(詳しくは実際のコマを見てくださいー! かわいいから!)
「一年くらい私待ちますから……」
(エピソード「がんばってくださいね」より)
留年の実感が湧いてきたことから、落ち込む五代へかけたセリフ。
おお! 待つらしいっす! 今までは五代からのアクションに対して管理人さんが反応するという流れでしたが、これは初めての管理人さんからのアプローチなんじゃないでしょか?!(でも、「1年待つ」ってことは、その間は何も無しってことなんだろかw)このシーン、涙を浮かべながら手を握っているのですが、この辺からずっとボディタッチが続いているのです。これは完全に心の距離が詰まってきたということですね。
「生きてさえいてくれたら……こんな思いしなくてすんだわ……」
(エピソード「春の墓」より)
惣一郎さんのお墓の前で、1時間ほど心の中から語りかけた管理人さんが唯一セリフとして発した言葉。
ついに、心の整理をつけ始めた管理人さん。深い想いを胸に涙を流す表情は未亡人ならではの影のある色香が漂っています……。ここはめぞん一刻の中でも本当に名シーンです。
最後に
五代の入院を機に急展開の5巻!かなり距離が詰まってきた!ここまで近づいた状態で、今後どう展開していくのか?!滑り込みの最後の一話では一刻館に新しい住人も入居し…。残り5冊!折り返しです!
阿羅漢のひと言 ぼくのフラグありました? 見かけたらちゃんとご連絡くださいね。 |