Web事業部_クリエイティブ
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2016.01.18

全国から17卒学生を集め、長野県で2泊3日宿泊型ビジコンを開催しました

なっちゃん

みなさん、こんにちは。採用を担当しているなっちゃんです。2017年度新卒採用に向けて、多くの企業が説明会や就職活動イベントなどを開催し始めています。

LIGも、IMJやチームラボと一緒におこなっているCREATOR’S KITCHEN for STUDENTSや、はこだて未来大学での会社説明会、美人事カフェへの参加など、新卒採用に向けたさまざまな取り組みをおこなっています。

先日は長野県で2泊3日の宿泊型ビジネスコンテストをCROOZ株式会社と開催しました。今回はそのレポートを書かせていただきます。

なぜビジネスコンテストを開催しようと思ったのか

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LIGでは今まで、デザイナー、エンジニア、編集者などのWebクリエイターを中心とする新卒採用をひっそりとおこなっていました。しかし、ここ数年はWebの受託制作やLIGブログだけでなく、さまざまな分野に事業を拡大し始めているため、今後さらなる事業の拡大をおこなっていく上で自発的にビジネスを構築できる人材が必要になってきます。そこで、2017年度卒からは「0からビジネスを構築できる優秀な人材」の獲得に動き始め、その第一歩として、CROOZさまからお声掛けいただいた合同ビジネスコンテストを開催することにいたしました。

全国どこでも交通費を支給、宿泊費や飲食代も無料の2泊3日をLIGが運営するゲストハウス「LAMP」で開催し、エントリーのあった学生にはビデオチャットで面談と選考をおこない、本気でビジネスコンテストに取り組める空間と条件と仲間を提供いたしました。

かなり、ガチンコのビジネスコンテストです。

ビジネスコンテストでのテーマと提出課題

今回のビジネスコンテストで扱うテーマは、「地域社会×ITビジネス=地域活性化」です。

その中で出された課題は「2025年までに、ここ長野県信濃町の現在の総人口8,973人を、12,000人以上に増加させるビジネスプランを考案せよ」というもの。また、条件として「長期的に持続可能な年齢別人口バランスとすること」「3年で1億円以上の売上を計上し、通年黒字経営をおこなうこと」というものでした。

実際に地域活性が人口増、売上計上額だけで測れるものではないことは前提として、リアルな条件をもとにビジネスプランを組み立ててもらいます。

【2泊3日ビジネスコンテストの流れ】
1,信濃町で文化体験(そば打ち、燻製つくり、薪割り)
2,役場や地域住民の方からの町のお話
3,事前課題プレゼン
4,親睦会
5,グループワーク開始
6,新規事業立案の講義
7,中間発表
8,最終プレゼンと結果発表

そば打ち体験や地元の方のお話で信濃町を体感する

まずは全国各地より開催地LAMPの最寄り駅「黒姫」に集合し、そこから送迎車で移動。

今回のテーマである「地域活性」という部分に直に触れてもらいたいと思い、地元の「手打ちそば工房若月」でそば打ち体験をおこなってもらいました。
 

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「おばあちゃん可愛いぃ〜」という声が多く聞こえ、その場にいた現地住民の方々とコミュニケーションをとりながら長野の観光体験そば打ちをみんなで楽しんでいきました。

その後、今回の会場となるゲストハウスLAMPへ移動し、荷下ろしを済ませたあと、自家製燻製作りや薪割りを体験してもらいました。
 

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長野で活躍する弊社メンバーもおこなっている薪割りは、実際に体験してみると、コツをつかめばストンと割れるため、とても気持ちがいいです。体験しながらアイスブレイクになります。

役場や地域住民の皆さまからのリアルなお話

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その後LAMP内に移動し、信濃町総務課課長 高橋博司さん(左)とトライト一級建築士事務所代表である高遠慎悟さん(右)をお迎えして、地域ビジネスや行政としての考えをお話していただきました。

高橋さんからは、信濃町の現状と今後の人口ビジョン、創生総合戦略についてお話していただきました。

私たちの今回の課題では人口を12,000人以上にするというものに対し、町としては地域を維持するための必要最低限な数字である7,500人を目指すこと。そのためには、出生率を2人以上にすることと、こどものいるご夫婦が70世帯入ってこないと厳しいという現状などをお話していただきました。また、地域活性という言葉についても、中からと外からでは印象が違うというお話がありました。

幸せに暮らすという点に関しては一緒ではあるものの、中の人からすると「さびれているから地域活性化活動をする」というネガティブなイメージがあるため使わないというお話が印象的でした。
 

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高遠さんからは、地域の中で建築設計がどう絡んでいるか、ご自身が運営するフリースペース「モトホンヤ」についてお話を伺いました。高遠さん自身、信濃町で生まれて40年以上になりますが、そのほとんどを信濃町ですごしてきたそうです。だからこそいまは、「信濃町の中で快適に暮らすにはどうしたらいいだろうか」ということを考えながら仕事をしており、また、フリースペースのモトホンヤを通して楽しくなるような仕掛けを考えているというお話を伺いました。
 

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実際に頭の中でイメージしていた事柄とリアルな声は、似て非なるものがあることに我々も気付かされることが多かったです。

話を聞いてみて思ったことは、「地域活性化活動をしよう!」と外部から来て勝手に行動することは、その地域が廃れているというメッセージを住人たちに与えてしまう場合もあり、ときとしてよくないのではないかということです。人口増や売上高自体がそもそも地域活性化に繋がっているのか、本当の意味で地域活性とは何なのかを考えさせられるものとなりました。

ビジネスプランを組み立てていく

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次に、多くの学生が事前課題であったビジネスプランを発表してくれました。人口を増やすというテーマだったため、現状の人口の割合がどうなっているのかなどは事前に把握しており、その理由を調べたり考えたりして、そこから施策を考えていました。

アウトソーシングやリモートワークができる環境づくり、ブランディング強化による転入者の増加、転入させるために田舎で暮らす体験の提供など、さまざまなプランが提案されました。そこからグループワークを含めチーム分けをし、本格的にビジネスプランへの落とし込みをしてもらうことに。
 

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2日目の午後からはCROOZの新規事業担当・小原修平さんも加わり、新規事業立案のフレームワークについての講義をおこないました。新卒で立ち上げた事業が失敗した経験をもとに、ビジネスをやる上で何が必要なのかを、現在担当されているSHOPLIST.com by CROOZと比較しながらお話されていました。また、実際にメディア事業を立ち上げるとしたら、と具体的な数字に落とし込んでロードマップを作成しながら説明を受けました。

これをもとに、ビジネスとして数字を追う意識がプラスされ、自分たちが事前に考えてきたアイデアを一度白紙に戻して、0から考え直すチームが多かったです。
 

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最終プレゼンの前に中間プレゼンを2回おこない、何度も白紙になるチーム、または全チームが徹夜に近いレベルでの話し合いをおこなっていきました。サポートには先ほど紹介した小原さんのほか、CROOZ執行役員の諸戸さん、LIGからはプランナー鮎澤、所々でLIGアートディレクター長岡やディレクター内藤、執行役員そめひこなどが加わり真剣にビジネスを組み立てていくフォローアップに入ります。

フォロー体制などは実際にビジネスを組み立てていく現場よりも豪華じゃない? と正直に思ってしまうレベルで、本格的なビジネスプランに落とし込んでいきました。
 

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最終日朝には、若干疲れた顔を見せながらも、生き生きしているようにも見えました。残り1時間を切っても最後の1分まで真剣に議論と資料作成をし続けている学生たちの顔がとても印象的でした。
 

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