地味で固いイメージの検証会社こそ、イノベーションの宝庫 | 株式会社ウェブレッジ

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まゆこ

まゆこ

イノベーティブな新規事業に必要なのは、問題解決能力よりも問題発見能力

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検証会社でありながらベンチャーであるウェブレッジ。どうやってその社内文化を維持・発展させているのでしょうか。

渡辺
現在、弊社では新卒を含めた全社員で新規事業案のアイデアを持ち寄る取り組みを行っています。

ただ企画案を募集するだけではなく、事業計画まで落とし込んで、チーム制でプレゼンをして、その中から事業化するという仕組みを構築中です。そういうベンチャーっぽさは、やっぱりこの会社のいいところかもしれないですね。

このようなウェブレッジの気風は、代表取締役の佐藤保氏によるところも大きいそうです。そのお人柄について伺いました。

渡辺
懐が結構大きいというか、プロセスももちろん重要視するんですけども、結果さえちゃんと出してくれればプロセスについて細かいことはあまりとやかくは言わない。もちろん、やばいと思ったらちゃんと言ってくれるんですけど、そこは信じて見守ってくれるので。

もし自分が社長だとすると、心配になってちょこちょこ言いたいと思うんです。

尾舘
社長はやはり頭がいいですよね。頭の回転が速い。会議などで突っ込まれて、回答をいくつか用意してるけど「こう言われたら、こう言う」っていうところの上を行ってて。やっぱ納得することを言ってくれるので「確かにそうだな」ということとか、自分では閃かないアドバイスをいただけて助けてもらっています。

あと、社長は朝早いですね。社員よりも早く来て、社員の動向とか、きちんとメールなんかもチェックしているので、心地よい緊張感が生まれていいですね。

2009年の創業以来検証を専門にしながら、イノベーティブな新規事業にも積極的に取り組むウェブレッジ。現在はエンジニアの採用に注力しているそうですが、どのような人材が必要とされているのか、伺いました。

尾舘
検証って、経験も必要なんですけど、“気づく”ってことだと思います。気づきって鍛えられる部分と、センスの部分があるので、いろんなことに気づく力を持った人ですね。例えば、工事現場を1週間後に見たら3階建てになっていたとか、そういう気づきでもいいんですよ。「今日、髪の毛切ったよね」とか。

あとは、全部が10できる人材がいたら、それはそれで最高ですが、全部が全部5できるより、何か1つ8、9の能力を持っている人のほうが、今はまだいいですね。

渡辺
問題解決力も重要ですが、もっと必要だなと思うのが問題発見力。問題がどこにあるのかっていうことがわからなければ、解決策を考える以前に“問題”そのもののとらえ方が間違ってた場合、解決したと思っても何も変わらないものが多いので。

特に新規事業の場合は、問題がどこにあるのかと気づくことのほうがむずかしいです。でも、本当の問題を捉えることができれば、問題解決のために今後取り組むべき課題を設定できます。

インタビュー中、スマホでユーザーの行動を検証するという新規事業のシステムを拝見させていただくと、インカメラが目と鼻と口の場所を検出し、その評定の変化を検出していました。

実際には4人の女性の画像が表示されて、どの女性を見ているのか、その結果どのような感情になったのかを判定され、体験するとなると恥ずかしい気持ちになりますが、これが次世代のスタンダードになっていくであろうことを身にしみて感じました。

このようなイノベーションは、風通しがよく、問題発見と問題解決に優れたウェブレッジならではでしょう。実際にWebサイトやアプリケーションの改善に活かされる日を楽しみに待っています。


furture_bnr

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記事の編集しています、まゆこです。喋るのが得意ではありません。シャキン、シャキンという音を聞きたくて、週末に前髪をよく切ります。目上の方にドッキリをしかけるのが好きです。あと寿司も好きです。

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