site.ymlで設定を行う
provision/default.ymlをコピーしましょう。コピー先のファイル名は、site.ymlにしてください。
$ cp /Users/jack/vccw/provision/default.yml /Users/jack/vccw/site.yml
必要に応じて、IPの変更作業を行います。vimなどのエディタで編集しましょう。
デフォルトは192.168.33.10に設定されているので、デフォルトのまま利用する場合には変更の必要はありません。
私の環境では、すでに192.168.33.10は使用済みなので、この記事ではIPを192.168.33.11へと変更しています。site.ymlファイルの一部を下記に記載します。
# # Network Settings # hostname: vccw.dev ip: 192.168.33.11 sync_folder: 'www/wordpress'
Vagrantを起動する
設定が完了したので、いよいよVagrantを起動してみましょう。
起動するには、下記コマンドを入力します。$ pwd /Users/jack/vccw/ $ vagrant up
初回起動時は、chef/centos-6.5というchef導入済みのboxイメージがダウンロードされます。
==> vccw.dev: adding to (/etc/hosts) : 192.168.33.11 vccw.dev # VAGRANT: 3132002cf708f00d94cb29c4553a94d0 (vccw.dev) / c19ed99f-aa6f-493d-b437-aaf92f907236 Password: ==> vccw.dev: Setting hostname...
途中でホスト名の設定をする必要があるので、Mac管理者パスワードの入力をしてください。
この設定を行うことによって「http://vccw.dev」というアドレスで開発環境にアクセスできるようになります。Vagrantにログインする
VagrantにSSHでログインするには「vagrant ssh」を利用します。
下記コマンドを入力してみましょう。$ pwd /Users/jack/vccw/ $ vagrant ssh Last login: Tue May 12 20:35:35 2015 from 10.0.2.2 ___ ___ ___ ___ / /\ / /\ /__/\ /__/\ / /:/ / /:/ _\_ \:\ \ \:\ / /:/ / /:/ /__/\ \:\ \ \:\ / /:/ ___ / /:/ ___ _\_ \:\ \:\ ___ \__\:\ /__/:/ / /\ /__/:/ / /\ /__/\ \:\ \:\ /__/\ | |:| \ \:\ / /:/ \ \:\ / /:/ \ \:\ \:\/:/ \ \:\| |:| \ \:\ /:/ \ \:\ /:/ \ \:\ \::/ \ \:\__|:| \ \:\/:/ \ \:\/:/ \ \:\/:/ \__\::::/ \ \::/ \ \::/ \ \::/ ~~~~ \__\/ \__\/ \__\/ http://vccw.cc/ Initial code by Takayuki Miyauchi. https://github.com/miya0001 [vagrant@vccw ~]$
ログイン成功ですね。
サーバ内の「/var/www/wordpress」にWordPressのファイルがあるので、ここで開発を行いましょう。
ローカルの「/Users/jack/vccw/www/wordpress」に「/var/www/wordpress」のディレクトリがマウントされているので、お好きなエディタで開発を楽しむことができます。まとめ
今回は、「VCCWでWordPressの開発環境を構築する方法」をご紹介しました。
VCCWを利用すれば、クライアント様との打ち合わせ時にも簡単にデモを用意することができるので、とても便利ですね。
また、VCCWには「WordMove」という本番環境やテスト環境とコンテンツを同期できる、便利なコマンドもインストールされています。
次回は、WordMoveを活用したコンテンツ同期のお話ができればと思っています。本日はここまで! WordPressライフを一緒にエンジョイしましょう!
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