はじめまして、メディアディレクターのもえこと申します。
最近LIGへ仲間入りした私ですが、以前はWeb制作会社で営業職をしていました。
現在はメディアディレクターとしてディレクションを中心とした業務を担当していますが、営業職の頃に培った知識や経験が糧になっているなぁ、と日々感じています。
そこで今回は、Web業界では少数派の「営業職」として活躍するために、私が必要だと考える3つの能力と、それを培うためにおすすめしたい“営業初心者向け”サイトを紹介していきます。
1. ヒアリング能力
クライアントとの商談で大切になるのが「ヒアリング能力」です。
受注の成否自体が左右されるのはもちろん、社内のクリエイティブチーム(Web制作においては、ディレクターやデザイナーなど)に対しての引き継ぎや指示出しなど、制作段階でのスピード感や関係各所との連携に対して大きな影響を及ぼします。
当然ながら会話力やコミュニケーション力が重要となりますが、Web業界の営業職に焦点を当てた場合に大切となるのは「自分自身が伝えるべき内容をどのくらい理解できているか」という力です。
基本的にWeb業界は完成済みの商品を売るという機会は少なく、クラアントの求める成果物や効果に応えるべく、受注後にはじめて「作る」という工程に入ります。
そのため、初回ヒアリング時に営業担当に求められるヒアリング能力とは、
「どれだけの情報を、クライアントの意向と相違なく吸い取り、クリエイティブチームに対して同じレベルで共有することができるか」
ということになります。
以下、ヒアリング能力を鍛えるために参考になるサイトを3つ紹介します。
Arch
「Web制作のこと、右も左もわからない!」という方へおすすめのサイトがこちらです。
たとえば「Webサイト制作の一連の流れをまとめてみました」という記事では、“Web制作の過程でどんな作業が発生するのか”という超初歩的な疑問について、わかりやすく解説をしてくれます。
自分がお仕事を取ってきたあとに発生する流れ(=Web制作)を理解することで、初めて気づけるようなことは多いと思います。
今のWEBデザイナーに必要な売る技術
Webデザイナーが対象ですが、タイトルに「売る技術」とあるように、営業職でも参考になる情報がたくさんあります。
特に「Webデザイナー必見!Web制作を失敗しない為のコンセプトシート」という記事では、営業用のヒアリングシートだけでなく、制作に一歩近寄ったコンセプトシートをプレゼントしてくれます。
記事をしっかり読むことで、なぜこれらを使うことが必要なのかについても理解できるようになります。
Kamiya Consulting, Inc.
Kamiyaとありますが、カリフォルニア州にある会社のようです。
こちらの記事「ウェブ制作で使えるヒヤリングシート」では、ここまで開示してしまっていいの?と思ってしまうほど細かいヒアリング項目が多数記載されています。
全項目を聞いてしまってはクライアント側も大変ですので、案件概要や業態なども鑑み、必要な項目のみをピックアップして活用するよう心掛けましょう。