投稿の表示と「エッジランク」について
Facebookページからの投稿は、ファンのタイムラインに必ず表示されるというわけではありません。ユーザーのタイムラインには基本的に「本人にとって関係性の深い情報、有益な情報」と判断された投稿だけが表示されます。
このとき、ユーザーのタイムラインに表示される投稿が決定されるアルゴリズムのことをエッジランクといいます。
このエッジランクは、以下の3つの要素に影響されるといわれています。
- 親密度
普段からファンが「いいね!」、コメント、シェアなどのアクションをしているかどうか - 重み
投稿に対する「いいね!」、コメント、シェアの数 - 経過時間
投稿の経過時間、投稿に「いいね!」やコメントが入ってからの経過時間
Facebookページの運用者は、質の低い(ファンの反応が少ない)投稿をなるべく避けることも意識しなければなりません。質が低い投稿を続けることで、Facebookページとファンとの間の親密度が下がってしまうと、投稿がますます表示されなくなる危険があるからです。
また、「Aの投稿」をしたあと、すぐに「Bの投稿」をすると、経過時間の影響でAの投稿が表示されづらくなることも考えられます。単純に投稿数が多ければ良い、というものでもありません。
投稿のポイント
前述のエッジランクの関係から、ファンがアクションを起こすような投稿を続けることができれば、Facebookページはどんどん活性化していきます。
各Facebookページの運用方針にもよるかと思いますが、投稿内容は必ずしも「自分たちのサービスやコンテンツと直接関連付いたもの」でなくともいいと思います。
ファンとの交流のきっかけになればそれだけでも価値があると思いますし、逆に商品やサービスのリリース情報ばかりが延々と投稿されるFacebookページはあまり魅力的ではありません。
自分たちを支持してくれるファンの性質を理解し、どのような投稿だったら有益と感じるのか、喜んでくれるのか、を考えることが大切です。