作るのは数字だけじゃない / デジタルハリウッド
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2015.07.02

CMSなに使ってる?初心者にMovable Typeをおすすめする理由とそのメリット

しょごたん

こんにちは、しょごです。

CMSを使ったシステムサイト構築を長年やっていると、Movable TypeとWordPress、結局どっちがいいの?という疑問が出てくるかと思います。

そこで今回は、改めて完全ウチの目線でMovable Typeのメリットを検証してみたので、お伝えしていきたいと思います。
遠慮はしませんよ。マジで。

Movable Typeのメリットを検証してみた

今回お伝えするMovable Typeのメリットは下記のとおり。

  1. HTMLの静的出力ができる
  2. 現行サイトに導入しやすい
  3. 導入はラク!設置&ブラウザで必要情報入力するだけ
  4. テンプレート構築に必要なのは“MTML”のみ
  5. バージョンアップが簡単(システム的目線で)
  6. 「ウェブサイト」機能で同等のサイトを複数管理しやすい

1つずつ見ていきましょう!

1. HTMLの静的出力ができる

Movable TypeのメリットとしてHTMLの静的出力ができることがよく挙げられています。ただ、それだけではピンとこない方もいるのではないでしょうか?
もうすこし実際の利用部分に焦点をあててお伝えします。

高負荷が想定されるサイト作り向け

出力した静的ファイルにアクセスするので、アクセスが集中したとしても高負荷に耐えやすいという利点があります。

動的CMSだと・・・

動的CMSだと、アクセスしたタイミングでデータベースからデータを取得してページを表示するので、何かしらの対処をしておかないとサイトが重くて最終的にエラー表示になったりします。

この動的CMSでサーバに高負荷が掛かった場合の対策としては、下記が挙げられます。

  • キャッシュプラグインの導入
  • RSSリーダー撤去
  • プラグインの整理
  • CDNの導入
  • インフラの見直し

でも

コ レ っ て 敷 居 高 く な い で す か ?

専門でバリバリこなしてるエンジニアさまにとってはどうってことないと思います。
しかし、初心者~中級者クラスの方々にとっては、専門言語に加えてサーバ知識やインフラ関連の知識なども必要になってきて、頭がパーンとなるのではないでしょうか。
挙句クラウドサーバを導入してたなんて日にはアクセス量で金額が変わってしまうので、その辺の監視も血眼にならなければなりません。うへー。

では、Movable Typeはどうなのか?

お決まりの静的出力なので、それこそ動的生成とくらべたら雲泥の差です。
静的キャッシュ化をしなくても、もうすでに静的だし?といった感じなので手間がずいぶん減ります。

強いて言えば、負荷がかかるのは再構築のとき。
しかし、常時負荷の対処を考えるときと比べて、対処が必要なのは再構築まわりだけとポイントを狭めることができます。あら簡単。

2. 現行サイトに導入しやすい

つまり、すでにWebサイトを持っていて、そこで出力されているページにCMSを適用したいといった場合でも導入しやすいんです。
すでにサイトを公開していると、改修後もそのURLに直接アクセスがある可能性がありますよね。CMSを組み込んだ際にURLを変える必要があった場合は、リダイレクト処理などを施さないといけません。

しかし、Movable Typeは既存のURLにそのまま適用することができます。
テンプレートの出力先URLを既存ページと同様に設定すればそのままファイルを上書きすることができるので、自然に差し替えできます。リダイレクト処理などをいちいち組み込まなくてもいいのは楽ですね。

そういった意味では、サイトリニューアルにも手軽に適用できると思います。
また、ちょっとしたメンテナンスのときには、テスト環境がなくてもその場でちょっと出力先を変えてテスト出力してOKだったら出力先を戻して公開というかたちもとれます。
その場合のテストファイルはゴミとして残さずちゃんと消すようにしましょう。
いざとなったらベーシック認証をかけたテストフォルダを用意し、ブログごとに出力先を向けてテスト、というのもできます。

もちろん手数を極力抑えたミニマムな運用なのでしっかりとした対策も必要ですが、極力手間を減らすという点では一考する余地があるのではないでしょうか。

3. 導入はラク!設置&ブラウザで必要情報入力するだけ

たまに目にするデメリットのひとつで、“導入までのハードルが高い・テンプレート構築の敷居が高い”とありますが、( ゚Д゚)ハァ?となります。

データベースを用意するのは他動的CMSも同じ

導入までのハードルが高い理由の1つに“データベースを用意しなくてはいけない”ということが挙げられますが、それは他動的CMSも同じ。

一昔前はたしかにデータベースを作っておいてconfigファイルに書いてー、設置してーという作業が必要でした。
しかし、ずいぶん前のバージョンで、ブラウザから必要情報の入力ができるようになりました。FTPでcgiが動く環境に設置してブラウザアクセスすればそれだけで大丈夫です。

設置の敷居も低くなった!

昔は専用階層(用意されたcgi-binディレクトリとか)に設置して、mt-staticフォルダをドキュメントルートに設置して、staticフォルダの階層を設定してーなどの作業が必要でした。
これは、cgiが動く階層はcgi系ファイルのみしか許可されてなく、画像ファイルやJSファイルを設置しても動かないという理由があったからなんですね。
この辺の理解がない場合は「なんで分けなければならないのか」「分けずに管理画面アクセスしたらレイアウトが崩れてるし先にすすめない!」と、壁にぶつかることもあったかもしれません。
最近のレンタルサーバはPHPと同様、cgiが動く環境もドキュメントルートと同様になっていてファイルの縛りもないのが多いので、そのままMTを設置すれば動くのが大半かと思います。

だから設置はラク! これ絶対!