こんにちは、デザイナーの白浜です。
早速ですがみなさん、HDR合成(ハイダイナミックレンジ合成)という手法をご存知でしょうか?
ハイダイナミックレンジ合成(ハイダイナミックレンジごうせい、英語:high dynamic range imaging、略称:HDRI、HDR)、とは、通常の写真技法に比べてより幅広いダイナミックレンジを表現するための写真技法の一種。
ってむずかしいことを言われてもなんのこっちゃわからないのでHDR合成で画像検索すると出てくるこういうやつです!
超ざっくりいうと、明暗のコントラストが強い写真を撮る時、暗いところに露光を合わせると背景が飛んじゃう・・・、逆に空を綺麗に撮ろうすると手前の景色が真っ暗。そんな時に複数枚の露光の違う写真を合成して目で観た像に近い画像を合成する手法・・・て感じです。(詳しくは写真の本などで調べてみてください!)
いや~たまらないですよね。HDR合成。工場夜景なんてヨダレがでそうです。
自分でもやってみたいけど・・・でも難しいんでしょう?
そう思って世の中に公開されているチュートリアルを漁っていた時・・・背後から声が・・・。
「ソンナノ~Photoshopで一発デスヨー。簡単ジャーーン。」
弊社スーパーチャイニーズ王くんでした。さすがやで王くん。
以下、キングに教えてもらった手法をご説明します。
PhotoshopでHDR合成する方法
使用しているバージョンはCS6です。
「ファイル」→「自動処理」→「HDR Proに統合」
ここで、予め撮影しておいたシャッタースピードが違う同アングルの写真データを選択します。
OKをクリックすると数値を調整するダイアログが開きます。
「エッジ光彩」と「ディテール」の値を強めにするとよりイラストっぽく仕上がる気がする!
元はこんな感じの4枚が・・・。
こんなふうになりました!(クリックで拡大)
見慣れた風景もなんだか幻想的な世界に・・・。
もっと簡単にHDR合成風写真を作る方法!
露出違いの写真なんか撮ってないよ~。というあなたへ。
1枚の画像からでもHDR風画像を合成する機能があるのです。
「イメージ」→「色調補正」→「HDRトーン」
これまた調整ダイアログが開きます。
もともとこんな感じだった画像が
↓
こうなりました。
手前の暗く潰れていた部分がハッキリ見えるようになりました!
作例がちょっとわかりずらかったかもしれませんが、明暗のコントラストが強い画像や、夜景、あと人物なんかに「HDRトーン」使ってみるとなんとも味のある仕上がりになったりしますよ!!色々試してみてください!
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