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2014.12.22

Photoshopの「3D機能」で山脈のような3D画像を作成する方法

佐藤タカアキ

こんにちは。
最近3年ぶり2回目の一人暮らしを始めた、デザイナーの佐藤タカアキ(@sato_tkaaki)です。人って一人でいる時間が長いと、ひとりごと言うんだなって思いました。

さて、僕の主な仕事はグラフィックデザインで、映画のポスターのようにPhotoshopでガッツリ加工したデザインを作ることが多いです。そして壮大なシーンを表現するときに、背景としてよく使うのが「山脈」などの自然風景。
でも、山脈を作るのはなかなか手間なんですよね。山脈のブラシを使うにしてもパターンに限界があるし、一からイラストを描くのなんて時間がかかりすぎてめんどくさい……。

そんな時に出会ったのがPhotoshopの「3D機能」
この「3D機能」を使えば、何パターンもの山脈を、自分の意のままに作り出すことができるのです。

おそらくほとんどのWebデザイナーは普段山脈なんて作らないし、非常にニッチなPhotoshopの使い方だと思いますが、僕の仕事柄は結構作ることが多いし、編集部もそろそろ技術系を書いてほしそうなので、記事にさせていただきました。
それでは実際に作ってみましょう。(本当に簡単に作れます)

Photoshopを起動させます

はい、まずはPhotoshopを起動させます。

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一応言っておくとバージョンはCCを使用してますので、それ以外のバージョンをお使いの方は、ぜひともこの機会にCCへバージョンアップしましょう(Adobeのまわし者ではございません)
環境設定をしてない方は、こちらの記事「Photoshop初心者が知っておきたい使い方・基本設定まとめ」を参考に設定しておくことをおすすめします。

ファイルを新規作成

+Nでファイルを新規作成します。
ファイルサイズはお好みですが、今回はLIGブログのアイキャッチサイズに合わせて、幅655px、高さ437pxで作りましょう。

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背景画像に雲模様を描写

描画色と背景色を指定

ツールパネル左下の描画色と背景色をそれぞれ指定します。
ここでは描画色を黒、背景色を白に設定してみます。

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フィルター効果を追加して雲模様を描写

[フィルター]→[描画]→[雲模様1]を適用します。
すると、下記のような白と黒の濃淡な雲模様ができます。

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3D機能を使って山脈を作る

立体型オブジェクトへ変形

先ほど雲模様にした背景レイヤーを選択した状態で、[3D]→[レイヤーから新規メッシュを作成]→[深度マップ]→[平面]を選択します。
すると雲模様のレイヤーが、黒と白の濃淡に応じて立体型オブジェクトへと変形します。

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オブジェクトの回転

オプションバーの3Dモードから「3Dカメラを回転」を選び、オブジェクトを回転させます。

 

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入射光の角度調整

ボード内にいる太陽みたいな「無限遠ライト」をクリックし、入射光の角度を調整していきます。
左上のセカンダリビューを見ながら調整するのがオススメです。

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山脈完成

調整後、スマートオブジェクト化すれば完成です。

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ちなみに、描画色と背景色の濃淡に差がない場合、下記のような凹凸のゆるいオブジェクトができます。
お好みで調整してみてください。
※ポイント(白地が高く、黒地が低くなります)

 

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以上がPhotoshopを使った山脈の作り方になります。
あとはこのオブジェクトを利用して、グラフィックを作り上げていくだけですね。

実際に使ってみた

実際に山脈を使ったアイキャッチがこちらです。

eyecatch2

まとめ

Photoshopは本当にさまざまな機能があり、なんでもできる魔法のツールですが、その機能の多さゆえに使ったことのない機能があるかと思います。
この「簡単に山脈を作る」というお題を機会に、3D機能に触れてみてはいかがでしょうか。
知識として持っておくだけでなく、実際に使ってみることが一番重要です。

こんなの面倒くさいよ!って方には山脈ブラシを集めたサイトもございますので、こちらもぜひ参考に。

それではまた。

 

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