こんにちは、デザイナーのぺちこです。
さて、去る2014年のクリスマス、LIGではSHIFTBRAINさんと合同でクリスマス企画を実施しました。私は企画にはそんなに直接関わっていないのですが、4名(+お蔵入り1名)のサンタクロースさんの似顔絵イラストを描き、 特設サイト で使っていただきました。
似顔絵って難しいですよね。でも、Illustratorを日々お使いなら、案外カンタンに作ることができるんですよ。というのを本日はお伝えしにきました。
なんでIllustratorならカンタンなの?
手描きと比べると、という前提が入るかもしれませんが、個人的には以下のような部分が作りやすさをサポートしてくれていると思います。
- パーツごとにやり直しがきく
- ラインが歪んでも「スムーズツール」を使えば楽にキレイなラインに直せる
- パーツの位置変更が容易
- 本人との比較がしやすい
- 肌や髪色を決めやすい
なかには「どういうこと?」というものもあるかと思いますので、作り方を紹介していく中でお伝えしていきます。
という訳で、今回は以下のLIG制作部部長の中水サンタを例にイラストの作り方についてご紹介します!
1. 特徴をつかんでいる写真を用意する
似顔絵イラストの一番大事な工程ですね。
対象が知り合いであれば「これぞ!」というものを探すか、撮影しても良いかと。
誰かから依頼を受けて作るなど、会ったことのない人であれば、依頼主にしっかりと意図を伝えて写真をいただきましょう。
ダルマを抱えているのが中水さんです。中水さんといえばこの不穏な顔が一番「らしい」表情だと感じたので、過去の記事より拝借してきました。
過去の記事:求人イベント「リアル・ウォンテッドリー」に参加してきましたが、大変残念な結果となり申し訳ありませんでした。
2. 特徴的なパーツをピックアップ
写真を用意したら、まずは写真とにらめっこです。その人の特徴的な部分を探しましょう。
「いや、それが難しいんじゃないの?」
その気持ち、お察しします。という訳で、特徴を探すときは以下の部分に着目すると良いでしょう。
- 眉毛の角度は? 太さは?
- 目はタレ目? つり目? 平坦? 一重? 二重?
- 涙袋はある?
- 鼻の角度は?(鼻先が上がっている?)
- 唇は厚い? 薄い?
- 口を開けて笑ったとき、上下の歯茎は見える? 見えない?
- ヒゲはある? どこにある?
- モミアゲはどうなっている?
- 肌の色は白い? 日焼けしている?
これらをざっくりと見ていただいて、特に際立っている部分を重要視していきます。ここに書いていない「髪型」「輪郭」はその人らしさを作る土台なので、特徴的かどうかに関わらず、しっかりとイラストに落とし込みます。
ということで中水さんを見てみましょう。以下の部分が特徴的ですね。
※悪意はひとつもありません
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