公務員を辞めてWebデザイナーに!転職を成功させた学習方法とは

公務員を辞めてWebデザイナーに!転職を成功させた学習方法とは

Ten Tanaka

Ten Tanaka

こんにちは! デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの運営担当の天(@10TEN10TAN10)です!

デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)とは?
株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携し、運営しているWebクリエイター養成スクールです。上野・池袋・北千住・町田・川崎・大宮にSTUDIOがあります。個別説明会は各STUDIOとオンラインで実施中!

今回は、デジLIGを卒業し、未経験からWebデザイナーとして活躍されている金城星乃さんにインタビューをしました! 現在はWebデザイナーとして就職しバナー制作に携わる金城さんに、デジLIGでの学習法や転職プロセス、現在の働き方についてお聞きします。
 

人物紹介:金城星乃さん2021年2月からデジLIGでWebデザイナー専攻を受講し、2021年10月末に卒業。在学中は東京に住み、スクールに通っていた。現在は地元沖縄県の会社でWebデザイナーとして活躍中。

※金城さんは現在地元の沖縄県でお仕事されているため、リモートでお話を聞きました!

Webデザインを学ぼうと思ったきっかけ

自分のために仕事をしたい


 

天:金城さんはWebデザイナーになる前は7年間、公務員としてお仕事されていたと伺ったのですが、Webデザイナーになろうと思ったきっかけを教えてください!

金城:公務員の仕事で、ポスターやチラシを発注したり、広報誌に載せる原稿を書いたりする機会がありました。発注したりパワーポイントなどで自分でデザインを作ることがとても楽しく、仕事の一部としてやるのではなく、メインでデザインのお仕事をしたいと思いました。

そこでDTPデザイン(紙媒体のデザイン)に興味を持ったのですが、紙媒体よりWeb媒体のほうが今後伸びていくイメージが湧いたので、Webデザインを学ぶことにしました。

天:そうなんですね、デザイン学習を決意してすぐデジLIGに通われたんですか?

金城:いえ、まずは独学で始めました。独学で学んでみて、「やっぱり自分はWebデザインに興味があるな、好きなんだな」ということを実感しましたね。

何年も「Webデザイナーになりたい」という思いは持ち続けていたので、このまま公務員を続けてもずっともやもやしちゃうだろうなと思いました。「一回限りの人生なのでダメだったらダメだったでそのとき考えよう」と吹っ切れて、仕事を辞めて本格的にWebデザインを学ぶことにしました!

スクールに通うことにした理由

天:独学からスクールに切り替えた理由は何ですか?

金城:独学が自分にとって効率が悪いなと思ったんです。自分でわからないことにぶつかったときに聞ける人がおらず、何をどういう順番でどうやって勉強したらいいのかというのも全然ピンとこなかったんですよね。

趣味でバナーを作るぶんには独学でもいいかなと思っていたのですが、「仕事にしたい」と思ってからは独学は無理だなと思うようになりました。あとは独学は孤独だったので、一緒に学習する仲間が欲しかったですね。

天:金城さんの地元にもWebデザインスクールはあるかと思いますが、なぜデジLIGを選んだのでしょうか?

金城:理由は4点あります。まずデジタルハリウッドの教材を使っているところに安心を感じたからです。私は当時Web業界に詳しいわけではなかったですが、デジタルハリウッドの存在は知っていいました。

2点目は現役のデザイナーが講師というところ、3点目がLIGブログをもともと見ていたということですね。独学で勉強していて壁にぶつかったときに、ヒントを求めて検索するとLIGブログがヒットすることが多くて。LIGの存在も、スクールを経営しているということも以前から知っていました。

天:LIGブログを見てくださっていたというのは嬉しいですね!

金城:この3点でほぼほぼ決まっていたのですが、それに加えてスクーリング(通学)ができるのも魅力でした。私は独学で心が折れそうになってしまったので、直接質問できる環境があること、一緒に学習する仲間がいることも心強いなと思いました。

通うためには東京に出る必要がありましたが、仕事を辞めて学習に集中するなら一番いいスクールを選びたいと思い、デジLIGに通うことを決めました!

デジLIG在学中の勉強方法

毎日8時間勉強した受講生時代

天:仕事を辞めてデジLIGに通い始めてからは、どんなスケジュールで学習を進めていましたか?

金城:デジLIGが開く10時にSTUDIOに行って、18時、19時くらいまで学習していました。

天:仕事と同じくらい勉強してたんですね、すごい……!

金城:一番最初にぶつかった壁はスケジュールのことでした。やっていくうちに「自分でスケジュールきちんと立てないと追いつかないぞ……!?」となって(笑)

天:デジLIGのカリキュラムを終わらせるのはなかなか大変ですもんね。金城さんはどのようにスケジュールを立てて乗り切ったのでしょうか?

金城:一番は仕事辞めてるっていう覚悟ですね(笑)。自分で自分を追い込んでいました。

あとはスタッフさんとスケジュールを立てて共有するので、そこから絶対に遅れないようにしました。大変そうに聞こえるかもしれませんが、毎日学習だけに集中できるのはとても楽しかったです!

卒業制作ではじめて経験したクライアントワーク

天:デジLIGに通ってみてよかったと思うポイントはどこですか?

金城:講師の先生がすごく丁寧に見てくれたところですね。成田先生という先生が私の卒業制作の担当だったのですが、ただ一つの作品としてだけでなく、就職につながるポートフォリオに載せる作品の一つとして指導してくださりました。

また、個人で作ったバナーなどの制作物もいつでも見てくれるフレンドリーな先生でした。

天:卒業制作は何を作ったんですか?

金城:友人のお母さんが経営しているソーイング店のサイトを制作しました。

天:実際にクライアントワークをしたんですね! 自主制作とは違った大変さがあったんじゃないですか?

金城:今までは自分の好きなデザインを作っていたのですが、お客様の要望をデザインに反映させる、というのは難しかったですね。

写真も当初は実際の写真を使おうと思っていたのですが、クライアントに撮ってもらった写真を使うのは難しく、挫折しちゃいました。すごく悔しかったですが、仕事をする前にクライアントワークでそういう経験ができたのは貴重でしたね。

未経験からの転職活動

天:未経験からの転職活動はいかがでしたか?

金城:実は私、ちゃんとした面接というのを経験したことがなかったんです。公務員だったので、試験がメインで面接もあるのですが通常の面接とは少し違ったんですよね。

不安もあったのでスタッフのみおさんにいろいろ相談に乗ってもらっていました。

天:そうだったんですね。

金城:あとは未経験なので、デザインの経験がアピールできないというのも難しかったですね。「今まで仕事でこんなことしてきました」ってことができないので。その分ポートフォリオにとにかくたくさんの作品を載せようと思い、バナー作りに励みました。

結果、4社応募して、3社面接、2社内定をいただきました! 「こんなに勉強したけど、本当にデザイナーになれるのかな」と半信半疑なところもあったので、内定をいただいたときは本当に嬉しかったです。

Webデザイナーになった今

天:会社はどのような軸で選ばれたのでしょうか?

金城:地元の企業であること、そして仕事をしながらきちんとフィードバックをしてくれる環境があること、という2つの軸で選びました。

天:成長できる環境は大事ですよね。今の会社ではどのようなお仕事をされているんでしょうか?

金城:化粧品、健康食品など、幅広いバナーの作成をしています。デザインにも偏りがないので、いろいろな知識がついて楽しいです。

天:実際にWebデザイナーになってみていかがですか?

金城:制作しているなかでうまくいかないこともあるのですが、新たな発見が多くて楽しいです。当たり前ですが、スクールで学んだことがすべてではないなと思います。

公務員時代は市民のために仕事をするという気持ちが大きかったのですが、今の仕事は自分がやりたいことを、自分のために選んだ仕事です。やりたかった仕事をすることができてとても充実しています。

これからWebデザインを学ぶ人へメッセージ


 

天:最後に、これからWebデザインを学ぶ人に向けてメッセージをお願いします!

金城:学習するのに一番大切なのは計画性だと思います。仕事に就くためにどういう手順で、どういう選択をして、どういうスケジュールでやっていかないといけないなっていうのを、自分の性格に合わせて計画を立てる必要性があると思いますね。

私はスクーリングできるスクールを選びましたが、オンライン学習や独学を選んでいたら学習を終えることができなかったかもしれません。自分の性格に合わせた計画を練るのはすごく大事だと思います。

あとは、もしスクールに通うか迷っている人がいたら、まずは独学で始めてみるのがいいのではないでしょうか。自分が本当にやりたいかどうかっていうこともわかると思います。悩んでいるよりはとりあえずお金がかからない方法で勉強してみて、そこからスクールに通うか通わないか決めるのもいいと思います!

天:独学から始めた金城さんが言うと、すごく説得力がありますね。何事も悩んでいるより行動に移したほうがその後のことも見えてくると思います。

本日はお忙しいなかお時間をいただき、ありがとうございました!

さいごに

Webデザイナーを何年も夢見て、思い切って仕事を辞め地元を離れ、デジLIGに通った金城さん。自分のやりたいことに従って、ゴールを決めて努力することが、転職成功の秘訣だと思いました。悩んだらまず行動することが大事ですね!

デジLIGでは、Webクリエイター・動画クリエイターを目指す方を応援しております! 転職、フリーランス、副業、趣味などで学習を検討されている方は、ぜひ無料個別説明会へお越しください!

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Ten Tanaka
Ten Tanaka Digital Education / School Operator / Leader / 田中 天

大阪市立デザイン教育研究所、成安造形大学卒業後、京都芸術大学院を修了。在学中は芸術学を中心に多くのコンペティションに挑戦し功績を残す。カプセルトイメーカー、キャラクターライセンス事業の広報を経て、2018年にLIGに入社。デジタルエデュケーション部にてクリエイタースクールであるデジタルハリウッドSTUDIO by LIGの運営を中心にキャリアサポートを行う。

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