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2014.10.01

通夜や葬式の前に必須の5つのマナーと基礎知識「香典」「弔電」「供花」など

LIGブログ編集部

こんにちは、LIGブログ編集部です。こちらは知っているようで知らない冠婚葬祭のマナーや基礎知識について紹介していくことを目的としたシリーズ記事になります。

第1回では結婚の準備について、第2回では結婚式に呼ばれたときに知っておきたい基礎知識などを紹介しました。今回は冠婚葬祭のうちの「葬(そう)」について、お通夜の前までにやっておかなければならない準備や基礎知識を説明していきます。

突然の訃報に対し、もちろん故人との別れを惜しむ気持ちが何よりも大切となるのですが、マナーなどをしっかりと理解することは喪家の方への余計な負担を防ぐことにもつながります。今回の記事がその参考になれば幸いです。

※マナーや基礎知識については、宗教・宗派はもちろん、地域の慣習や個人の考え方によっても大きく異なるものとなります。ここでは特別な注釈がないかぎりは、広く一般的な仏式に関する紹介となるのでご留意ください。

1. 通夜・葬儀・告別式の意味

「お葬式」と聞くと、通夜・葬儀・告別式の3つが一式で思い浮かべる人も多いと思います。まずはそれぞれの意味について説明します。

通夜とは

通夜(本通夜)とは、葬儀の前夜、故人の魂と静かに寄り添い、邪霊の侵入を防ぎながら夜通しで別れを惜しむ儀式のことです。

もとは遺族や近親者だけでおこなう儀式でしたが、最近は一般の弔問客を迎えて約1〜2時間で終わる「半通夜」が多くなりました。
そして「通夜または葬儀のいずれかに参列する」という慣例の中で通夜のみに参列するという人も多くなってきています。

葬儀と告別式の違い

よく混同されがちな「葬儀」と「告別式」ですが、両者は異なる儀式です。

まず「葬儀」とは、故人を弔い、あの世へ贈るための宗教的儀式となります。
それに対し「告別式」とは、生前の故人と親交があった人たちが、最後のお別れをする儀式となります。

最近では「葬儀ならびに告別式」と称して、葬儀と告別式を一緒におこなう場合が多いです。

たとえば一般的な仏式であれば、まずは僧侶による読経を中心とし、故人の成仏を祈る葬儀をおこないます。続いて、最後のお別れをする告別式として、参列者の焼香や献花をおこなうという流れになります。

また、葬儀を近親者だけでおこない、故人との「お別れの会」を別途に催すこともあります。

2. 弔問の際に注意すべき事項

弔問とは、遺族を訪問して、くやみを述べることです。訃報の知らせを受けたとき、いつ弔問すべきかは故人との付き合いの度合いによりますが、近親者や故人と親しかった人は、できるだけ早く駆けつけます。
その際は、玄関先で遺族にお悔やみの言葉を述べてから、深くおじぎをしてください。

ただし、一般の関係者であれば、亡くなった直後の取り込んでいるタイミングは避け、お通夜か葬儀に弔問するようにしましょう。

取り急ぎ弔問に駆けつける場合の作法

訃報を聞き、取り急ぎ弔問に駆けつけるような場合は、通常のお通夜や葬儀とは注意すべき点や作法が異なります。以下ご確認ください。

服装について

喪服ではなく平服でかまいません。先方も用意が整っていない場合が多く、喪服を着ていっては、不幸を予期していたようでかえって失礼とされています。

ただし、平服といっても、なるべく地味な服装が望ましいです。男性であれば、ネクタイと靴下は黒に換えるなどするといいでしょう。女性であれば、アクセサリー類は外し、派手な化粧は控えましょう。

香典・供え物について

香典や供物は不要です。通夜か葬儀のときに持参しましょう。

遺族への配慮について

まず、いくら親しい間柄であったとしても、深夜の弔問は遠慮しましょう。そして遺族は故人を亡くした悲しみの中で、取り込み中です。そんなときに電話をかけてお悔やみを述べるのは、いくら気持ちがあったとしても非礼にあたります。
参列の際に直接お伝えするか、参列できないときは弔電を打つようにしましょう。

遺族にお悔やみを述べた後は、手伝いを申し出ましょう。手伝いが不要なときは、「あらためて、通夜に伺います」と挨拶し、長居することなく辞去しましょう。
故人と特に親しい間柄の場合は、他の友人や知人への連絡係を引き受けるといいでしょう。

故人との対面の作法

弔問に伺った際、故人との対面を勧められることがあります。
(そのときの状況、故人との付き合いの深さ、遺族との関係などにもよるため、必ず勧められるというものではありません。)

対面を勧められたら、よほどの事情がないかぎりはお受けしてください。ただ、悲しみのあまり取り乱してしまいそうだから、という理由であれば、その旨を率直に遺族に伝えてお断りしてもかまいません。

※故人との対面を自らお願いしてはいけません。遺族より勧められたときのみ、謹んで受けるようにしてください。

故人との対面の基本的な作法は以下のとおりとなります。

  1. 故人から一歩下がった位置で、故人に対してまずは一礼をします。
    (畳の間の場合、枕元から少し下がった位置に正座して一礼します。)
  2. 故人の傍へ寄り、手をあわせます。
  3. 故人の顔を覆っている白布を遺族が外したら、故人の顔を拝して対面します。
  4. 静かに手をあわせ、故人の冥福を祈ります。
  5. 故人から一歩下がります。
  6. 遺族に一礼して、退席します。

しかし、何より大切なのは、遺族に対するお悔やみの気持ちや故人の冥福を祈る気持ちになります。