業界頻出のビジネス用語・カタカナ語130選【用例つき】

業界頻出のビジネス用語・カタカナ語130選【用例つき】

LIGブログ編集部

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こんにちは、LIGブログ編集部です。

ここ半年くらい、とある上司が折に触れて暑苦しく「絶勝!絶勝!」と煽ってくるのですが、「絶勝」は「圧倒的勝利ッ!」という意味ではなく、正確には「超いい景色」という意味です。

言葉の使い方を間違えると部下から「バカなの?」と思われるので注意しましょう。

今回は、IT/Web業界頻出のカタカナ・ビジネス用語を130個ほどピックアップし、まとめてみました。自信のない人は辞書代わりに、自信のある人は用例と見比べつつ本当に正しく使えているかのチェックリストとしてご査収いただければ幸いです。

それでは、はじめます。

※この記事は、2014年6月25日に公開された記事を再編集したものです。
 


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Web業界で頻出のカタカナ語・ビジネス用語130選

▼目次

ア行

ア行のカタカナ・ビジネス用語です。

アイミツ

相見積もりの略。複数社に同時に見積もりをとること。

例文
「アイミツとっておいてね」

アグリー

支持する同意する、の意味。会議で賛成や同意を示す際に使う。

例文
「会議で7割がアグリーするような意見は、すでに古い。7割にディスアグリーされるような意見でちょうどいい」

アサイン

割り当てる任命する、の意味。

例文
「あの案件にアサインされたので俺はもうダメだ、ダメだ」

アジェンダ

計画予定表のこと。議事日程や協議事項を指すこともある。

例文
「会議は終了時間を設定し、アジェンダを共有しておくと、時短になります」

アジャイル

俊敏なすばやい、の意味。とくにIT/Web業界では、経営環境の変化に迅速に対応できる柔軟な情報システムや、効率的なシステム開発手法などを指す。

例文
「アジャイル開発では早くから失敗を経験するため、変化に対応しやすく、結果的にその失敗がビジネスに与える影響は小さくなる」

アセット

資産財産のこと。ビジネス上の強み、の意味合いでも用いられる。

例文
「LIGのアセットは砂浜に埋められる社長と秒速で結婚する社員な訳で」

アポ

アポイントメントの略。商談などの「約束・予約」のこと。

例文
「なるはやでアポ取りよろしく」

アライアンス

提携先のこと。より具体的には、いくつかの企業が経済的なメリットを享受するために、お互いに緩やかな協力体制を構築すること。

例文
「アライアンス活動の拡大により、知的財産権と独占禁止法の衝突が深刻化した」

イシュー

ビジネス上の論点課題問題など。英語「issue」から来たビジネス用語。とくに重要なものを指す。

例文
「生きるべきか、死ぬべきか、それがビッグイシューだ」

イニシアチブ

主導権。中心になって物事を進めること。

例文
「このプロジェクトのイニシアティブは君がとって」

インサイト

潜在的な欲求や心理状況。

例文
「ユーザーのインサイトはいつだって『モテたい』だから」

インバウンド

内向きの(インバウンド)営業活動(マーケティング)。つまり、企業側が顧客からの問い合わせを受け付けるビジネスモデルのこと。

例文
「インバウンドマーケティングを実践することで、費用対効果の高い広告を打つことが可能になります」

ASAP / エーエスエーピー / アサップ

できるだけ早く、の意味。「なる早」とも。ネイティブにはちょっと偉そうに聞こえるらしいので、上司やクライアントには使わないように注意。

例文
「明日の朝までに、ASAPでお願い」

エスカレ(ーション)

上位者に報告すること。

例文
「またジャイアンに殴られた。ドラえもんにエスカレしよう」

N / エヌ

母数のことを指す。

例文
「N数2とか信憑性なさすぎ」

NR / エヌアール

「No Return」の略。出先からそのまま帰宅すること。直帰。ちなみに英語だと故人(戻らぬ人)を指すらしいので注意。

例文
「上司の温情により外出NRの許可をもらう」

エビデンス

言った言わないの証拠証明するもの言質のこと。

例文
「仕様変更を受け付けるときにはエビデンスを残すようにしてください」

MTG / エムティージー

「meeting」の略。ミーティング会議

例文
「これはなんのMTG?プロマネが出る必要ある?儀式化してない?」

OEM / オーイーエム

製品の仕様や設計をクライアントが決定し、クライアントのブランド名で製造すること。

例文
「当方は現代のベートーベンにOEMで楽曲を提供しています」

OJT / オージェーティー

「on-the-job training」の略。就業訓練を実務を通して行うこと。実際にはほったらかしであることも。

例文
「ベンチャー企業では入社直後にOJTという形で現場に入り、実際に業務を進めながら上司の指導を受けることが多い」

オリエン

仕組みやルールなどの情報を示し、方向づけること。または、最初の業務指示のこと。

例文
「オリエンなしマニュアルなしの神対応」

オルタナティブ

代替案二者択一のこと。現在の主流な方法に変わる新しいもの。

例文
「結局、私はあの子のオルタナティブだったんでしょう?」

オポチュニティ

機会チャンスのこと。とくに営業における提案の機会を指すこともある。

例文
「見込み客を取り逃さないためには、案件ごとの進捗と顧客情報を統合的に管理し、各担当者に提供するオポチュニティマネジメントが求められる」

オンスケ

予定どおり進行しているさま。オンスケジュールの略。

例文
「前倒しで進めたかったけど、オンスケすら無理っぽい」

オーソライズ

公認正当と認めること。後述する「コンセンサスを得ている」に近く、発言が個人の見解に拠らないことを確認するときに用いられる。

例文
「その発言は上司までオーソライズされていますか?」

カ行のカタカナビジネス用語

カ行のカタカナ・ビジネス用語です。

キャズム

ハイテク市場において新製品や新技術を浸透させていく際に見られる、初期市場からメインストリーム市場への移行を阻害する隔たり(障害)のこと。

例文
「キャズムを超えるためには、未熟な技術による試行錯誤を回避したり、同業他社の事例を参考にしたがる層へのアプローチが必要である」

キャパ(シティ)

収容能力容量のこと。需要に合わせて必要なリソースを適宜、最適なコストで確保・供給する一連の活動を指すこともある。

例文
「キャパ超えなう」

キュレーション

情報を集めて整理すること

例文
「キュレーションサイトをつくるます!」

クラウドソーシング

不特定多数(crowd)に業務委託(sourcing)する業務形態のこと。日本ではクラウドワークスランサーズが有名。

例文
「クラウドソーシングのメリットは、圧倒的なコストダウンと、個々の力がもたらすイノベーションである」

クリティカル

「批判的な」あるいは「危機的な」という意味。

例文
「これはクリティカルすぎる問題」

クリエイティブ

広告などの制作物のこと。

例文
「このクリエイティブ、すごい独特だね」

クロージング

クライアントに購入や契約を決断させること。英語「close」から来る言葉。

例文
「そろそろ彼氏にクロージングかけておきなよ」

グローバルスタンダード

特定の国や地域などの限定された範囲ではなく、世界規模で通用する基準のこと。

例文
「ユニットバスは日本以外で一般的であり、じつはグローバルスタンダードである」

KGI / ケージーアイ

「Key Goal Indicator(重要目標達成指標)」の略。企業目標やビジネス戦略を実現するために設定した業務プロセスが実際に達成されたか否かの評価基準である。後述するKPIはKGIの中間的数値指標である。

例文
「一般的にKGIとは売上高・利益率・成約件数などを指す」

KPI / ケーピーアイ

「Key Performance Indicator(重要業績評価指標)」の略。企業目標やビジネス戦略を実現するために設定した業務プロセスが具体的にどれくらいの度合いで実行されたのかの評価基準である。

例文
「一般的にKPIとは引き合い案件数・歩留まり率・解約件数などを指す」

コアコンピタンス

競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力、あるいは競合他社に真似できない核となる能力のこと。

例文
「LIGのコアコンピタンスは毎週ストックされる週刊少年ジャンプと、みんなで使える大きなシステムキッチンだ」

コミット(メント)

責任を伴う約束決意表明、の意味。約束した目標に対して責任を持つことを指す場合もある。

例文
「上司がコミットできなければ、部下もコミットしないだろう。そんな企業を、誰が信用するのか」

コモディティ

所定の商品カテゴリにおいて企業ごとの機能、品質などの違いが不明瞭化したり、あるいは均質化すること。

例文
「叫ばれる女子大生のコモディティ化について議論しよう」

コストリダクション

費用削減のこと。

例文
「食費をコストリダクションするためにもやししか食べてない」

コンセンサス

関係者の同意のこと。根回しや下相談で前もって固めておくことも。

例文
「プロジェクトのゴールを明確にしてコンセンサスを得るだけの簡単なお仕事」

コンティンジェンシープラン

緊急時の対応計画のこと。不測の事態が発生することを想定し、被害や損失を最小限にするための対応策や行動手順。

例文
「セキュリティに完璧はない。それが破られたときのコンティンジェンシープランを考えておくことが重要だ」

コンバージョン

ウェブサイト上で獲得できる最終的な成果のこと。会員登録や資料請求、商品購入など、ユーザが企業の望む行動をとることを指す。

例文
「どれだけサイトデザインが美しくても、コンバージョンしなければ意味がない」

コンプライアンス

法令遵守の意味。社会的規範や企業倫理を守ることもコンプライアンスに含まれるとする論もある。

例文
「これってコンプライアンス的にアウトだろ」

コンペティター

競合相手同じマーケットで同じ製品やサービスを販売している業者のこと。

例文
「明日までにコンペティターとの差分を資料に落とし込んで」

サ行のカタカナビジネス用語

サ行のカタカナ・ビジネス用語です。

サマ(リー)

要約の意味。長い文章や大規模なデータなどを集計したり要約した資料を指す場合もある。

例文
「この議事録、サマっといて」

シェア

自分の持っている情報を他人と共有すること。

例文
「参考になりました。シェアさせていただきます」

シナジー

相乗効果のこと。シナジーを目的として事業の多様化、多角化が実施される。

例文
「お互いのシナジーを考えるなら、群馬と栃木は手を結び茨城を討つべきだ」

ジャストアイディア

思いつきのこと。あるいは裏付けの乏しい仮説を発表する前置きとして用いられる。

例文
「まだジャストアイディアの段階でゴーしちゃったんで」

シュリンク

市場などが縮小すること。または、データを圧縮すること

例文
「シュリンクする市場から撤退する前に、見通しの甘い経営陣がその責任を問われるべきだろう」

ジョイン

会社やチームなどに参加すること。

例文
「新たにLIGにジョインした者です。」

ショート

不足すること。また、「ドルショート」など通貨を売り持ちにしている状態のこと。営業数字が未達の場合などにも使う。

例文
「かつては秒速で1億円稼いだが、今や資金が完全にショートした」

スキーム

枠組みのある計画、あるいは、計画のある枠組みのこと。具体的には、企業の事業計画のことを事業スキーム、ビジネススキームと呼ぶ。

例文
「M&Aでは会計、財務、税務面でスキームを立てる必要があり、それに基づいたスケジュールを立案し、手続きを実行する」

スクリーニング

「審査」「選考」「ふるい分け」といった意味で用いられる。

例文
「条件スクリーニングしておいて」

スケール

対象の規模に応じて増減する拡大縮小する、という意味。「大きくする」ならスケール・アップする、が正しい用法。

例文
「制作会社としてスケール・アップするためには、各個人のスキルに依存しない体制や環境を構築しなければならない」

スコープ

プロジェクトやプログラムにおいて、活動や動作の対象となる範囲領域のこと。

例文
「残念ながらあの男性は生理的にスコープ外です」

ステークホルダー

株主や債権者・取引先・顧客など、企業の利害関係者のこと。

例文
「プロジェクトの成功確率を高めるためには、ステークホルダーにプロジェクトのメリットとリスクを正しく理解してもらうことで、ステークホルダーの期待をマネジメントすることが効果的である」

セグメント

市場で共通のニーズを持ち、購買行動が似通った顧客層のこと。あるいは、その顧客層を割り出す調査のこと。

例文
「Facebookによるセグメントの結果、出会い系の広告ばかりがリスティングされる」

タ行のカタカナビジネス用語

タ行のカタカナ・ビジネス用語です。

タイト

スケジュールや予算が厳しいこと。不可能というよりは、頑張らないとなんともならないという意味合いで用いられる。

例文
「タイトなスケジュールにねじこむ私という戦うボディ」

ダイバーシティ

多様性を表す言葉。年齢や性別、人種による差別をせずに多様な人材を活用するという考え方。

例文
「ダイバーシティ化を進めることは今後我が社の成長におけるマスト条件であって」

ターゲティング

ターゲットを絞り込むこと。

例文
「ターゲティングをしっかりして、商品戦略を練る」

タスク

課せられた仕事職務のこと。

例文
「翌週のタスクを書き出していたら土日が終わった」

ディシジョン

重要事項に対する意思決定、の意味。特に経営方針や経営戦略などの重要事項を決める際に使われる。

例文
「大手企業でもスピード感のあるディシジョンメイキングが求められる時代だ」

デッドライン

最終的な一線。これ以上超えてはいけない最終的な締切日などを指す。

例文
「今週末がデッドラインなので徹夜しましょう」

デファクトスタンダード

市場における競争で広く採用された結果として、事実上標準化した基準を指す。対義語はグローバルスタンダード。

例文
「都議会議員の野次はデファクトスタンダードの一例である」

デフォ(ルト)

本来は債務不履行、の意味。現在は基本的標準的、の意味で多用されているが、英語にそのような用法はない。

例文
「弊社代表は遅刻がデフォです」

トップダウン

組織の上層部が意思決定し、下部組織がそれに基づいて動くこと。

例文
「あの会社はトップダウン経営」

ドライブ

前進する追いかけるの意味。(よくない状況から)頑張れ、とはっぱをかける際にも用いられる。

例文
「キミ、今月の目標未達なんだから、もっとドライブかけないと」

ドラスティック

徹底的で過激な様子を指す。

例文
「匠によるドラスティックなビフォー・アフター」

ナ行のカタカナビジネス用語

ナ行のカタカナ・ビジネス用語です。

なるはや

なるべくはやくの略。

例文
「なるはやでお願いします!」

ナレッジ

組織にとって有益な知識・事例など、付加価値のある情報を指す。

例文
「暗黙知を形式知に転換してナレッジを共有化し、企業の競争優位性を確保する」

ニーズ

求めているもののこと。

例文
「ペルソナのニーズを的確に捉える」

ニッチ

元々は「すき間」を表す意味。ビジネスでは狭い市場を指す。

例)
「うさぎの靴下の専門店なんてとてもニッチですね」

人月(にんげつ)

作業量(工数)を表す単位。1人が1ヶ月働いた作業量を1としたもの。

例文
「この作業量だと1人月くらいです」

ノウハウ

”know-how”から由来するカタカナ語。技術や知識、やり方などを表す。

例文
「私が培ってきた秘密のノウハウを提供します」

ノーティス

お知らせのこと。大抵はショート・ノーティスとして、納期が近い案件で下記のようなお詫びの気持ちを込めて添える。

例文
「ショートノーティスとなり恐縮ですが、好きな人ができました。別れましょう」

ノマド

移動しながら生活すること。

例文
「ノマドワーカーに憧れ三千里」

ノルマ

目標数字のこと。

例文
「今月のノルマは53万です。」

ハ行のカタカナビジネス用語

ハ行のカタカナ・ビジネス用語です。

ハウスリスト

営業やマーケティングで収集した見込み顧客の基本情報や連絡先などが記載されたリストのこと。

例文
「ハウスリストの見込み顧客にメルマガ送れる?」

バジェット

予算(案)のこと。または、特定の用途のための経費のこと。

例文
「賞与は管理者のバジェットで自由裁量とのことですのでなにとぞなにとぞ」

バズ・マーケティング

もともとは人から人への口コミマーケティングを指す。現代ではFacebookやTwitterといったソーシャルメディア上でバズマーケティングが生成される。

例文
「バズ・マーケティングはあくまでも手法に過ぎない。たくさんの人の心を揺さぶることを第一に考えて、結果としてバズるのが本質的だ」

バッファ

緩衝のこと。物体に限らず時間、データ、人について、余裕を持たせている部分を指す。

例文
「スケジュールがタイトだから、多少はバッファを持たせておいて」

パラ(レル)

並列同時進行、の意味。

例文
「どちらもプライオリティ高めの案件だから、パラで進めて」

ハレーション

周囲に影響を与えること。主に悪い影響を指す。

例文
「先方のマーケ・ブランディング部門とハレーションしないよう、穏便に頼む」

PDCAサイクル / ピーディーシーエーサイクル

生産、品質管理を円滑に進める手法の1つ。Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の4段階を繰り返すことで業務を継続的に改善する。

例文
「PDCAはただの円環ではなく、螺旋と捉えて上昇志向でサイクルを回そう」

B to B / B2B / ビートゥービー

電子商取引のいち形態で、企業間取引のこと。ちなみに「B」は「Business」の「B」で、他に「B to C」もあり、このとき「C」は「Consumer」の「C」。

例文
「B to B企業こそ、マーケティングや営業支援のツールとして、Webサイトを有効に活用するべきだ」

ビジネスモデル

もっともシンプルには、誰が誰にお金を払うのか、という二者関係のこと。そこに商品やサービスの内容、競合相手、コストやパートナーなどの要素が加味され、構築される。

例文
「フェアトレードは新しいビジネスモデルとしてさまざまな成果を上げつつある」

ファクトベース

事実(fact)に基づいている(base)こと。ロジカルシンキングの基本とされる。

例文
「もっとファクトベースでロジック組んでくれない?」

※こちらの記事でロジカルシンキングを鍛える方法を紹介しているので気になる方はご覧ください。

フィードバック

ただ結果を分析、対象に報告するだけでなく、計画立案や実践行動の反省点についての情報を伝達すること。

例文
「建設的なフィードバックには、ネガティブなものも伝える、すぐ伝える、具体的な形として出す、の3要素が重要である」

フィジビリ(ティスタディ)

事業計画の実現性を評価するために前もって行なわれる調査・研究を指す。実験的にやってみること、という意味合いで使用される場合もある。

例文
「それともこれはフィジビリなのかな?」

フィックス

仕事の内容や行動を最終決定すること。

例文
「仕様をフィックスするためにお打ち合わせのお時間を頂けますか?」

フェーズ

変化、発展する物事の段階局面のこと。

例文
「STAP細胞開発は次のフェーズに移行した」

プライオリティ

優先度優先順位のこと。

例文
「本気でリカバリーしたい案件だから、プライオリティ高めで」

ブラッシュアップ

質を高める完成度を上げること。

例文
「コンセプトとしてはいいけど、もうちょっとブラッシュアップしてほしい」

フラット

公平な偏りのない、という意味。

例文
「匿名の意見は意見それ自体のみで判断してくださいというある意味で最も社会的にフラットな条件であり、実名派が匿名の意見を卑怯だとするのは実名による社会的な付加価値が通用しなくなるからではあるまいか」

プッシュ

後押しする推薦する、の意味。前もって話をつけておくことを指す場合もある。

例文
「アパホテルは宿泊者に社長を猛プッシュする希有なブランディングのホテルだ」

ブランディング

ブランドがどのように認識されるべきか計画し、計画どおりに認識されるようにすること。

例文
「自己ブランディングが得意な私。」

ブルー・オーシャン戦略

競争の激しい既存市場をレッド・オーシャン(血で血を洗う赤い海)、競争のない未開拓市場をブルー・オーシャン(静かな青い海)と定義し、企業はこのうちブルー・オーシャンを開拓するべき、と主張する経営戦略のこと。

例文
「ブルー・オーシャン戦略では、低コストと顧客にとっての高付加価値とは両立し得るとされ、例として1000円カット、任天堂Wiiが挙げられる」

フルコミット

約束した目標に対して責任を持つことを指す「コミット(メント)」を、専任で請け負うこと。あるいは、とにかく全力で頑張ること

例文
「今度のコンペは絶対に負けられない戦いだからサムライブルーばりのフルコミットで頼むよ」

プレゼン

「プレゼンテーション」の略で、聴衆に対して情報を提示し、理解や納得を得るための発表を指す。

例文
「お前のプレゼン、売れない芸人みたいだな」

ブレスト

「ブレインストーミング」の略で、小グループでアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待するアイデア発想法の1つ。

例文
「ブレストは原則として、相手の意見を否定しない。それに、すぐに結論を出してはいけないんだ。だからキミの意見はダメだよ」

ペイ

割に合う(資金を)回収できる、の意味。

例文
「そのプランで本当にペイするの?」

ベストプラクティス

過去最高の事例、あるいは最も効果・効率的な実践の方法のこと。

例文
「競合相手のベストプラクティスを参考にして」

ベネフィット

利益恩恵のこと。

例文
「適正コストなしに得られるベネフィットなし」

ペルソナ

商品・サービスを提供する会社が仮想的に設定する自社コンテンツの典型的なユーザー像のこと。ペルソナを作成することによって、ターゲットとなるユーザー像をより明確にし、顧客視点での決定ができる。

例文
「ペルソナには名前、写真、特徴を設定し、プロフィールについても物語形式で書き出します」

ペンディング

保留、の意味。未解決の状態にとどまることを指す場合もある。

例文
「きのこたけのこ論争は一旦ペンディングで」

ボール

「ボールを持つ」で担当者を意味する。

例文
「あの案件、誰が今ボールを持ってるの?」

ポジショニング

売上やユーザ、商品特徴などの軸で自社製品を強豪相手と比べるポジショニング分析における自社製品の立ち位置のこと。

例文
「どんなに小さくても的確なポジショニングを身につければ競い合いに勝てる」

ボトルネック

瓶の首の形状から、生産活動において全体の円滑な進行・発展の妨げとなる要素を指す。さらに、事業を拡大する上で最も確保が難しいリソースを意味することもある。

例文
「フロントエンドエンジニアの採用が事業を拡大する上でのボトルネックだ」

マ行のカタカナビジネス用語

マ行のカタカナ・ビジネス用語です。

マイノリティ

少数派。マジョリティの対義語。

例文
「マイノリティの意見も尊重すべきだ」

マジョリティ

多数派。マイノリティの対義語。

例文
「マジョリティが権力を握っている。」

マイルストーン

案件の進捗を管理するために途中で設ける節目のこと。日付のほか、イベントや行事をマイルストーンとすることもある。

例文
「マイルストーンをクリアしたということは、同時に成果物の品質もある基準をクリアしたことを意味する」

マージン

粗利益のこと。売上から原価を引いた後に残る利益。

例文
「この案件、マージンはどれくらい?」

マスト

絶対外せないもの。

例文
「飲み会の予約はマスト。」

マター

氏名とあわせて使用し、誰が担当する仕事なのか誰に責任があるのかを指す。

例文
「鎌田マター」

マネタイズ

ネットの無料サービスから収益をあげる方法収益化とも。古典的には広告バナーなどの方法が、最近ではアイテム課金などの方法がある。

例文
「ニーズはありそうだけど、マネタイズが難しそうなアイディア」

マーチャント

商人、の意味だが、とくにインターネット上で商品を販売したり、サービスを提供するサイトを指す。

例文
「中小のECマーチェントが大手に対抗するためには、ファンやストーリーなど、他社に真似できない売り方が必要だ」

メイクセンス

理解するもっともであること。本来は「understand」よりもやや堅い言い方。

例文
「あなたの言い分はひとまずメイクセンスした」

メソッド

方法方式のこと。

例文
「幸福も成功も驚くほど簡単に手にできるシークレット・メソッド」

ヤ行のカタカナビジネス用語

ヤ行のカタカナ・ビジネス用語です。

ユーザー

利用者使用者消費者、の意味。

例文
「良質なコンテンツかどうかを判断するのはあくまでもユーザーであって」

ユーザビリティ

ユーザーの使いやすさを表す言葉。サービス開発やWebサイト制作時によく使われる。

例文
「ユーザービリティを考慮したデザイン」

ラ行のカタカナビジネス用語

ラ行のカタカナ・ビジネス用語です。

リスクヘッジ

リスクを回避したり、リスクを軽減する工夫をすること。ちなみにヘッジだけでも同じ意味を指す。

例文
「遅刻のリスクヘッジとして社泊は有効である」

リスケ(ジュール)

スケジュールの変更納期の延長、を意味する。とくに金融業界、財務界隈では、主に深刻な事態で使う言葉なので、相手をよく見て使う必要がある。

例文
「明日のMTG、リスケでお願いします。」

リソース

いわゆるヒト・モノ・カネと称される、企業経営や組織の運営に必要なすべての経営資源のこと。

例文
「足りないリソースは気持ちで補う日本的精神論」

リテラシー

情報を自分の目的により正しく取捨選択できる能力(情報リテラシー)のこと。あるいは、ビジネスの基本知識や業務知識のこと。

例文
「Chrome、Safariの利用率が高いことから、LIGブログ読者層のリテラシーは高めであることがわかります」

リードタイム

商品・サービスを発注してから納品されるまでの時間。また営業を受注してから売上が上がるまでの時間。

例文
「リードタイムが長いので、最後までしっかりフォローします」

リマインド

「思い出させる」「思い起こさせる」の意味。

例文
「前日にリマインドよろしく」

リバイズ

改訂修正すること。

例文
「オーダーに沿って企画書をリバイズしましたので、ひとまずご査収ください」

ローンチ

立ち上げること。より狭義には、Webサイトを公開すること。

例文
「LIGは今年、観光体験を売る新規事業のTRIPをローンチした」

ロングテール

インターネットを用いた物品販売、コンテンツ制作の概念、および手法のひとつ。販売機会の少ない成果物でも、アイテム数を幅広く取り揃えることで、総体としてのコンバージョンを大きくするもの。

例文
「ロングテール的に検索される記事は長期にわたりPVがあると予想できる」

ワ行のカタカナビジネス用語

ワ行のカタカナ・ビジネス用語です。

ワーク・ライフ・バランス

仕事と生活の調和と訳される。

例文
「理想的なワーク・ライフ・バランス!理想的なワーク・ライフ・バランス!理想的なワーク・ライフ・バランス!りそ」

おわりに

さて、ここまでよく使うカタカナビジネス用語を100個ほどまとめてみましたが、いかがでしたか? 全体的に言えるのは「日本語でおk」ということ。なんでわざわざカタカナ語にするんだろうと思わなくもないですが、まあいいじゃないですか、おもしろいし。

今回紹介したカタカナ・ビジネス用語を自由自在に操って、社内社外問わず関係各位を煙に巻きましょう。それでは、また!

知ったかぶりを回避するために敬語でビジネスメールを書こう!よく使う言い回し・よくある間違いをまとめました。も合わせてどうぞ。

 

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