株式会社LIGテクノロジー部 部長の工藤です。これまで数多くの企業様へ、システム開発のご支援をおこなってきました。
コーディングをせずに画面操作だけでアプリやWebサービスの開発ができるノーコード開発は、開発スピードの向上やコスト削減などさまざまなメリットがあります。
今回はノーコード開発に強いシステム開発会社を厳選して10社ご紹介します。
会社の特徴や強み、事例などを2024年版の最新情報でまとめているので、ノーコード開発を検討中の方はぜひこの記事を会社選びにお役立てください。
「自社でやりたいことがノーコードで実現できるのか分からない」「費用や納期はどれくらい短縮できるの?」とお悩みではありませんか? 最初のご相談相手として、ノーコード/ローコードツール活用で50%以上の工数を削減した実績を持つ弊社LIGはいかがでしょうか。
- 業界歴10年以上のベテランPMが、自社で保守運用しやすいシステムを提案
- 18年以上のWeb制作ノウハウを生かし、UI/UXに優れたアプリやシステムを提供
- オフショア拠点の活用で開発費をさらに削減!
「ノーコードの開発事例を聞きたい」「とりあえず見積もりだけ取りたい」という場合でもぜひお気軽にご相談ください。
目次
- 開発会社の選び方
- ノーコード開発が得意なシステム開発会社一覧
- 株式会社LIG|海外人材やUI/UXの知見を活かし、低価格×高品質を実現
- Swooo(合同会社ゼロイチスタート)丨Bubbleに特化したノーコード専門サービス
- BOLT(株式会社FUNREPEAT)丨企画・提案力を武器に開発をトータルサポート
- deed合同会社(ノーコードラボ)丨Bubble開発歴8年の経験を活かしたコンサルティングも可能
- EPICs株式会社丨設計から保守運用まで伴走
- 株式会社Walkers丨WebサイトやECサイトなどアプリ以外の領域にも対応
- シースリーレーヴ株式会社丨Bubble「シルバーエージェンシー」認定の技術力
- 株式会社STOVE丨自社独自のノーコードツールで開発を支援
- ツクル事業部(株式会社For A-career)丨多彩なメンバーによる事業開発が得意分野
- 株式会社アイエンター丨豊富な実績から得たノウハウが魅力
- ノーコード開発の費用と開発期間
- ノーコード開発のメリット
- ノーコード開発のデメリット
- ノーコード開発の基礎知識
- さいごに
開発会社の選び方
おすすめの会社紹介の前に、まずは会社選びの際に押さえておくべきポイントをお伝えします。
- 使用するツールに注意する
- 導入実績・サポート体制を確認する
- 見積もりは複数社にとる
ノーコードツールはプラットフォームに依存しており、プログラミング不要で開発コストや期間を抑えられる反面、ツールの開発企業が倒産、サービス終了時に改修やメンテナンスが困難になる(ベンダーロックイン)リスクがあります。
リスクヘッジをどのようにおこなっているか、ソースコードを渡してもらえるかなど、事前に確認しておくのがおすすめです。
単に制作実績を確認するのではなく、自社と同じ業界・業種での導入実績があるかどうかを確認しておくのがおすすめです。
また、開発後のサポートは無償でどこまでおこなってくれるのか、保守運用には対応してくれるのかなど、開発後の体制も事前に確認しておきましょう。
同じ要件でも企業によって価格は異なります。たとえば人件費やリソースの状況、業務範囲など、さまざまな要因で見積もりは変化するものです。
複数社に見積もりを依頼すれば、相場が分かるだけでなく各企業ごとの提案内容も比較しやすいため、より良い検討材料にできます。
ノーコード開発が得意なシステム開発会社一覧
株式会社LIG|海外人材やUI/UXの知見を活かし、低価格×高品質を実現
- 株式会社LIGのおすすめポイント
-
- ノーコード・ローコードツール「Bubble」や「FlutterFlow」などを活用してシステム開発を支援
- 企画など上流工程から保守運用までワンストップでサポート
- 受託開発・アジャイル型開発など、顧客課題に合わせて柔軟に対応
弊社LIGでは「Bubble」や「FlutterFlow」などのノーコード・ローコード開発ツールを活用した開発支援をおこなっています。
弊社はWeb制作事業からスタートした背景がございます。ノーコード開発による工数やコスト削減といったメリットはそのままに、UI/UXに優れたシステム開発・アプリ開発に強みがあり、自社海外拠点など豊富なエンジニア人材を活かして、柔軟かつスピーディに体制を構築可能です。
新規サービスの立ち上げや既存システムのフルリニューアルなど、企画から開発・運用までまるごとお任せください。
>>LIGに相談する
会社名 | 株式会社LIG |
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URL | https://liginc.co.jp/ |
設立年 | 2007年 |
従業員数 | 230名(2023年4月1日時点 連結) |
対応ツール | Bubble、FlutterFlow、Firebase、Adalo、STUDIOなど |
実績例 | 要問い合わせ |
Swooo(合同会社ゼロイチスタート)丨Bubbleに特化したノーコード専門サービス
出典:Swooo
ゼロイチスタート社のサービス「Swooo」は、Bubbleに特化したノーコード開発サービスです。
同社はBubble公認開発パートナーに認定されており、独自プラグインの開発やAPI連携などにも対応可能。受託開発だけではなく、事業計画の段階からクライアントと伴走しつつ支援してくれるのが魅力。デザインや運用までワンストップでサポートしてくれます。
会社名 | 合同会社ゼロイチスタート |
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設立年 | 2021年 |
対応ツール | Bubbleなど(詳細は要問合せ) |
実績例 | 医師用バイト探しwebアプリ 複業プラットフォーム – 週1複業 |
BOLT(株式会社FUNREPEAT)丨企画・提案力を武器に開発をトータルサポート
出典:BOLT
「BOLT」はFUNREPEAT社が提供するノーコード・ローコード開発サービスです。企画・提案力を武器にした上流工程の支援が得意で、システムの要件が定まっていなくても、コンセプト立案からサポートしてくれます。
財務管理や顧客管理などの基幹・業務システムから新規WEBサービスまで、幅広い開発実績も保有。受託開発だけでなく、内製化支援もおこなっています。
会社名 | 株式会社FUNREPEAT |
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設立年 | 2019年 |
対応ツール | Bubble、Power Platform、Appsheetなど |
実績例 | 株式会社MST、ユナイテッド株式会社など(詳細は要問合せ) |
deed合同会社(ノーコードラボ)丨Bubble開発歴8年の経験を活かしたコンサルティングも可能
出典:ノーコードラボ
deed社では8年以上のBubble開発歴を生かしたノーコード開発サービス「ノーコードラボ」を展開。受託開発だけでなく、内製化支援、コンサルティングまで幅広くサポートをおこなっています。
これまでの開発件数は50件以上、アドバイザー件数は100件以上と実績も豊富。また、Bubble以外のノーコードツールにも多数対応しているのが強みです。
会社名 | deed合同会社 |
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設立年 | 2016年 |
対応ツール | Bubble、FlutterFlow、Firebase、Supabase、Softr、Airtable、WeWeb、Xano |
実績例 | 課題管理ツール「KADAII」 オンラインスクール作成サービス「オンスク!」 |
EPICs株式会社丨設計から保守運用まで伴走
出典:EPICs株式会社
創業以来ノーコードツールを専門とする開発事業に取り組んでいるEPICs社。開発知識が少ない顧客に対しては設計から伴走するなど、目的にあわせた課題解決方法を提案してくれます。
ノーコード開発の費用は最安値で100,000円から、従来の開発の1/10程度で収まることが多いと記載しており、低コストでの開発を得意としています。
会社名 | EPICs株式会社 |
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設立年 | 2021年 |
対応ツール | Adalo、Bubble、Flutter Flow、STUDIO |
実績例 | 看護師とクリニックのマッチングアプリ「JNAC」、学習塾の生徒の勉強管理アプリ「Az-Study」など ※実績一覧はこちら |
株式会社Walkers丨WebサイトやECサイトなどアプリ以外の領域にも対応
出典:株式会社Walkers
2021年に設立し、ノーコード開発やAI開発事業を展開。ノーコード開発においてはWebアプリ、Webサイト、ECサイトと多彩な領域に対応しています。
開発や保守運用だけでなく、マーケティングの支援や補助金申請まで支援してくれるのが同社の強み。飲食店のオーダーシステムや予約アプリなど、開発実績も豊富です。
会社名 | 株式会社Walkers |
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設立年 | 2021年 |
実績例 |
ノーコード開発によるオーダーシステム(一番飯店) オンライン完結の予約アプリ(山本製作所) |
シースリーレーヴ株式会社丨Bubble「シルバーエージェンシー」認定の技術力
出典:シースリーレーヴ株式会社
プライム上場の大手企業から中小企業まで幅広い企業まで、ノーコード開発の開発実績を持つ受託開発会社。2023年にはBubbleから「シルバーエージェンシー」の認定を受けています。
システム開発会社としてのノウハウも豊富で、独自のプラグインやテンプレートの開発も可能。ノーコードツールのみでは難しいサービスの開発も相談できるのが魅力です。
会社名 | シースリーレーヴ株式会社 |
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設立年 | 2017年 |
実績例 |
ビジネスマッチングプラットフォーム bond(ボンド) 成果報酬型インフルエンサーサービスBEAUCA(ビューカ) |
株式会社STOVE丨自社独自のノーコードツールで開発を支援
出典:株式会社STOVE
STOVE社では自社開発のノーコードツール「CORE Framework」を活用した開発が可能です。テンプレートやUIアセットが豊富でカスタマイズ性が高く、初期のサーバサイド開発やインフラ構築コストを削減できるなどのメリットがあります。
カスタムコード挿入やAPIログイン認証などにも対応しているため、既存システムとの連携も容易。大手企業での導入・開発実績もあります。
会社名 | 株式会社STOVE |
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設立年 | 2015年 |
実績例 | 生産管理システムの開発・保守運用など |
ツクル事業部(株式会社For A-career)丨多彩なメンバーによる事業開発が得意分野
出典:ツクル事業部
大手企業で実務を積んだバックグラウンドを持つメンバーが揃ったFor A-career社では、「第二創業期を成功に導く。」をテーマに事業開発の支援をおこなっています。その一環としてノーコード開発もおこなっており、新規サービスのPoCやMVP開発も可能です。
開発領域だけでなく、SNSマーケティングなど事業戦略にも伴走。内容に応じてさまざまなツールを使い分けながら事業開発をサポートしてくれます。
会社名 | 株式会社For A-career |
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設立年 | 2018年 |
実績例 |
ツボ診断Webアプリ リンク・日程調整カレンダー |
株式会社アイエンター丨豊富な実績から得たノウハウが魅力
出典:株式会社アイエンター
AIやIoTなどの先端技術を駆使してDXを支援しているアイエンター社。ノーコード・ローコード開発ではMicrosoft Power Platformを活用しており、ノーコードだけで実現できない部分はスクラッチ開発でおこなうなど、ハイブリッド型の開発も可能です。
UX/UIデザインも得意としており、過去6,000社以上の取引実績で培ったノウハウを活かしてクライアントのニーズに沿った提案してくれるのも同社ならではといえます。
会社名 | 株式会社アイエンター |
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設立年 | 2004年 |
実績例 | 製造業向け情報管理システムなど |
ノーコード開発の費用と開発期間
ノーコード開発は原則コーディングが不要で工数を抑えられるため、スクラッチ開発に比べて開発費や開発期間が大幅に抑えられるのが特徴です。
スクラッチ開発と比較すると以下のような違いがあります。
特徴 | ノーコード開発 | スクラッチ開発 |
---|---|---|
開発期間 | 短期間(数週間〜数ヶ月) | 長期間(数ヶ月〜半年以上) |
開発コスト | 低コスト(数十万円〜数百万円) | 高コスト(数百万円以上) |
ただし、要件によっては上記の限りではないことに注意が必要です。ノーコードだけでは開発が難しい部分だけスクラッチで開発する「ハイブリッド型開発」という手法もありますが、その分の工数がかかるためコストや開発期間が増えてしまいます。
開発会社に事前に確認し、どのような開発手法が自社にとって最適なのか意見を仰ぐことが重要です。
たとえば弊社LIGではあるマッチングアプリの開発において、ノーコード開発の活用によりスクラッチ開発と比較して工数を50%削減した事例もあります。
Bubble、FlutterFlowなど各種プラットフォームの事例もご案内できますので、お気軽にご相談ください。
ノーコード開発のメリット
ソースコード不要で開発できる
ソースコードの記述なしで開発できるのが、ノーコード開発最大の特徴です。プラットフォーム側が用意したパーツをドラッグ&ドロップで配置していくため、専門的な知識がなくても直感的にUIをデザインできます。
開発工数を削減できる
ゼロからコーディングを進めるスクラッチ開発と異なり、ノーコード開発ではプラットフォーム側の既存パーツを使い、コーディングはおこないません。
したがってスクラッチ開発と比較すると、リリースまでのスピード感も大幅に早くなります。
開発コストを削減できる
アプリ開発やシステム開発にかかる費用はほとんどが人件費です。ノーコードなら開発工数が少なくなるため、開発にかかる人件費も削減できるというメリットがあります。
ただし、独自のプラグイン開発や自社システムとの連携など、ノーコードツールだけで実現が難しい要件の場合はコーディングが必要です。コストもその分あがってしまうので注意しましょう。
なお、ここまで紹介してきたメリットに加えて、弊社LIGではオフショア拠点の人材を活用することでさらなるコストカットや開発スピードの向上を図れる場合もあります。
「まずは見積もりがほしい」などの場合でも、お気軽にご相談ください。
▶LIGに見積もりを依頼する
ノーコード開発のデメリット
拡張性に限界がある
ノーコード開発は原則としてそのプラットフォームにあるパーツを使って開発していくため、ノーコードツール単体で開発できる範囲は限られています。外部サービスも連携できるものが限られているなど拡張性には限界があるため、大規模なシステムや複雑な要件の開発には不向きといえます。
ノーコードだけで開発が難しい部分は独自のプラグインを開発したり、一部をスクラッチ開発するなどハイブリッド型開発で解決できる場合もあります。ただし、開発工数や費用もその分増えてしまうというデメリットがあるので注意しましょう。
ベンダーロックインのリスクがある
ノーコード・ローコード開発は特定のベンダーが提供するツールを使うため、一度開発を進めると他のツールに乗り換えたいと思っても変更が難しいという問題点があります。これをベンダーロックインといいます。
ソースコードをエクスポートできるようなツールもありますが、リプレイスをおこなう場合はその分の費用やコミュニケーションコストも必要ですので、こうしたリスクも事前に把握しておきましょう。
未経験でいきなり開発するのは難しい
「プログラミングが不要なら、自社で内製してもよいのでは?」と思うかもしれません。しかし、ノーコードツールの使い方を学ぶためには相応の時間が必要です。
開発にあたってはデータベースの知識など、プログラミングの基本的な要素を学ぶことも求められます。アプリの内製化を目的にツールを導入する場合、どのように社内教育をおこなっていくのかも含めて考えなければいけません。
また、Bubbleなど代表的なノーコードツールのベンダーは海外の企業のため、サポートを受けるためには英語スキルが必要なことも留意しておきましょう。
- ノーコード開発の外注を検討中の方へ
- 弊社LIGはBubble、FlutterFlowなど各種ノーコードツールとスクラッチを組み合わせたハイブリッド開発に対応しています。開発だけでなく保守運用にも対応しており、フィリピン、ベトナムにある自社海外拠点のエンジニアと国内のPMがチームを組むため、英語のコミュニケーションもおまかせいただけます。
ノーコード開発の費用を知りたいなど、どんなことでもお気軽にご相談ください。
ノーコード開発の基礎知識
そもそもノーコード開発とは?
ゼロからコーディングをおこない開発するスクラッチ開発と違い、ノーコード開発では基本的にコーディング不要で開発をおこなえます。
各開発プラットフォームが用意しているパーツを使い、ドラッグ&ドロップで配置してUIを作っていくため、プログラミングの経験や知識がなくてもアプリやWebサービスを開発できるのが特徴です。
※詳しく知りたい方はノーコード開発について解説した記事をご覧ください。
注目されている理由
出典:ITRがローコード/ノーコード開発市場規規模推移および予測を発表
近年はbubbleやFlatterFlowといったノーコードツールを活用している開発企業が増えつつあります。ITR社の調査によると、ノーコード・ローコード開発の市場規模は年々上昇しており、2025年には1,000億円を突破する見込みです。
注目されている要因のひとつが、IT人材の不足です。経済産業省の発表によると、2030年には約79万人のIT人材が不足すると予測されています。ノーコードはプログラミングが不要で非エンジニアでも開発ができるため、DX推進のキーワードとしても今後ノーコードがより注目を集めるとみられています。
参考:参考資料 (IT人材育成の状況等について)
ノーコード開発に向いている・向いていないもの
ノーコード開発は簡単なアプリやWebサイトの開発において特に力を発揮するといえます。しかし、目的によって向き・不向きもあるのであらためて整理してご紹介します。
- 向いている案件
-
- シンプルなWeb制作やアプリ開発
- 機能やクオリティよりスピード重視で開発したい場合
- コストを抑えることを優先したい場合
- 簡単なテスト開発や、PoCが目的の場合
- モバイルアプリの開発:簡単なiOSやAndroid向けアプリの開発が可能
- プロトタイプ開発:本開発に移る前のテストなどで活用
- 向いていない案件
-
- 大規模なアプリや複雑なアプリの開発
- 既存の自社システムと連携が必要な場合
- 業界・業種特有の独自性の高い機能が必要な場合
- セキュリティを重視したい場合
ノーコードとローコードの違い
ノーコード開発と似た手法としてローコード開発があります。ローコード開発もGUIベースで操作できるツールを使いながら開発を進めますが、その名の通り最低限のコーディングが必要なのが大きな違いです。
それぞれの特徴について簡潔にまとめました。
ノーコード | ローコード | |
---|---|---|
プログラミング知識 | なくても開発可能 | 基礎的な知識は必要 |
拡張性 | プラットフォーム側が用意したパーツを使用するため制限有 | コーディングを前提としているため、ノーコードより自由度が高い |
開発スピード | 複雑なアプリでなければスピーディに開発可能 | コーディングが必要な分、ノーコードよりは劣る傾向 |
ただし、上記はあくまでも一般的な特徴であり、要件によって変わるという前提があるので、ご注意ください。たとえば社内にある既存システムと連携したい場合はノーコードだけでは対応が難しく、スクラッチを組み合わせる「ハイブリッド型開発」をおこなう必要があります。
しかし、すべての企業がハイブリッド型開発ができるわけではないうえ、ノーコードツールだけで開発するよりも開発スピードも遅くなり、コーディングが必要な分、人件費も高くなってしまいます。
一概に「ノーコードは安い・早い」というイメージだけを持たずに、拡張性の限界などデメリットも理解しておきましょう。
弊社LIGでは業界歴10年以上のPMが指揮を取り、上記のようなデメリットも踏まえたうえで貴社の課題に応じたシステム開発をご提案いたします。「とりあえず見積もりがほしい」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
▶LIGに相談してみる
代表的なノーコードツールと特徴
ツール | 特徴 | こんな場合におすすめ |
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Bubble |
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FlutterFlow |
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Adalo |
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Google Appsheet |
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Bubble
- 特徴
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- 高度なWebアプリケーションの開発に特化
- カスタムコードの追加で柔軟な開発が可能
- セキュリティが安全
- こんな場合におすすめ
-
- SNS、ECプラットフォームなど高機能なアプリ
- セキュリティを重視して開発したい案件
- さまざまな外部サービスとの連携が必要な場合
Bubbleは、ノーコードで高度なWebアプリケーションを開発できるプラットフォームです。特に、ドラッグ&ドロップのインターフェースを用いることで、プログラミングの知識がなくても直感的にアプリを構築できます。
Bubbleはさまざまな機能を扱えることで知られており、マッチングアプリ、ECプラットフォームなど複雑な案件の開発事例もあります。また、セキュリティ面も強固で、ShopifyやHubspotといった世界的な大手企業も利用しています。
外部APIとの連携やカスタムコードの追加が可能で、柔軟なアプリ開発ができるのが強みです。その一方で相応の学習コストがかかるため、専門的な人材がいない場合は他社に委託するほうが効率よく開発を進められるでしょう。
- ▼LIGではBubbleを使った開発実績も!
- 貴社のニーズに応じたアプリを開発いたします。「まずは実績を聞きたい」という方はお気軽にお問い合わせください。
→LIGの開発実績を問い合わせる
FlutterFlow
- 特徴
-
- Flutterを基盤としたネイティブアプリ開発に強い
- ビジュアルデザインツールで直感的な操作が可能
- 完全なソースコードのエクスポートが可能
- こんな場合におすすめ
-
- toC、toBのアプリ全般
- データベース管理、認証、ホスティングが必要なもの
- クロスプラットフォーム対応したい場合
FlutterFlowはGoogle社が提供しているノーコード型モバイルアプリケーション開発サービスです。ビジュアルデザインツールを使用して、ドラッグ&ドロップでUIを構築できます。
開発したアプリはFlutterのソースコードとしてエクスポートできるのが特徴で、単一のコードベースでiOS、Android、Web、およびデスクトップ向けアプリケーションを開発できます。
デメリットとしては、デバッグがしづらい点や、ウェブビルドのパフォーマンスが低いことなどが挙げられます。
詳しくは以下の記事をご覧ください。 ノーコード開発ツール「FlutterFlow」とは?機能や特徴を解説
Adalo
- 特徴
-
- モバイルアプリの迅速な開発に適している
- プログレッシブWebアプリやネイティブアプリも開発可能
- 完全なソースコードのエクスポートが可能
- こんな場合におすすめ
-
- チャット、カレンダーなどシンプルな機能を使ったアプリ
- モックを素早く開発したい場合
- テスト目的で開発したい場合
Adaloは、モバイルアプリの開発に特化したノーコードツールで、テンプレートが豊富なため初心者でもデザイン性の高いアプリを簡単に作成できます。
AdaloはプログレッシブWebアプリやネイティブアプリも開発可能。iOSおよびAndroid向けのアプリをコーディングなしで制作できます。開発スピードが早いため、モックやテスト目的でよく利用されているツールです。
ただし、複雑な機能が必要なアプリは苦手なうえ、音が出せない、複数言語対応ができないなどのデメリットもあります。
Google Appsheet
- 特徴
-
- さまざまなサービスをデータソースにできる
- データ駆動型アプリの開発に強い
- 自動化やワークフローもサポート
- こんな場合におすすめ
-
- 特にGoogleのサービスと連携したアプリ
- 請求処理、在庫管理などヒューマンエラーが起きがちな業務の自動化
- GASなどで他の外部システムと連携したい場合
こちらもGoogle社が開発したノーコード開発サービスです。データソースとしてGoogle Spread Sheets、 Microsoft Excel、Salesforceなど多彩なサービスを選択でき、データ駆動型のアプリ開発に強いといえます。
データベースからワンクリックで自動的にアプリを生成してくれる自動化機能やワークフローをサポートしており、特にGoogle Workspaceを利用している企業にとって便利です。テンプレートも豊富に用意されています。
以下の記事で詳しく解説していますので、参考になさってください。 ノーコード開発ツール「AppSheet」とは?開発事例や使い方を解説
さいごに
ノーコード開発に強いシステム開発会社をご紹介しました。
プロジェクトの成功のために、まずは自社が開発したいものはどんなものか、どのような会社に依頼したいのかをもう一度確認してみてください。そして、候補に上がった開発会社をしっかりと比較検討し、自社にあった会社とシステム開発を進めてみてください!
数あるシステム開発。結局どこの会社に依頼すればいいの?と悩みも尽きないですよね。弊社LIGでは、多くのシステム開発・アプリ開発支援を行ってまいりました。そんな中で蓄積したノウハウや方法論をベースに、システム開発をおこなっています。
はじめての相談相手として弊社LIGはいかがでしょうか?
・ノーコード・ローコード開発に対応し、低単価・高品質開発を実現
・UI/UXに優れたシステム開発・アプリ開発に強み
・企画・戦略から保守・運用までまるごとご支援
貴社のご要望やコスト・機能面の具体的な話など、ビジネスの壁打ち相手としてぜひお気軽にご相談ください。