UIデザイナーの平均年収は約500〜600万円です。統計的にもWebデザイナーやグラフィックデザイナーよりも年収が高い傾向にあり、ときには年収1,000万円以上の求人が出ることもあります。
本記事では、厚生労働省や大手求人サイトの最新データをもとに、UIデザイナーの年収相場を徹底解説します。年齢別のデータや年収を上げる具体的な方法、資格の情報まで紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
UIデザイナーの平均年収【2026年最新】
UIデザイナーの年収は、調査データによって若干の差がありますが、約500万〜600万円程度が相場です。
データにより平均水準が異なりますので、複数の求人情報調査データの結果をまとめました。
| 調査元 | 平均年収 |
|---|---|
| 求人ボックス | 約589万円 |
| 厚生労働省 job tag | 約574万円 |
| スタンバイ | 約493万円 |
| Indeed | 約647万円 |
※金額は2026年2月時点の情報です。最新情報は各サイトのリンクをご確認ください。
国税庁の2023年の調査によると、日本の給与所得者の平均年収は約460万円のため、UIデザイナーの年収は日本の平均年収より40〜140万円ほど高い水準にあると言えます。
年齢別の平均年収
UIデザイナーの年収は年齢でどのように推移するのか、参考として厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」のデータをご紹介します。
ここでご紹介しているのは一例となります。多くの企業様を支援させていただいている私の経験からすると、3〜5年以上の経験年数を超えている方は本人のスキル次第で、年齢を問わずに高い年収を狙うことも可能です。
| 年齢 | 平均年収 |
|---|---|
| 20〜24歳 | 約341万円 |
| 25〜29歳 | 約454万円 |
| 30〜34歳 | 約513万円 |
| 35〜39歳 | 約598万円 |
| 40〜44歳 | 約647万円 |
| 45〜49歳 | 約675万円 |
| 50〜54歳 | 約680万円 |
| 55〜59歳 | 約732万円 |
出典:厚生労働省 職業情報提供サイト job tag(2025年時点)
UIデザイナーと他のデザイナー職の年収比較
UIデザイナーの年収は、他のデザイナー職種と比較してどのくらいの水準なのでしょうか。厚生労働省「job tag」のデータから比較してみました。
| 職種 | 平均年収 | UIデザイナーとの差額 |
|---|---|---|
| UIデザイナー | 約574.1万円 | — |
| Webデザイナー | 約483.9万円 | -90.2万円 |
| グラフィックデザイナー | 約483.9万円 | -90.2万円 |
出典:厚生労働省 職業情報提供サイト job tag(2026年1月時点)
UIデザイナーは、Webデザイナーやグラフィックデザイナーより約90万円高い年収水準です。統計上の結果ではありますが、他のデザイナー業と比較して高収入な傾向にあるといえます。
UIデザイナーが年収を上げる3つの方法
UIデザイナーとして年収を上げるには、どのような方法があるのでしょうか。具体的な3つの方法を紹介します。
- 実務経験を着実に積み重ねる
- 条件の良い企業へ転職する
- 副業・複業で収入を増やす
1. 実務経験を着実に積み重ねる
年収アップの基本は実務経験を着実に積み重ねることです。
未経験からUIデザイナーを目指すなら、まずはサイト設計やLP設計などの実務経験が必要です。クライアントワークでなくとも、自社のサイトやLPでもかまいません。サイト制作やサイト改修を通してどんな成果を出せたか、職務経歴書や面接で語れるように準備を進めてみてください。
たとえば「問い合わせまでの導線に課題を感じてCTAを改善したところ、問い合わせ数が月◯件増えた」など、具体的なアクションと数字で成果を語れるようになると、採用担当者の目に留まりやすくなります。
2. 条件の良い企業へ転職する
現在の会社で年収アップ・キャリアアップが見込めない場合は、条件の良い企業へ転職しましょう。
UIデザイナーは需要に対して人材が少なく、多くの企業が欲しがっています。実際、求人推移データを見ても、右肩上がりで求人数が増えているのがわかります。
出典:UIデザイナーの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)
「求人数が多いからどの会社を選べばいいか迷う」「そもそも判断基準がわからない」とお悩みなら、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
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3. 副業・複業で収入を増やす
UIデザイナーは求人数も多く、副業との相性が良い職種です。お勤め先の会社規定に反しない場合は、本業を続けながら副業で収入を増やす方法もあります。
- クラウドソーシングで小規模案件を受注
- 副業エージェントを活用して継続案件を獲得
- スキルシェアサービスでUIデザイン・コンサルティングを行う
副業は収入を得るだけでなく、スキルアップにも活用できます。実務経験を重ねて、さらにキャリアアップしたいという方にもおすすめです。
UIデザイナーの年収アップに必要なスキルや資格
ここでは年収を上げるために身につけておきたいスキルや、役立つ可能性のある資格をご紹介します。
身につけておきたいスキル
UIデザイナーが身につけておきたい主なスキルは以下の通りです。
- デザインスキル:Figma、Adobe XDなどのUI設計ツールの操作、ワイヤーフレーム作成
- マーケティングスキル:ターゲット選定、ユーザーの課題理解、データ分析ができる
- コミュニケーションスキル:クライアントやエンジニアとの連携、デザイン意図の説明
- 共感力:ユーザー視点で考え、真のニーズを理解する力
また、システム開発の知見を身につけるのもおすすめです。実際に自分で手を動かした開発経験はなくても大丈夫ですが、開発現場を知り、システムがどうやって実装されていくのか知識を蓄えておくと、UIデザインに活かせる場面があります。
💡必要なスキルについて詳しく知りたい方はこちら UI/UXデザイナーになるには?必要なスキル・転職成功事例を徹底解説!
年収アップに役立つ資格
UIデザイナーになるために資格は必須ではありませんが、体系的に学ぶことでスキルアップにつながります。おすすめの資格は以下の通りです。
- 人間中心設計専門家(認定HCD専門家):商品やシステム開発における、人間中心設計プロセスの専門資格
- UX検定基礎:UXについて、未経験から挑戦しやすい入門資格
- ウェブデザイン技能検定:Web業界における国家資格
- 色彩検定:配色や色彩の基礎知識を証明
- ウェブ解析士:マーケティング・データ分析スキルを証明
注意したいのが、資格はあくまでも一定のスキルがある証明で、転職で必ずしも有利になるわけではありません。資格取得だけを目的としないよう、注意しましょう。
💡資格について詳しく知りたい方はこちら UI/UXデザイナーを目指す人におすすめの資格7選|必要スキルも解説
よくある質問
未経験からUIデザイナーになれる?
未経験からでもUIデザイナーを目指すことは可能です。ただし、即戦力が求められる傾向があるため、以下のステップで準備を進めましょう。
- まずは独学・スクールなどでWebデザインの基礎を学ぶ
- サイト制作の実務経験を積む
- ポートフォリオを作成する
- 求人に応募する
完全未経験からいきなりUIデザイナーを目指すのは難易度が高いため、まずはWebデザイナーとして2〜3年の実務経験を積むことをおすすめしています。
また、UIデザイナーはエンジニアとしての経験が生きやすいのも特徴です。私もエンジニア上がりのUIデザイナーさんにお会いしたことがあり、話を聞くと、システム開発の知見がアプリのUI実装の場面などで生きる場面は多いようです。
弊社LIGの社員にもテスターのPM経験がある社員がいますが、転職活動中はUXリサーチャーとして書類選考通過していたそうです。エンジニアの経験はUIデザインにおいて一定の親和性をもたらすものと考えています!
UIデザイナーに向いている人は?
UIデザイナーに向いているのは、以下のような特性を持つ人です。
- ユーザー視点に寄り添え、共感力が高い
- ピクセル単位の調整やカラーバランスなど、細部の情報設計まで気を配れる
- デザインの意図の説明など、論理的思考力が高い
- ツールやトレンドの変化に対応できる柔軟性がある
UIとUXの違いは?
UI(ユーザー・インターフェース)とUX(ユーザー・エクスペリエンス)は並列して語られやすいですが、それぞれ異なる概念です。大枠で説明すると、UIはサービスとユーザーをつなぐ接点のことを、UXはサービスを通じてユーザーが得るすべての体験を指します。
フードデリバリーアプリで例えると、以下のようなイメージです(あくまでも考え方の一例で、これが正解ではありません)。
- UI:アプリの画面、アニメーション、ボタンなど、ユーザーの目に触れ操作するすべてのものを指す
- UX:アプリのダウンロード、注文、料理を食べるまでのすべてのユーザー体験
求人票では「UI/UXデザイナー」として一括りで募集されていることも多いですが、実際はこのように異なる役割であることを押さえておきましょう。
また、制作会社やデザイナー個人によって、UXの定義や考え方が異なることも珍しくありません。ポートフォリオなどで「UX」という言葉を使っている場合は、どういう意図か質問されることもあるため注意してください。
私自身も求職者の方の職務経歴書などで「UI/UXを担当」といった言葉を見た際は、本当に適切な使い方かどうか、一緒にすり合わせるようにしています。
▼UXの考え方について、制作会社にインタビューした記事もご覧ください! Design×Consultingスペシャリスト集団がワンチームでつくり上げる、アクセンチュア流クリエイティブとは? 「ユーザーの邪魔をするな」ビービットが若手デザイナーに必ず伝えるユーザー調査の極意
まとめ
UIデザイナーの年収相場について、あらためてこの記事のポイントをまとめます。
- UIデザイナーの平均年収は約500〜600万円で、日本の平均より高い水準
- 年収を上げるにはスキル習得・転職・副業などの方法がある
- UIデザインの市場規模は拡大傾向で求人数も右肩上がり
未経験からUIデザイナーを目指す方は、ぜひLIGエージェントへご相談ください。あなたの経験から活かせるスキルを一緒に見極め、最適な求人をご紹介します。転職成功への道筋を、一緒に描いていきましょう!