こんにちは! クリエイタースクール「デジLIG」の有林です!
- デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)とは
- 株式会社LIGとデジタルハリウッドが業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクール。Webデザイナーや動画クリエイターを目指す方向けのカリキュラムを展開している。現在、上野・池袋・大宮・北千住・川崎・町田・柏にSTUDIOを構えている。
この度、デジLIGが提供する一部のコースが、経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)」として新たに認定されました。
これにより、厚生労働省が管轄する「専門実践教育訓練給付金」制度が利用可能になり、受講料の最大80%(最大64万円)の支給を受けながらWebデザインを学べるようになりました!
これまでご案内していた経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業(最大70%補助)」も、引き続きご利用可能です。
本記事では、受講料の最大80%(最大64万円)の支給を受けられる、この「専門実践教育訓練給付金」について詳しく解説します。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)とは
Web制作会社LIGと、30年以上の実績を持ち、これまでに10万人以上の卒業生を輩出するデジタルハリウッドが提携し運営する社会人向けWebクリエイタースクールです。
「現場に通おう」をコンセプトに、デジタルハリウッドの教材に加え、LIG監修のカリキュラムやサポートを提供しています。制作会社の知見を活かした学習環境で、未経験からでも実務で必要な技術や考え方を習得いただき、転職や副業獲得など、多くの方のキャリアチェンジを支援しています!
首都圏を中心に7校(上野/池袋/北千住/町田/川崎/大宮/柏)を展開しており、教室だけでなくオンラインと組み合わせての学習も可能です!
専門実践教育訓練給付金とは?
厚生労働省が実施する「教育訓練給付金制度」のひとつで、社会人の学び直しを支援し、キャリアアップを後押しする制度です。
今回、デジLIGの対象講座が経済産業省の「Reスキル講座」に認定されたことにより、この「専門実践教育訓練給付金」が利用可能になりました。
一定の条件を満たす雇用保険の被保険者(または被保険者であった方)が、厚生労働大臣の指定を受けた専門実践教育訓練を受講し修了した場合、受講費用の一部がハローワークから支給されます。
※参照:教育訓練給付金|厚生労働省
- 💡そもそも「Reスキル講座」って?
- AI・IoTなどの先端分野で、社会人のリスキリングを後押しするために経済産業大臣が認定する講座のこと。これはあくまで給付金制度そのものではなく、講座の品質が国の基準を満たしているという一つの証明です。この「Reスキル講座」の認定を受けた講座が、「専門実践教育訓練給付金」の対象となります。
給付金の支給対象者
一言で言うと、この給付金は「現在お勤めの方(在職者)」と「お仕事を辞めて1年以内の方(離職者)」が対象となる制度です。
詳細な条件として、まず雇用保険の被保険者期間が以下を満たしている必要があります。
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- 初めて給付制度を利用する場合:通算2年以上の雇用保険の被保険者期間があること。
- 過去に利用したことがある場合:前回の受給日から通算3年以上の被保険者期間があること。
上記の期間を満たしたうえで、それぞれの状況に応じた要件が定められています。
現在、在職中の方(雇用保険の被保険者)
受講開始日時点で雇用保険の被保険者であり、上記の被保険者期間を満たしている方が対象です。
現在、離職中の方(雇用保険の被保険者であった方)
上記の被保険者期間を満たしていることに加え、離職日の翌日から受講開始日までが1年以内である方が対象です。
給付金の支給額と条件
給付金は、条件に応じて最大3段階に分けて支給される仕組みです。
専門実践教育訓練を修了し、所定の条件を満たした場合、受講料の最大80%(最大64万円)に相当する額をハローワークが支給します。支給の具体的な段階は、以下の通りです。
支給率 | 支給条件 | 上限額 | |
---|---|---|---|
段階1:受講修了時 | 50% | 受講が終了した段階で支給されます。 | 40万円 |
段階2:追加支給① | 20% | 受講修了後、1年以内に就職した場合に支給されます。 | 16万円 |
段階3:追加支給② | 10% | 追加支給①の後、訓練修了後の賃金が受講開始前と比較して5%以上増加した場合に支給されます。 | 8万円 |
上記を合計すると、最大80%(最大64万円)が支給されることになります。
デジLIGでの対象コースと費用
デジLIGでは以下のコース・組み合わせが給付金の対象です。
Webデザイナー専攻(6ヶ月)
未経験からWebサイトを構築できるようになる、Webデザイナーを目指すための基本コースです。デザインの基礎からコーディングまで、実践的なスキルを体系的に学びます。
Webデザイナー専攻UIデザインプラン(7ヶ月)
Webデザイナー専攻で学ぶスキルに加え、アプリやWebサイトの使いやすさを設計するUIデザインを学びます。キャリアの幅を広げたい方におすすめのプランです。
Webデザイナー専攻デザイン集中講座プラン(8ヶ月)
Webデザイナー専攻で学ぶスキルに加え、バナーやロゴ制作といったデザインの考え方・スキルも集中的に学ぶプランです。業界で活躍する現役デザイナーから直接フィードバックを受けられ、デザインの思考力を徹底的に鍛えます。
実際の負担額シミュレーション
この給付金制度(最大80%支給)を利用した場合、上記でご紹介したデジLIGの対象講座の自己負担額は、以下のようになります。
定価(税込) | 負担額(80%支給の場合) | |
---|---|---|
Webデザイナー専攻 (6ヶ月) |
572,000円 | 220,000円(税込) ※352,000円支給 |
Webデザイナー専攻UIデザインプラン (7ヶ月) |
636,900円 | 205,380円(税込) ※431,520円支給 |
Webデザイナー専攻デザイン集中講座プラン(8ヶ月) | 712,800円 | 274,560円(税込) ※438,240円支給 |
※給付金は税込み価格(「友人紹介割引」等、割引価格での受講申込の方は割引後の税抜き価格)のうち、教育訓練経費(入学金および授業料)に対する還元となります。設備教材費、使用ソフトウェア購入費用などは適用されません。
※対象講座の受講を修了した場合:講座の教育訓練費用の50%相当額(上限40万円)
※対象講座修了後1年以内に企業へ就職した(雇用保険の被保険者として雇用された)場合は、教育訓練費用の20%相当額(年間上限16万円)
※賃金(給与)が5%以上上昇した場合には、教育訓練費用の10%(上限年間8万円)
※支給金額の算出方法詳細はこちら
手続きの流れ
こちらの制度を活用して受講いただく場合、デジLIGへのお申し込みとは別に、ご自身でハローワークでの申請手続きが必要となります。
実際に申請をされる場合は、以下の厚生労働省のサイトや資料をご覧いただくか、お近くのハローワークにお尋ねください。
▼以下の明示書も必ずご確認ください。
教育訓練給付制度の適正な利用に必要となる事項について(PDF)
▼また、当校の明示書はコースごとに異なります。あわせてご確認ください。
大まかな流れは以下の通りです。
STEP1. デジLIGの個別説明会に参加する
まずはお気軽に個別説明会へご参加ください。スクールアドバイザーが最適なコースをご案内させていただきます。
給付金制度のご説明はもちろん、未経験から転職や副業を成功させる秘訣や、業界の将来性といったキャリアに関するご相談もお受けしております。
STEP2. ハローワークで事前手続きを行う
給付金の利用には、ハローワークでの事前手続きが必須です。まず「ジョブ・カード」を作成し、「訓練前キャリアコンサルティング」を受けたうえで、「受給資格確認申請」を行います。
- 💡そもそも「ジョブ・カード」って?
- 厚生労働省が推奨する、キャリアプランニングのためのツールです。これまでの職務経歴や学習歴、スキルなどを整理し、キャリアコンサルティングを受ける際に活用します。専門実践教育訓練給付金の申請には、このジョブ・カードを用いた訓練前キャリアコンサルティングが必須となります。
また、申請書類のなかで「指定番号」を記載する項目があります。
▼デジタルハリウッドSTUDIO 上野 by LIG の指定番号は以下をご確認ください。
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- Webデザイナー専攻:1312079-2520011-8
- Webデザイナー専攻UIデザインプラン:1312079-2520021-0
- Webデザイナー専攻デザイン集中講座プラン:1312079-2520031-3
- 教育訓練施設名:デジタルハリウッドSTUDIO 上野 by LIG
- 施設番号:1312079
この手続きは、デジLIG受講開始日の2週間前までに完了させる必要がありますので、お早めにご準備ください。
※参照:マイジョブ・カード公式サイト
STEP3. デジLIGへのお申し込み・お支払い
ハローワークでの手続きと並行して、デジLIGの受講お申し込みと受講料のお支払いを完了いただきます。お支払い方法は一括、または分割(学資ローン)をご利用いただけます。
STEP4. デジLIGの受講開始
いよいよデジLIGの受講スタートです! 目標達成に向けて学習を進めていきましょう。
STEP5. ハローワークへ支給申請を行う
給付金の支給申請は、タイミングに応じて複数回行う必要があります。
7ヶ月以上の講座は、開講から6か月後に支給申請を行ってください。6か月以内の講座は、修了後の支給申請のみとなります。
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- 受講修了時の申請:講座を修了した後、1ヶ月以内にハローワークへ支給申請を行います。これにより、受講料の50%が支給されます。(受講期間が6ヶ月以上の講座の場合、受講中に一部を申請することも可能です。)
- 追加支給の申請:受講修了後、1年以内に就職した場合や、賃金が向上した場合など、追加支給(最大30%)を受け取る際にも、その都度ハローワークへの申請が必要となります。
【参考】リスキリング補助金との違い
すでにデジLIGでもご案内中の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」との主な違いをまとめました。ご自身の状況に合わせて、より適した制度をご活用ください。
【NEW】専門実践教育訓練給付金 | リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業 | |
---|---|---|
管轄 | 厚生労働省 | 経済産業省 |
最大補助(支給)率 | 最大80% | 最大70% |
主な対象者 |
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デジLIGの対象コース | Webデザイン関連のみ対象 | Webデザインやグラフィックデザイン、動画編集におけるほぼ全てのコースが対象 |
支給の仕組み | 受講料を全額支払い後、ハローワークから給付金が支給されます。 | 受講料を全額支払い後、条件を満たすと最大70%がキャッシュバックされます。 |
申請場所 | ご自身でハローワークにて手続きが必要です。 | デジLIGにて手続きが可能です。 |
Q&A
自分がこの制度を利用できるか知りたい
住民票を登録している地域を管轄するハローワークで可否を調べることができます。制度を利用した受講には事前に受給資格確認をハローワークで行う必要もございますので、まずはハローワークにご相談ください。
給付金とリスキリング補助金の併用はできますか?
1つの講座に対して両方の制度を併用することはできません。ただし、別の講座であれば、同時期にそれぞれを利用することは可能です。
現在離職中ですが、給付金の対象になりますか?
はい、対象となる可能性があります。
「専門実践教育訓練給付金」は、離職後1年以内の方も対象となります(雇用保険の加入期間など別途条件あり)。一方、「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」は在職者向けの制度です。詳しくは個別説明会にてご相談ください。
この給付金をもらうには、転職が必須ですか?
いいえ、必須ではありません。講座を修了すれば、転職の有無にかかわらず受講料の50%は支給されます。修了後に転職・就職された場合は、さらに最大30%の追加支給される仕組みです。
厚生労働省の検索システムでは「デジタルハリウッドSTUDIO上野 by LIG」しか出ていませんが、他のSTUDIOでは利用できませんか?
デジLIGの全STUDIOで利用可能です。
本講座の形式は「通信」扱いとなるため、特定の指定校舎という概念はありません。ご都合の良いSTUDIOで学習いただけます。
さいごに
これまでご案内していた「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に加えて、今回新たに「専門実践教育訓練給付金」も利用可能となり、より多くの方がお得に学習を始められるようになりました。
デジLIGでの学習は、クリエイターとしてキャリアチェンジを目指す方にとって、費用を抑えて学べる絶好のチャンスです。最大80%の給付金を活用してWebデザインを学び、キャリアチェンジを実現しましょう。
ご自身が制度の対象になるか、どちらの制度を利用すべきかといったご相談も、個別説明会で承っております。まずはお気軽にご参加ください。