クリエイティブ職に強い人材紹介エージェント5社|採用のポイント解説

クリエイティブ職に強い人材紹介エージェント5社|採用のポイント解説

Jumpei Hayashi

Jumpei Hayashi

こんにちは。クリエイター向け転職エージェント「ReNew by LIG Agent」の林です。

昨今のクリエイティブ業界では、従来の正社員雇用だけでなく、副業・フリーランス・リモートワークなど、働き方の選択肢が大きく広がっています。

それに伴い、採用市場も大きく変化し、単なるスキルマッチングだけでなく、多角的な目線から採用戦略を考えることが必要になってきています。

本記事では、そうした変化を踏まえたうえで、クリエイター採用に強い人材紹介会社の選び方と、採用成功のためのポイントをご紹介していきます。

クリエイター採用におすすめの人材紹介会社5選

ReNew by LIG Agent(リニュー)

https://liginc.co.jp/renew/btob

弊社LIGが運営するクリエイター特化のエージェントです。

ReNewの最大の特徴は、キャリアカウンセリングの質の高さ。エージェントは単なる職務経歴だけでなく、「なぜその仕事に携わったのか」「どんな環境で最も力を発揮できるか」といった、一歩踏み込んだヒアリングを行います。これにより、表面的なスキルマッチングではわからない、求職者の本質的なニーズや価値観までしっかりと把握したうえでマッチングを行っています。

また、独自のクリエイターコミュニティの運営を通じて、常時3,000名以上のクリエイターとのネットワークを保持。転職を考えていない優秀なクリエイターともコネクションを持っているため、様々なキャリアステージの人材紹介が可能です。

入社後にも離職防止・育成のためのオンボーディングフォローを設けており、新しい環境への適応をサポートすることで、早期離職のリスクを最小限に抑える工夫をしています。

URL https://liginc.co.jp/renew/btob
特徴
  • デジタルクリエイティブ職種に特化
  • キャリアカウンセリングに定評あり
  • 求職者の価値観や志向性まで踏み込んだマッチング
  • 入社後のオンボーディング支援あり
得意職種 UI/UXデザイナー、Webデザイナーの紹介実績が豊富
対応形態 正社員紹介、フリーランス紹介

クリエイター採用のご相談はこちら

マイナビクリエイター

https://mynavi-creator.jp/corporation/

マイナビクリエイターは、総合人材サービス大手のマイナビが展開するクリエイター専門の人材紹介サービスです。特に映像制作やゲーム開発関連の職種に強みを持ち、モーションデザイナーやゲームプランナーなどの専門職の紹介実績が豊富。

大手企業ならではの充実したカウンセリング体制を持ち、求職者一人ひとりの希望する働き方や価値観を丁寧にヒアリングを行います。全国規模のネットワークを活かし、地方在住のクリエイターの紹介も得意としています。また、新卒採用事業も手がけているため、若手人材の発掘に定評があり、成長意欲の高い人材の紹介が可能です。

URL https://mynavi-creator.jp/corporation/
特徴
  • 大手マイナビグループの信頼性
  • 全国規模のネットワーク
  • 若手人材の紹介に強み
  • 新卒採用との連携も可能
得意職種 映像、ゲーム業界のクリエイター紹介
対応形態 正社員紹介、紹介予定派遣

Geekly(ギークリー)

https://www.geekly.co.jp/business/

Geeklyの特徴は、エージェント自身がテクノロジー企業での実務経験を持っていることです。そのため、求職者の技術力だけでなく、「どんな開発環境で力を発揮できるか」「チームの文化にフィットするか」といった、より本質的な部分まで見極めることができます。

特にスタートアップ企業の採用支援に強みを持ち、急成長するチームに適した人材のマッチングを得意としています。

また、カジュアル面談からスタートできる柔軟な採用フローにより、転職に慎重な優秀なクリエイターの発掘にも成功しています。

URL https://www.geekly.co.jp/business/
特徴
  • テックカンパニー出身のエージェントが多数在籍
  • スタートアップ企業の採用支援に強み
  • テクニカルな評価が可能
  • カジュアル面談からスタート可能
得意職種 フロントエンドエンジニア、プロダクトデザイナーの紹介
対応形態 正社員紹介、フリーランス紹介

HIGH-FIVE[HR]

https://hr.high-five.careers/

HIGH-FIVE[HR]は、クリエイティブ分野における人材サービスのパイオニアとして、長年の実績を持っています。求人サイト「HIGH-FIVE」で特筆すべきは、キャリアカウンセリングの質の高さです。求職者の希望する働き方や価値観を丁寧にヒアリングし、複数の雇用形態の中から最適な選択肢を提案できることが強みです。

また、クリエイター向けの教育研修プログラムを提供していることも特徴で、入社後のスキルアップもサポート。長期的なキャリア形成を見据えた人材紹介が可能です。定期的なフォローアップ面談により、入社後のミスマッチも防いでいます。

URL https://hr.high-five.careers/
特徴
  • 20年以上の業界実績
  • 幅広いクリエイティブ職種をカバー
  • 独自の研修プログラムを提供
  • きめ細かいキャリアカウンセリング
得意職種 映像、ゲーム、Web、広告など多様な分野の人材紹介
対応形態 正社員紹介、派遣、紹介予定派遣、フリーランス紹介

type転職エージェント

https://type.jp/keisai/

type転職エージェントは、デジタルマーケティングやWeb制作分野での転職支援に定評があります。

特徴的なのは、キャリアアドバイザーの質の高さ。求職者の「やりたいこと」だけでなく、「なぜそれをやりたいのか」という本質的な部分まで掘り下げたカウンセリングを行います。

また、入社後3ヶ月間は定期的なフォローアップ面談を実施し、新しい環境への適応をサポート。早期離職の防止に力を入れています。

独自のポートフォリオ評価制度により、クリエイターのスキルを客観的に判断することも可能です。

URL https://type.jp/keisai/
特徴
  • IT・Web業界に特化
  • 若手~中堅クリエイターの層が厚い
  • キャリアアドバイザーの質が高い
  • 充実したフォローアップ体制
得意職種 Webデザイナー、UIデザイナーの紹介
対応形態 正社員紹介、紹介予定派遣

クリエイター採用に強い人材紹介会社の選び方

クリエイター職の採用なら特化型がおすすめ

クリエイティブ職種の採用では、スキルセットの評価はもちろんのこと、その人の価値観や働き方に対する考え方まで理解することが重要です。特化型エージェントの強みは、以下のような点にあります。

  • クリエイターの志向性や価値観を深く理解できる専門知識
  • 職種ごとの市場動向や年収相場に関する最新情報
  • クリエイター特有のキャリアパスへの理解
  • 企業文化とクリエイターの相性を見極める目利き力

特に最近では、「どんな環境で働きたいか」「どんなプロジェクトに携わりたいか」といった価値観の部分で、ミスマッチが起こるケースが増えています。特化型エージェントは、そうした深い部分まで踏み込んだマッチングが可能です。

エージェントの質を見極める

クリエイティブ職は比較的転職率が高い業種です。
そのため、エージェントの質は影響としても大きく、特に以下のような点を重視して選定することをお勧めします。

  • 求職者の価値観やキャリアプランを深堀りするカウンセリング力
  • 入社後のフォローアップ体制の充実度
  • 過去の紹介実績における定着率
  • 求職者の本音を引き出せるコミュニケーション力

優秀なエージェントは、表面的なスキルマッチングだけでなく、人柄やキャリアの指向性などもしっかりと確認し、企業側と求職者側双方のマッチング度を加味した紹介を進めていきます。

特に入社後のフォローアップ体制は、離職率を抑える重要な要素となります。

独自の人材プールを持っているか

優秀なクリエイターを確保するには、人材紹介会社が持つ独自の人材プールの質と量が重要です。以下のような取り組みを行っている会社を選ぶことをお勧めします。

  • クリエイター向けのコミュニティ運営や勉強会の開催
  • 業界特化型のメディア展開による情報発信
  • SNSを活用した日常的な関係構築
  • オンライン・オフラインでのネットワーキングイベント

こうした独自のチャネルを持つ人材紹介会社は、転職市場に出てこない優秀なクリエイターとのコネクションを持っていることが多く、より質の高い人材の紹介が期待できます。

特に、普段からクリエイター業界内での信頼関係を構築している企業においては、クリエイターの本音を引き出しやすく、ミスマッチを防ぐことができます。

複数社併用するのがおすすめ

クリエイター採用を効率的に進めるために、複数の人材紹介会社を併用することをお勧めします。ただし、闇雲に数を増やすのではなく、以下のような戦略的な使い分けが効果的です。

  • 職種や専門性による使い分け(例:UIデザイナーとモーションデザイナーで異なる会社を使う)
  • 求める経験レベルによる使い分け(例:若手向けと経験者向けで分ける)
  • 採用の緊急度による使い分け(例:即戦力募集と長期的な人材発掘で分ける)
  • 地域特性による使い分け(例:首都圏と地方で異なる会社を活用)

ただし3社程度に絞ることで、各社との密なコミュニケーションを維持することが重要です。また、各社に同じ求人を出す場合は条件や求める人物像を統一することで、混乱を防ぐことができます。

クリエイター採用を成功させるためのポイント

カルチャーフィットを重視する

クリエイターの採用では、スキルセットの適合以上に、企業文化との相性が重要になってきています。

下記のような点においては、自社の特徴を明確にしたうえで、求職者側とのマッチング度を確認していくことをお勧めします。

  • 意思決定のプロセス(トップダウンかボトムアップか)
  • 働き方の柔軟性(リモートワーク、副業可否など)
  • チームの雰囲気やコミュニケーションスタイル
  • 評価制度(成果主義かプロセス重視か)
  • キャリア形成のサポート体制

これらの点について具体的に説明できることで、価値観のミスマッチを防ぎ、長期的な定着を図ることができます。特に、クリエイティブ職は働き方や価値観が多様化している職種だけに、この部分の確認は重要です。

採用要件を明確化する

クリエイター採用成功の鍵は、求める人材像を明確にすることです。

  • 必須のスキルセットと経験年数
  • ポートフォリオで確認したい実績の種類
  • チーム内での具体的な役割と期待値
  • 今後のキャリアパスの可能性
  • 求める価値観や働き方の志向性

特に価値観や働き方の部分は、具体的なエピソードを交えて説明できるとよいでしょう。

「うちの会社ではこんな働き方ができる」「過去にこんなキャリアを歩んだ人がいる」といった具体例があると、求職者もイメージしやすくなります。

自社の魅力を効果的に発信する

優秀なクリエイターを獲得するためには、自社の魅力を効果的に発信することが重要です。

  • 具体的な制作実績や今後の案件情報
  • 技術力向上のための教育制度や成長機会
  • 柔軟な働き方や環境整備の状況
  • クリエイターの裁量権や意思決定への参加機会
  • チームの雰囲気や社内文化

特に、クリエイターが重視する「やりがい」や「成長機会」について、具体的な事例を交えて説明できることが望ましいです。

また、入社後のギャップを防ぐため、課題や改善点についても適切に開示することが大切です。

まとめ

クリエイター採用の成功には、スキルマッチングはもちろんのこと、価値観や働き方の相性まで見極めることが重要です。

そのためには、専門性の高い人材紹介会社を活用し、しっかりとしたカウンセリング体制を持つエージェントと協力することが鍵となります。

また、自社の文化や価値観を明確に示し、長期的な視点でのマッチングを心がけることで、優秀なクリエイターの採用と定着を実現することができます。

採用市場が変化し続ける中、一時的な採用成功だけでなく、その後の定着まで見据えた採用活動が、これからのクリエイター採用では重要となってくるでしょう。

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日本大学芸術学部卒業後、テレビ、ラジオ、Webメディア、プロスポーツイベント等、複数の媒体にてディレクター職を経験。2018年9月からLIGにセールスメンバーとして入社し、教育事業部に配属(現デジタルエデュケーション部)。自身がクリエイターを行なっていた経験を生かし、現在は部長としてWebクリエイタースクール事業「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」の事業企画、運営を行い、クリエイター育成をミッションとしている。

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