こんにちは! Webデザインスクール「デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)」の清水です!
キャリアチェンジを検討する中でWebディレクターになりたい!と考える方もいらっしゃるかと思いますが、「未経験からWebディレクターになるには何を学べばいいのか」「Webディレクターになるためにどんなスクールに行くべきなのか」などといった疑問点も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、未経験からWebディレクターを目指す方におすすめのスクールを厳選してご紹介していきます!
目次
そもそもWebディレクターとは?
まずはWebディレクターについて、仕事内容や年収といった基本情報を確認していきましょう。
仕事内容
WebディレクターはWeb制作において総監督にあたる役割で、全般的な指揮や進行管理を行います。主な仕事内容は次のとおりです。
プロジェクトの進行管理
プロジェクトのスケジュール管理・調整を行い、納期通りに必ず完成させることを目指すのもWebディレクターの役割です。進行状況を把握し、適切な調整を行うことで、プロジェクトがスムーズにすすむよう管理します。
チームの調整とコミュニケーション
Web制作には様々な専門職(デザイナー、コーダー、エンジニア、マーケターなど)が携わっています。Webディレクターは、これらのメンバーの役割を理解し、チームで円滑に連携できるように調整を行います。また、クライアントと社内メンバーの間で橋渡しをしていくことも行います。
コンテンツの品質管理
制作するWebサイトやコンテンツがクライアントの要望に合致しているか、高い品質かどうかを確認します。コンテンツの内容が適切か確認し、必要に応じてWebディレクターが改善案を提案することもあります。
クライアント対応
Webディレクターは、クライアントとの折衝を担当し、その要望を正確に把握してプロジェクトに反映させます。クライアントに対して提案を行い、制作物が期待通りになるよう導きます。
上記の他にも、プロジェクト中には予期しないトラブルや変更が発生することもあるため、イレギュラーな状況にも柔軟に対応し、プロジェクトを進行させるための調整も行っていきます。
Webディレクターは、上記のような業務を通じてプロジェクト全体の品質とスケジュールを管理しながら、クライアントの満足度を高める役割を果たします。また、Web制作における専門知識を活かしながらチームをリードし、成果を最大化させる重要なポジションなのです。
平均年収
カカクコムが運営する「求人ボックス」のデータによると、Webディレクター(正社員)の平均年収は約499万円です。
ただ全体の給与幅は340〜923万円と比較的広くなっています。このことから、勤務先や経験・スキルによっても大きな差があると見受けられます。
求められるスキル
Webディレクターは社内でのやり取りの他に、クライアントとのコミュニケーションも必要であるため、幅広いスキルと知識が必要です。具体的には、次のようなスキルが求められます。
- コミュニケーションスキル:社内だけでなくクライアントへのヒアリングや企画提案、案件定義などを円滑に進める力
- マネジメント能力:メンバーが持つそれぞれの能力をしっかりと発揮できるような環境を整備したり、スムーズにプロジェクトを連携させる力
- スケジュール管理能力:プロジェクトの進行をコントロールする力
- デザインやコーディング、マーケティングといった幅広い専門知識:それぞれのメンバーに細かな指示出しができるようなスキルと知識
おすすめWebディレクタースクール6選
ここからはWebディレクターを目指す方におすすめのスクールをご紹介します。
Webディレクションに特化した講座があるスクールもあれば、Webデザインの講座でWebデザインを体系的に学び、+aでWebディレクターに必要な知識を身につけ、未経験からWebディレクターへキャリアチェンジを目指せるスクールもあります。
学習形式やサポート体制を照らし合わせて確認していきましょう。
デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)
デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)公式サイトを見る
Web制作会社である弊社「LIG」が、教育事業会社デジタルハリウッドと共同で運営するWebデザインスクールです。
現役デザイナーやマーケターが講義を行うデジLIG独自のLIVE授業の受講も可能なので、現場のノウハウや実践的なデザインやマーケティングの考え方を学ぶことができます。
企画からデザイン、コーディングまで一通り学習するカリキュラムがあるので、未経験からWeb制作全般の流れを把握し、それぞれのスキルを習得しつつWebディレクターを目指すことが可能です。
2ヶ月かけて0から企画を考え、オリジナルサイトを制作する卒業制作期間もあります。制作スケジュールの管理を実践的に進めていく経験もすることができ、実際にWebデザイナー専攻卒業生の多くがWebディレクターとして活躍しています。
授業形式 | 動画教材を利用した自習型 |
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受講スタイル | オンライン・オフライン(上野・池袋・大宮・北千住・川崎・町田) ※デジLIG受講生なら全6校舎のSTUDIOの利用が可能です。 |
料金(税込) | Webデザイナー専攻(6ヶ月):¥517,000- |
サポート体制 | ・メンターサポート(無期限で何度でも) ・案件紹介 ・現役デザイナーへ自主制作・受注案件も無制限で質問可能 ・卒業後もポートフォリオ添削OK ・卒業後もコミュニティ・施設利用が可能 ・現役クリエイターからのLIVE授業 |
※料金は、入学金や教材費を含む総額です。
毎日個別の説明会・相談会をおこなっていますので、お気軽にお越しください!
ヒューマンアカデミー
Webデザイン講座をはじめ、資格取得や手厚い就職支援で評判のスクールです。
キャリアアップをサポートするプログラムが豊富で業界との連携も強化しているため、実務に直結するスキルを身につけることが可能です。
授業形式 | 動画教材を利用した自習型 |
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受講スタイル | オンライン・オフライン(全国24校) |
料金(税込) | ・Webデザイナーコース:¥588,500- ・Webデザイナー総合コース:¥828,432- |
サポート体制 | ・オンライン・オフラインでの質疑応答 ・就職サポート ・カウンセラーサポート ・面接対策 ・履歴書・職務経歴書の添削 ・求人紹介 |
※料金は、入学金や教材費を含む総額です。
DeBo
上場企業の現役ディレクターが講師・監修している講座を半年間みっちり受講ができ、在学中から実践的に学んで即戦力として活躍できるようなスクールです。
オンラインでの受講のため、仕事で通学が難しい方もお好きな場所で学習を進めることが可能です。
おすすめコース | WEBディレクター養成基本講座(6ヶ月間で全6回の基本講座を受講) |
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料金(税込) | ¥143,000- |
授業形式 | オンライン |
受講スタイル | オンラインのみ |
身に付くスキル | ・ディレクション業務の概要や、業務の進め方の理解 ・Web制作のトレンド ・スキルセット ・課題とゴール策定 ・企画・ヒアリング・見積 ・設計・ワイヤーフレーム ・ライティング ・制作・進行管理 |
サポート制度 | ・個人面談(個別の質疑応答やフィードバック) ・面談突破術レクチャー ・模擬面談体験・面接対策 ・職務経歴書・選考書類の書き方のコツ解説 ・ワークショップ(デザインやライティングの依頼書作成など) ・フリーランサー・副業・ダブルワークを行っている方向けの仕事紹介制度 |
※料金は、入学金や教材費を含む総額です。
インターネットアカデミー
インターネットアカデミーは、Webデザインやプログラミング、ITスキルなどといった実務に直結したスキルを学べるWeb制作会社が母体のスクールです。
初心者から上級者まで対応したコースを提供し、柔軟な受講スタイルや充実したキャリアサポートを通じて、受講生のキャリアアップを支援しています。
おすすめコース | Webディレクター講座(10~12ヶ月間) |
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受講スタイル | ライブ授業、マンツーマン授業、オンデマンド授業 |
料金(税込) | ¥892,100- |
身に付くスキル | HTML/CSS、JavaScript、コーディング、Photoshop、Illustrator、Webサイト制作実践、レスポンシブWebデザイン、企画立案、ディレクション |
サポート体制 | ・1年間授業が受け放題 ・マンツーマン授業、オンデマンド授業での対応 ・チャット質問サービス ・Web専門の求人情報(受講生専用) ・各種セミナー・交流会の実施 ・卒業後も使える最新デジタルテキストなど |
※料金は、入学金や教材費を含む総額です。
Shelikes
WebデザインやWebマーケティングなどのクリエイタースキルが学べる女性専用のスクールです。
コミュニティ運営に力を入れており、受講生同士のコミュニケーションも多くある印象です。幅広い選択肢があるので、ディレクターとして様々な知識を身につけられるのはメリットではある一方で「他校と比較して専門性が劣る」という意見もあるので、体系的に着実にスキルを身につけたい方は注意が必要です。
授業形式 | 動画教材を利用した自習型 |
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受講スタイル | オンライン・3拠点(東京(青山)、大阪(梅田)、愛知(名古屋) |
受講料(税込) | ・スタンダードプラン:¥16,280- ・レギュラープラン:¥352,000- |
受講期間 | 最短2ヶ月(40時間) |
習得スキル等 | Illustrator、Photoshop、HTML・CSS、Javascript、Figma、STUDIO、WordPress、マーケティング、マネジメントなど |
サポート体制(プランによって変動) | ・受講生コミュニティ「SHEstation」で他の受講生に質問 ・コースごとに開催されるイベントや勉強会「もくもく会」で講師に質問(※一部コースのみ開催) ・TA(ティーチング・アシスタント)にチャットで相談 ・月1のコーチング ・特別イベントの参加 ・お仕事チャレンジの機会 ・キャリアカウンセリング ・面接対策や履歴書作成のサポート |
※料金は、入学金や教材費を含む総額です。
デジハリオンライン
教育事業会社デジタルハリウッドが運営するオンライン専用のスクールです。
Webデザインや映像制作、プログラミングなど、デジタル領域で必要なスキルをフルオンラインで学習します。※比較してデジタルハリウッドSTUDIOはオンライン・オフラインの併用が可能です。
フルンラインかつ短期間のため、Webディレクションの知識のインプットメインで利用されるにはおすすめですが、未経験から専門的なスキルや体系的にWebデザインも学習したい方には不向きかもしれません。
おすすめコース | Webディレクター講座(2ヶ月、約9時間) |
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料金(税込) | ¥53,900- |
授業形式 | 動画教材を利用した自習型(一部LIVE授業) |
受講スタイル | オンラインのみ |
身に付くスキル | ・Webディレクション業務の理解 ・業務に必要なスキル ・知識の把握業務で便利なツールの理解 ・コンテンツ制作基礎クリエイターのための著作権など |
サポート制度 | ・テキスト チュータリング(質問回数無制限) ・zoom個別相談「オンライン チュータリング」(完全予約制) |
※料金は、入学金や教材費を含む総額です。
おすすめWebディレクター講座2選
Udemy
Udemyでは、Webディレクションに必要なスキルや知識を体系的に学べるコースが豊富です。
ツールの使い方の講座だけでなく、プロジェクト管理やコミュニケーションスキル、UX/UIデザインやマーケティングについて学習できる講座も揃っています。定期的にセールを行っており非常にお得な価格で質の高いコースを受講できるため、予算やご自身の希望のタイミングに合わせて受講が開始できる点も魅力の一つです。
また、自分のペースで学習できるため忙しい方にもおすすめです。
おすすめコース |
など |
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授業形式 | 動画教材を利用した自習型(講師のサポートなし) |
受講スタイル | オンラインのみ |
サポート制度 | 30日間返金保証 |
※料金は、入学金や教材費を含む総額です。
Schoo
社会人や転職希望者を対象にしたオンライン学習プラットフォームです。
ライブ授業や録画授業をとおして実践的なスキルを学べるため、Webディレクターに必要な能力を効率よく身につけることができます。
専門家から直接学ぶことができキャリアサポートや実務演習もあるため、学んだことをすぐに実践に活かせる環境が整っています。
おすすめのコース例(Webディレクター向け) | ・Webディレクション入門 ・UX/UIデザイン入門 ・Webマーケティング基礎 ・プロジェクトマネジメント |
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料金 | 7日後から定額で見放題 月額980円 年額9,800円 |
授業形式 | 動画教材を利用した自習型(講師のサポートなし)、一部講座は生放送もあり |
受講スタイル | オンラインのみ |
※料金は、入学金や教材費を含む総額です。
Webディレクタースクールの選び方
実践的なカリキュラムかどうか
スクールではさまざまな教材が用意されていますが、ツールを使えるようになるだけではキャリアチェンジに繋げるのは難しく、独学と変わりがなくなってしまいます。
Webディレクターとしてスムーズに転職するには、在学中から現場目線での考え方やノウハウを習得しておくことが重要です。
また、業界の技術やトレンドに対する変化の流れが早いこともあり、現役クリエイターからフィードバックがもらえるのかどうかも確認が必要でしょう。
授業形式が自分のライフスタイルに合うか
数ヶ月の期間在籍することを考えると、ご自身の現在のライフスタイルに合わせた授業形式を選択することが重要です。
- ・通学スタイル:オンラインか通学型、または組み合わせられるスクールがある
- ・授業スタイル:集団型かマンツーマン、または自学習型のスクールがある
お仕事と学習の両立を検討されている方は、自身の都合に合わせて通学とオンラインを組み合わせられるスクールがおすすめです。
手厚い就職サポートがあるか
キャリアチェンジを目指す方は、就転職に必須のポートフォリオや書類添削がしてもらえるのか、また在学中に限らず卒業後もサポートをしてくれるのかの確認が必須です。
求人紹介があるのかどうかなど、ご希望のサポートが揃っているのかチェックしておきましょう。
まとめ
今回は、Webディレクターを目指す方におすすめのスクールをご紹介しました。
スクールでは最短ルートで効率的に学習を進めていくことが可能です!
今回の記事でWebディレクターの仕事内容や求められるスキルなどを知った上で、ぜひ自分にあったスクールを選んでいただければと思います。
私たち「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」の無料個別説明会でも、カリキュラムの説明はもちろんのこと、みなさんのご希望やご状況をヒアリングした上で、お客さまに合う最適なご提案をさせていただきます。
少しでも興味がある方は、個別説明会にご参加ください。オンラインでもオフラインでも開催しています!