公開3ヶ月で前年を超える問い合わせを獲得!「ソラストグループ」ポータルサイト制作秘話

公開3ヶ月で前年を超える問い合わせを獲得!「ソラストグループ」ポータルサイト制作秘話

武部夏帆

武部夏帆

こんにちは、Webディレクターの武部(カホ)です。

LIGでは保育事業などを展開するソラストグループ(株式会社ソラスト)様のこども事業のポータルサイトを制作しました。

ソラストグループのこども事業 | 好奇心が未来を創る保育園

保育園で過ごす子どもの無邪気さやワクワク感を表現するため、サイトのあちこちに面白い仕掛けをつくり、遊び心あふれるサイトを制作しました。そして、なんと公開からわずか3カ月で、すでに前年の総数を超える問い合わせを獲得できました。

そこで今回はソラストグループ様に、サイト制作に込めた思いや制作過程のエピソード、サイト公開後の反応などをお聞きしました。

サイトの制作・リニューアルを検討している企業の方は、ぜひご一読ください!

株式会社ソラスト
株式会社ソラスト(旧日本医療事務センター)は、医療事業・介護事業・こども事業など、地域社会と一人ひとりの生活に密着したサービスを提供。グループ会社を含め、介護事業所717か所、保育事業所67か所(2024年5月末)を有する。

動きがある面白いサイトを探し、制作を担当したLIGを発見

武部:今回のサイト制作は2023年6月にスタートし、約10ヶ月かけて制作を進めました。まずはサイトの制作に至ったきっかけを教えてください。

▲株式会社ソラスト こども事業本部 ディレクター 中山 亜希さん

中山:当社は保育園などを展開していて、2022年に新たに保育事業を行う3社がグループに加わりました。これまでそれぞれがWebサイトを運営していたのですが、運営体制は維持しつつも、グループの一体感を出せるようにしたほうがいいのではないかという意見が出てきたんです。

そこで、情報を集約したサイトへの入口として、ソラストグループのこども事業のポータルサイトをつくり、グループ各社のサイトと紐づけることにしました。

武部:ありがたいことに弊社にご相談いただいた理由は何だったのでしょうか?

松永:今回のサイトは、他社のサイトとは違う、動きのあるものにしたいという思いがありました。そこでいろんなサイトをチェックし、仕掛けがあるもの、特徴のあるものを探したところ、「けたくま」のサイトにたどり着いたんです。

KETAKUMA Official | けたくま公式

松永:けたくまのサイトは、カーソルを合わせるとコーヒーがこぼれるなど、いろいろな仕掛けがあってすっごく面白かった。それを制作されたのがLIGさんだったんです。気になって制作事例を拝見したところ、ほかにもいろいろと魅力的なサイトを手がけられていたので、直接問い合わせをしました。

武部:「けたくま」のサイトがきっかけだったのですね。あのサイトは社内でも好評です。他社さまでもご提案いただいていたかと思いますが、最終的にLIGをパートナーに選んでいただいた理由は何だったのでしょうか?

▲株式会社ソラスト こども事業本部 保育事業部 部長 松永 久美子さん

松永:LIGさんを選んだ決め手は、「一緒に面白いものを作れそうと思ったから」です。Webサイト制作に限らない話ですが、外部に委託する場合、どうしても「発注者/受注者」のビシネスライクな関係になりがちです。でも、LIGさんとお打ち合わせをするなかで、「ワンチーム」で一緒に制作していけそうな気がしました。

もちろん、すでに面白いサイトをたくさん作っていて企画力は間違いないし、実際にいただいた提案の内容もこちらの期待を超えていたことも理由です。

武部:そこまで言っていただけるとはとても嬉しいです! 先ほど「サイトを動きがあるものにしたかった」とのことですが、そこを重視した理由を教えてください。

松永:まず、世の中のIT技術の進化やトレンドの変化はとても速く、今は新しいものでも2〜3年後には、古いと思われてしまう可能性は十分あります。

当グループは、保育士の働きやすさや子どもの通園のしやすさなどを大事にしていて、それを実現するためにICT(情報通信技術)を積極的に取り入れています。それをきちんと外に発信していくためにも、まずはサイトを通して「先進的」と感じていただき、保護者の皆さまや就業を考えている保育士から選ばれる会社・サイトづくりにしたいと思っていました。

中山:また、株式会社ソラストとグループ会社、どちらが運営しているかは関係なく、グループ内すべての保育園を同じように検索できるようにすることも、大事な要望としてお伝えしましたね。

▲グループ内のすべての園を検索できる

武部:そうですね。貴社のグループ会社に対する真摯な姿勢を感じました。複合検索を入れてグループ全体から園を探せるように工夫したことで、しっかり実現できたと思っています。

初期のワークショップで事業理解が深まり、サイトのコンセプトも見えた

▲株式会社LIG ディレクター 武部

武部:続いて、制作の過程で印象に残ったことがあれば教えてください。

中山:このプロジェクトの一番はじめに、LIGさんと弊社のグループ会社とでワークショップを開催しましたが、そこで各社の想いを改めて確認できたことが印象に残っています。

考えが重なる部分が多かったのですが、もちろん違いもあって、その各社の想いはプロジェクトを進めていく上で、大事にしなければいけないと本当に思いました。

松永:2024年3月のサイトオープンというゴールに向けて、逆算してさまざまなタスクに対応しなければならず、とても大変でした。でも、武部さんが見事にコントロールしてくれたので、「この人についていけば大丈夫」という安心感を持って進められたことが印象に残っています。

武部:プロジェクトをスケジュール通りに進められたのは、皆さまのご協力があってこそです。私が印象に残っているのは、こちらから質問をさせていただくと「一度、社内で検討します」としばらく回答を保留するのではなく、ほとんどその場でご決断いただけたことです。これが本当に進行しやすかったんです。

定例ミーティングも毎回楽しくて、良いのか悪いのか、緊張しなかったです(笑)。

松永:毎回楽しかったですよね。コンセプトの部分では、LIGさんから「好奇心が未来を創る」というキャッチコピーが上がってきたときに、一気に完成形が見えた気がします。

武部:ワークショップで貴社が好奇心を大事にされていること、先進的なことをされていることがわかりました。私が思っていた保育園のイメージと少し異なっていて、これこそが貴社の魅力だと思ったんです。それでこのコピーをデザイナーと提案しました。

ロケットが発射され、紙飛行機が飛ぶ。遊び心のあるサイトが完成

武部:完成したサイトで気に入っていただいているところはありますか?

 

中山:問い合わせボタンをわかりやすくして欲しいという要望を出したのですが、PCサイトだとボタンにカーソルを合わせると紙飛行機が飛んでいきます。この動きもかわいくて大好きです。

 
 

中山:あとは、ロケットマークをクリックするとロケットが発射されて、ページのトップに戻る仕掛けも気に入っています。つい何回も押しちゃうんですよね。

武部:サイトの各所にちょっとした遊び心を入れた仕掛けをつくることで、サイトを訪問した方に楽しんでいただきたいと思ったんです。保育園を探している方は仕事に育児に日々忙しくされているはず。

そんななかで少しでも楽しんでもらえるコンテンツが提供できれば、ソラストグループの保育園をもっと好きになってもらえるんじゃないかと考えました。

松永:常にユーザビリティを意識していたので、積み木の形を変えてもらったり、アニメーションを秒単位で調整してもらったり、いろいろとお伝えしたのですが丁寧に応えてくれました。おかげで全体に統一感があって、温かい雰囲気のサイトができました。

武部:このサイトデザインにできたのは、松永さんからステキなアイデアをたくさんいただけたおかげです。

松永:こちらのアイデアに対して、LIGさんが「それはできません」って言ったことは一度もなかったですね。難しい要望でも「どういうふうに実現できるか考えてみますね」「これならできるかもしれませんが、どうですか?」と返してくれた。それが本当に良かったと思います。

武部:LIGのサイト制作では「できない」とシャットアウトするのではなく、「どうしたらできるかを考えよう」というカルチャーをチーム全体で大切にしています。そこをご評価いただきうれしいです。

公開3ヶ月で問い合わせは前年超え!急きょ対応者を増員

武部:2024年3月のサイト公開からまだ3ヶ月ではありますが、反応はいかがですか?

松永:社内の評判はもちろんいいのですが、なにより園見学のお申し込みが激増しているんです。サイト公開の翌月の4月は、前年の約10倍の問い合わせがありました。6月時点で、すでに前年度全体のお問い合わせ件数を超えています。

中山:お問い合わせ件数が増加した背景には、問い合わせボタンを「見学申し込み」に変更したことと、問い合わせ導線をわかりやすくしたことも大きいと思っています。「見学申し込み」の文言にしたことでハードルが下がって、連絡しやすくなったんだと思います。

武部:プロジェクトが始まったときに、貴社から「問い合わせを増やしたい」というオーダーをいただいたので、導線の見直しとボタンを「見学申し込み」にするという施策を行ったのですが、しっかり成果に繋がっていて嬉しいです。

松永:私もここまで一気に増えると思っていなかったのでびっくりです。これまで問い合わせ担当は1人だったのですが、対応しきれなくなり3人に増員しました。うれしい悲鳴です。

成功のカギは最初の要件定義。発注側はマストの部分をしっかり決めておこう

武部:この結果につながったのは最初にワークショップをやったこと、そして明確に要件定義を固めた上で制作に入れたことが大きいと感じます。Webサイト制作では、要件定義後に内容がひっくり返ることは珍しくないのですが、貴社は一方的に要望をリクエストするのではなく、話し合って決めていくことができました。

松永:そこは私たちも気をつけましたね。外部の業者さんにお任せする場合、「何かをお願いする = さまざまなコストがかかる」ことを忘れてはいけないと思うんです。発注側になると「やっぱりこうして」と簡単に言いがちになってしまいますが、それはおかしい。発注者と受注者の関係性はフェアであるべきです。

武部:クライアントに大変ご満足いただいたケースを見てみると、どれも当社を「パートナー」と考えてくださっているんです。良いサイトをつくるために対等にディスカッションできたことが、プロジェクトの成功につながると感じます。

では最後に、これからサイト制作を考えている企業さまに向けて、制作の際のアドバイスや成功のポイントをお話いただけますか。

中山:武部さんから明確な要件定義がポイントだったというお話がありましたが、イメージをしっかり決めきることが大事だと思います。

途中でこれもしたいあれもしたいと要望を出すとお互いに苦労しますが、最初にガッチリ大枠を固めておけば、あとから細かな希望があっても対応しやすく、全体がスムーズに進みます。Webサイト制作に携わるのは初めてでしたが、ここはマストだと思いました。

松永:私も同じく、発注側が一番優先したいことを決めておくことが成功のポイントだと思います。今回の場合、園検索をしやすくして問い合わせを増やすというのが最大の目的でした。

追加でお金を払って時間をかければ、ほかにもいろいろなことを実現できたと思いますが、そこは会社として予算とスケジュールを考慮し、やるべきこととやらないことをしっかり見分けなければいけません。

武部:お二人のお話は、ビジネスの観点からも非常に重要な部分だと思います。それを考えてくださったことで、一緒にいいものを作り上げることができ、成果にもつながりました。本日はありがとうございました!

さいごに

LIGではポータルサイト、採用サイト、メディアサイトなどの新規制作、リニューアルを行っています。「面白いものにしたい」「問い合わせを増やしたい」などご要望・目的に合わせてサイトを構築します。

実績も多数紹介しておりますのでぜひご確認いただき、お気軽にお問い合わせください。

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大学卒業後、損害保険会社で営業を経験。その後web制作会社にデザイナー兼ディレクターとして転職し、2023年LIGに入社。現在はコーポレートやサービスサイトのディレクションを行う。

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