この会社、まじめ?個性的?動画配信事業を手がける株式会社PLAYに行ってみた【社員募集中】

この会社、まじめ?個性的?動画配信事業を手がける株式会社PLAYに行ってみた【社員募集中】

Hiroaki Inoue

Hiroaki Inoue

PLAYの事業を統括する取締役COO宮島さんへインタビュー!

イチローのことはさておき、私あっきーの方では株式会社PLAY取締役COOの宮島さんにインタビューさせていただきました。

ico 株式会社PLAY 取締役COO
宮島 大輔
2011年、PLAYの前身となる株式会社ロジックロジックに入社。現在は事業の核となるOTT動画配信プラットフォームやライブ配信プラットフォームをはじめ、一般企業向けSaaSプロダクト開発、ビジネス戦略など事業全般を統括している。

普段僕たちが何気なく見ているHuluやTVerといった動画配信サービス。この裏側のシステムを作っているのが、PLAYだといいます。大手クライアントの円滑な動画配信を支える事業内容や動画配信業界の現状と未来、そしてPLAYで働くメリットや魅力とは。 宮島さんにたっぷりお話を伺いました。

動画配信の裏側を支えるPLAYの事業とは?

あっきー:本日はよろしくお願いいたします。まずはPLAYがどのような事業を行っているのか教えてください。

宮島:動画配信のためのプラットフォーム構築とインフラの提供が私たちの事業の中核です。動画配信プラットフォームといえば、一般的にはYouTubeやNetflixのようなサービスをイメージするかもしれませんが、我々がおこなっているのはそれらの配信を行う裏側のシステム開発の部分。たとえばHuluやTVerのような大手動画配信サービスのシステム開発を担当している他、セミナーや研修動画などを配信するために自社で動画配信プラットフォームを持ちたい企業様からもご依頼いただいています。

あっきー:Huluなど動画配信サービスの事業者は自社でプラットフォームを持つ意味も分かりやすいですが、セミナーや研修のためならYouTubeやZoomなど既存のサービスを活用すればいいような……。

宮島:既存のサービスを使って限定公開にすることで社内教育等に活用している例もありますが、URLを知っていれば誰でも閲覧が可能です。ですからセキュリティの面やDRM(デジタルコンテンツの著作権保護)で問題が大きいんですよ。

あっきー:なるほど……! とはいえ、システム開発を行うにはやはりコストと時間がかかるのでは?

宮島:弊社の場合はゼロベースでのシステム開発も可能ですが、「STREAKS」「KRONOS」「ULIZA」といった、配信に必要なあらゆるニーズをパッケージ化したプロダクトも提供しています。月額制のプロダクト以外は、視聴回数に応じてシステムとインフラの利用料を頂く料金体系です。プラットフォームの完成後は視聴回数を増やして軌道に乗るまでが一番大変な時期なので、初期コストを下げて参入のハードルを極力低くすることが重要ですからね。

動画配信というDX推進で、コンテンツの可能性は大きく広がった

あっきー:PLAYが創業してから、日本の動画配信市場はどのように変わりましたか?

宮島:弊社が創業した2010年頃は既に国内でも動画配信サービスがいくつかありましたが、当時は視聴者数に比例して通信量が増えた分だけ、サーバーや回線などのインフラコストが莫大にかかっていて収益化が難しいという問題がありました。

その後、配信データの規格統一や様々な技術革新により、自社でインフラを持たずに動画配信プラットフォームの運営が可能になったことで動画配信サービスは広く普及していきます。

我々のお客様であるテレビ局やコンテンツスタジオはもちろんですが、プロ野球の球団やさまざまなスポーツの団体、音楽スタジオなど多くの方が配信事業に注力されています。特にテレビ端末でも配信コンテンツを視聴できるようになったことは、動画配信サービスが大きく普及するきっかけになったと思います。

あっきー:動画配信サービスの普及に伴いPLAYの業績も伸び続けていると思いますが、ちなみに昨年の売上は……?

宮島:コロナ禍で動画配信の需要が高まったこともあり、2023年3月期は80億円ほどまで売上が伸びました。ここ3年でおよそ2倍の売上高となっています。

あっきー:やはりコロナ禍で動画配信の需要が伸びたんですね。

宮島:そうですね。特に緊急事態宣言が出ていた頃はコンサートの配信で忙しい日々を過ごした思い出があります。オンラインでのコンサート配信は、一度限りしか観られないデジタルデータを買うと考えると決して安くはない金額です。ただ、ユーザーが良いと思うコンテンツには間違いなく需要があるんだと改めて実感しました。

あっきー:動画配信業界はこれからも驚きの進化がありそうですね!

大手クライアントを相手に、最新分野の開発を通じてエンジニアとしてのスキルを磨く

あっきー:動画配信向けのシステム開発をおこなっている同業他社もありますが、そのなかでPLAYの強みはなんでしょうか?

宮島:テレビ局が提供しているドラマやバラエティといったコンテンツや、プロスポーツ、音楽ライブといったプレミアムコンテンツを配信する有料配信サービスのプラットフォーム提供という立場では、PLAYは国内でトップのシェアを誇っています。マスに向けてアプローチするエンタメ関連のコンテンツですから、何万人が同時に観ても遅延やサーバーダウンが発生しない強靭なインフラが必要です。そのため、民放各社と提携して大規模な動画配信をおこなってきた経験や実績に由来する信頼性の高さこそが、弊社の強みと言えるでしょう。

あっきー:順調に事業が拡大しており人材募集にも積極的ということですが、PLAYが求める人材像とは?

宮島:エンジニアに関しては、モノ作りが好きな人であることです。システム構築自体はクライアントに提供するものですが、我々が作っているサービスの向こう側には必ず消費者・視聴者がいる。つまり、究極的にはBtoCサービスなんですね。

たとえば動画読み込みの待ち時間をできるだけ短くするにはどうすればいいかなど、視聴者を想像しながら「より良いものをたくさんの人に使ってもらいたい」という思いがしっかりある人が活躍いただけるかと思います。

あっきー:動画配信のシステム構築というと特殊な世界のように思えますが、どのようなプログラミングの知識、経験が必要ですか?

宮島:業務の多くはモバイルアプリの制作など、一般的なWebサービス構築と同様のフローで行えます。プログラミング未経験で新卒入社した社員も活躍していますし、入社後の研修やOJTを通じてサポートしていきますので、その点はご安心ください。


▲実際に業務で扱う言語の例(PLAY リクルートサイトより引用)

あっきー:いまエンジニアは売り手市場と言われていますが、そのなかでPLAYに入社するべき理由はなんでしょう?

宮島:キャリア形成の面からいえば、システム開発の最上流でエンジニアとしてのスキルを磨けることが挙げられます。動画配信システムのような大規模なシステム開発はひとりではできませんし、弊社はフロントエンドからバックエンドまでフルスタックで開発を行うため、スキルアップの環境としては最適です。

また、社員の努力によって完成したシステムで得た収益はできる限り社員に還元していくようにしています。エンジニアの努力で作り上げてきたプログラムやシステムこそが弊社の宝。彼らが働きやすい環境作りとやる気を出したくなるインセンティブ作りが経営陣の仕事です。

コンテンツの世界流通を目指し、PLAYが描く未来

あっきー:今後はどういった事業展開を考えていますか?

宮島:PLAYの技術で配信のインフラやフローを最適化し、“必要なコンテンツ”をできる限り多くの“必要な人”に届けられるようになりたいと考えています。

コンテンツが視聴者に届くまでには実に多くの工程が費やされていて、その過程には細かな課題や手間のかかる作業が山ほどあります。たとえばカメラマンが撮影した動画をファイル便で送って、編集者がダウンロードして自分のPCに落とす……もしこうした細かな作業を省略できれば、作業効率は大きく上がりますよね。今後はこうした課題に対して、我々PLAYが培ってきた技術を活かしたソリューションを提供できないかと考えています。

あっきー:フローを整理して効率化を図ることが、結果的にコンテンツの流通を増やすことにつながると。

宮島:そうですね。効率化だけではなく体験価値の向上にもつながります。たとえば精度の高い字幕をAIで自動生成できればコンテンツにおける言語の壁がなくなり、日本の作品が世界に広まるスピードも早まるのではないでしょうか。

たとえばECサイトでものを買う体験は物流がしっかりとしているから成り立つものですよね。我々もコンテンツを届ける立場ということで、配信を効率的に運用するためのフローやインフラが当たり前に存在している世界を作り上げたいんです。PLAYという存在が広く認知されなくても、我々の技術で配信フローを整理した結果、様々なコンテンツが瞬時に行き渡ることになれば、世界はもっと楽しくなると信じています。

あっきー:技術の力で世界をつなぐ。ワクワクしますね! 今日はお話いただきありがとうございました!

動画配信業界のグローバルリーダーを目指し、躍進するPLAY

PLAYさんが手がける領域は、メディアやコンテンツ領域におけるDX推進そのもの。最上流のSlerでありながらフルスタックで開発をおこなっているという環境は、エンジニアとしてのスキルを磨く絶好の職場と言えそうです。

そんなPLAYさんでは現在エンジニアを中心に、各職種のメンバーを募集しています。

PLAYの採用ページを見る

業績が好調なだけでなく、経営陣がすすんで社員が働きやすい環境整備に取り組んでいることが強く伝わったのも印象的でした。この会社なら、のびのびと自分らしく仕事ができるのではないでしょうか。

そのあたりはきっと、イチローが社員の方に聞き取りをしてくれているはず……だよね? 大丈夫だよね??

イチロー:インタビューお疲れ様でした!

あっきー:あ、イチロー。そっちはどうだった?

イチロー:アイス食べたり、銀髪男子からゲーム奪ったりしてました。

あっきー:……ちゃんとインタビューした?

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Hiroaki Inoue
Hiroaki Inoue In-house Marketing / SEO Marketer / 井上 寛章

愛媛県の出版社で、地域情報誌の編集者として6年半勤務。グルメ、レジャーなどライフスタイルに関わる雑誌・WEBアプリの記事制作や、広告制作を行う。2020年にLIGへジョインし、クライアントのオウンドメディア運営支援を経験。その後、LIGブログのPR記事制作ディレクターとなる。

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