どうも、30代子育て中のエディター・あやまんです。
私事ではありますが、このたび、クリエイタースクール「デジLIG」に入学することになりました。
最近編集のお仕事をしていると、「デザイン」を学ぶ必要性を感じることが増えてきました。
なんで編集者がデザイン? そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
わたし自身も、デザインはデザイナーになりたい人が学ぶものだと思っていたし、ビジネスの場でよく聞く「デザイン思考」も自分には関係ない話と思っていました。
がしかし編集者として、コンテンツを作るクリエイターとしての成長の鍵は、デザインを学ぶことにあるんじゃないかと、いまは思うのです。
本日はそんな心変わりの理由、編集者のわたしがなんでデザインを学びたいと感じるようになったのかを、書いていきたいと思います。
ただの自分語りになってしまって恐縮ですが、非デザイナーだけどデザインに興味がある、そんな近しい状況の方に届いたら嬉しいです。
目次
編集者がデザインを学ぶ必要性を感じた6の事由
1. 記事制作に「デザイン思考」が役立つと思った
社員が書いた記事を編集する、というお仕事を長年経験して感じるのは、デザイナーさんってええ記事書くな~ということ(もちろん他職種でも執筆が上手な方はたくさんいます!)。
まず、「なんとなく」で書いていないなと感じます。記事のターゲットがしっかり考えられていて、入れ込む情報にもすべて意図が考えられています。
「こういう意図でここに配置している」「この表現は正確でないので、もっといい表現を考えたい」などなど細かな点まで妥協を許さない方が多く、良い記事を作ろうという姿勢をすごく感じます。考えたものを形にする、というところで、そもそも記事制作とデザインは似ている気がします。
一方で自分は「なんとなく」記事書き始めたり、よく思いつきで「ふわっ」としたことを言ってしまったりします。30代にもなって「キャラ」では通用しないぞ? LIGも大人になったのだから自分も大人にならないと。
デザインを学ぶことで、デザイナーさんのような論理的な考え方や言語化スキルを身に着けたいと思ったのです。
2. 記事内画像を自作できるようになりたい
現在LIGでは、記事の画像作成にはデザイナーさんをアサインしています。とはいえデザイナーさんのリソースは有限。デザイナーさんをアサインするまでもないようなちょっとした画像であれば、自分で作れるようになりたいと前々から思っていました。
最近Illustratorで、既成の表デザインの文言やレイアウトを編集するということを経験しました。とりあえずそれっぽいところクリックしまくればなんとかなる、みたいなのが通用しないIllustratorのハードルの高さよ……!
Illustratorの操作含む、デザインを学ぶことで「デザイナーさんをアサインするまでもないけど、ここに画像があったほうがいいな……でも自分で作ったレベルだったらかえって入れないほうがいいな……」という現象をなくせるのではと思ったのです。
3. 写真のレタッチ技術を高めたい
写真のレタッチも編集のお仕事にはマストだと感じます。ガッツリ合成とか難易度高いものはデザイナーさんにお願いしますが、色味や明るさの調整など簡単なものは自分でできたほうが遥かに仕事がはかどります。
LIGデザイナーの花ちゃんに辛抱強く教えてもらったおかげで、いまでも簡単なレタッチであればPhotoshopでできますが、ググりながらで時間がかかったり、わからないことがあるとすぐに花ちゃんに聞いてしまったりしていたんです。自分もそうだし花ちゃんによくない時間の使い方をさせてしまっていたなと反省しています。
誰にも迷惑をかけずに短い時間でもっとクオリティの高いレタッチができるようになりたいと考えるようになりました。
4. 記事画像のディレクションをできるようになりたい
編集者のお仕事は記事全体のクオリティ管理。当然本文だけでなく、アイキャッチや記事内画像のクオリティについても管理責任があります。
とかえらそうなことを言っていますが、今までは「デザイナーさんお任せです^^」なんて丸投げ依頼をよくしていました。素人の自分が考えるよりも、デザイナーさんのがよっぽどイイもの作ってくれるやろ? という他力本願スタイル。
もちろんそれが正解のケースもありますが、最近は「自分がしっかりディレクションをしないとデザイナーさんにまで迷惑がかかる」ということを実感する出来事が多くありました。ジュニアデザイナーさんとお仕事をする機会も増えたこともあり、元来の他力本願スタイルを矯正するときがついに来たようなのです。
5. 資料作りをまともにできるようになりたい
インハウスで編集のお仕事をしていると、ときに記事以外のコンテンツづくりを依頼されることがあります。あるんです。
Googleスライドで50ページくらいの資料(ホワイトペーパー)を作る機会がありました。
時間をかけたわりに文字文字してるスライドを量産したり、謎図を大量に配置してみたり……そんな迷走している自分を救ってくれたのがデザイナーさんでした。ページを整理してくれたり、謎図を立派な図にしてくれたり、神様?
記事を作るのと資料を作るのって使う脳みそ違うんだなと気づきました。そして自分が文章をビジュアル化する能力が著しく欠けていることも……。これはまずい! なんとなく編集者として必要な能力な気がする……! いますぐデザインを学ばなければ……!
編集者関係なく、資料作りはふつうに社会人としてできたほうがいいよね、というお話でした。
6. 自信をもって「編集者」と名乗れる自分になりたい
これまで以上に個人的な話になるので、読み飛ばしていただいても大丈夫です。
「できることなら働きたくない」「自分編集者を名乗るほどの者でもないです」というマインドで働いていたわたくしですが、さまざまな環境の変化によりキャリアについての悩みが出てきたんです。
- 第一子が生まれ子ども中心の生活になった
- 育休明けて戻ってきたらチーム全員が年下になっていた。なお上司も年下。
- 気づいたらLIG入社4年目の古株。周りはどんどん出世していく……。
いろいろな葛藤が頭を駆け巡る毎日。
「このまま一生腰掛け社員なの?」「子どものためにもお金稼げるときにちゃんと稼いだほうが良いんじゃない?」「ママなんのお仕事してるの?」って聞かれたときに自信をもって答えられるの?
そんなときにちょうど編集していたあるイベント告知記事。
キャリアにお悩みの方へ「私らしい働き方で、好きを仕事にする方法とは」開催!8/6(土)13時~@オンライン
気づいたらイベント予約ボタンを押していました(笑)。
環境の変化や「ちぇっ、なんか最近うまくいかないな~」な毎日、さらに心に刺さるイベント参加。これらが重なって、「デザイン」という自分に足りないなにかを学ぶことで、自信をつけたいと考えるようになったのです。
イベントについて気になった方は、勢い余ってレポート記事も書きましたのでぜひご覧ください!
刺さりまくって涙が滲んだ「私らしい働き方で、好きを仕事にする方法とは」イベントレポート!
デジLIG「グラフィックデザイン講座」に決めた理由
最短2ヶ月で「総合的デザイン力」を身につけられる
デジLIGといえば「Webデザイナー専攻」が一番の人気コース。こちらはお目当てのデザイン基礎やIllustrator・Photoshopの操作について学べるものの、「一人でWebサイトを作れるようになる」ための講座なので、コーディングについてもガッツリ学べるカリキュラムになっています。
Webデザイナーへの転職や副業デザイナーなど、Webデザインを生業にしていきたい方向けの講座ということもあり、自分にはややオーバースペックでした。
そこで目についたのが、「グラフィックデザイン講座」。
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- 最短2ヶ月のカリキュラム
- デザイン基礎からllustrator・Photoshopを使ったアウトプットまで総合的に学べる
- デザイン思考を活用してお仕事をしたい非デザイナーにもおすすめ
グラフィックデザインをスクールで学ぶ!最短2ヶ月のグラフィックデザイン講座
おお、まさに自分のための講座だ! そう思いグラフィックデザイン講座に決めました。
インプットだけであれば最短2ヶ月で学べるそうですが、アウトプットも合わせて学習したほうが身につくとスクールスタッフのペイさんにアドバイスいただき、4ヶ月のフルコースを受講することにしました。
年が明けるころにはデザインスキルを身に着けた自分がいる、そう考えると今からワクワクが止まりません。
スクールなので教えてもらい放題
独学でなくスクールを選んだ理由に、遠慮なくプロから教えてもらえるというのがあります。
たいていのことはググれば出てくる世の中ですが、どうしてもインターネット上では得られない情報もあるんですよね。その最たるものが自分の制作物へのフィードバックです。「ホワイトペーパー あやまん」とかで検索したらでてきたらいいのに……。そんなときは、ついLIGメンバーを頼ってしまっていました。本当に申し訳ない。
これからはスクールで、堂々と胸を張って教えてもらおうと思います!
オンライン完結できて、夜遅くに学習できる
現在、都心から2時間かかる地方でリモートワークをしています。小さな子どももいるので、自由時間は夜子どもが寝てからの時間のみ。
そんな制限された環境のなかで、デジLIGの「オンライン完結」「24時間学習を進められる」というのは非常に魅力的でした。
クラス授業やリアルタイムで開催されるLIVE授業をオンラインで開催してくれる(アーカイブも残してくれるのであとから見れる)のもありがたいです。わたしみたいな子育て中のママに嬉しいスクールだと実感しました!
なおデジLIGのSTUDIO(教室)は上野、池袋、北千住、町田、川崎、大宮と複数あるので、お近くの方はぜひ活用されることをおすすめします。どこもめっちゃおしゃれで勉強捗りそう。
月額3,000円~学べる
グラフィックデザイン講座は2ヶ月受講だと165,000円、4ヶ月のコースになると275,000円になります。ひょいと出せる価格ではないですよね。
ただし月額3,000円からの分割払いも可能なので、支払いのハードルはかなり下がります。これなら時短勤務のお給料からも払える!
次回予告
ここまで編集者がデザインを学ぶ必要性について書いてみましたが、さらに「編集者(非デザイナー)がデザインを学ぶとどうなるのか」について、これから5回くらいかけて書いていければと思います。
スクールに入学したとて必ずなにかが変わるわけではないと思いますが、これからのことを考えるよいきっかけになったことは確かです。
すべては自分次第! 自分を信じて頑張ってみます!
- 次回予告:早くも挫折!? 動画学習は三日坊主でも続くのか検証(仮)
- デジLIGに入学したあやまん。果たして自宅での動画学習はちゃんと続いているのか……?