LIGをつまらない会社にするつもりは一切ない|新社長×会長対談

LIGをつまらない会社にするつもりは一切ない|新社長×会長対談

Mako Saito

Mako Saito

LIGブログ編集長代理のMakoです。

2021年10月、LIGは社長を交代しました。長らく社長を務めていた吉原ゴウは会長となり、もともと副社長を務めていた大山智弘が新社長に就任しています。

なぜ経営体制を新しくしたのか、LIGはこれからどこへ向かおうとしているのか。

大山と吉原の対談を通じて紐解いていきます。
 

大山 智弘 株式会社LIG 代表取締役社長 CEO 大山 智弘新卒にて株式会社ユナイテッドアローズ入社。イギリス留学を経て、株式会社リクルートに入社。その後、ベトナム法人EVOLABLE ASIA Co., Ltd代表取締役社長に就任。退任後は株式会社リンクバル入社。IPOを経験後、株式会社ケアクル創業。2017年より株式会社LIGに参画。2021年10月より代表取締役。
吉原 ゴウ 株式会社LIG 代表取締役会長 吉原 ゴウ1982年生まれ。信濃中学校卒業。フリーターとして23歳まで様々な職業に従事し数々のスキルを身につける。Webデザイナーとして活躍したのち、25歳で起業し代表取締役に就任。自然あふれる場所で生まれ、アウトドアスポーツをして育ったが故にITの道を志したが、近年、再びアウトドアな環境、遊び、生き方を模索して長野県に移住。わくわくするものをつくり続けていたい。

なぜ社長を交代したのか

―― 社長交代は大山さんからの提案だったと聞いています。その背景をぜひ教えてください。

大山 智弘

大山:シンプルに言えば、会社がこれから目指す方向性を考えたときに、自身の役割を然るべきところに置いたほうがいいと思ったからですね。

LIGはいま、システム開発を軸にDXを支援する会社になろうとしています。であれば、正直ゴウさんよりも私のほうが得意だろうと。自分がやるべきことを責任もってまっとうするには社長という立場がフィットすると思い、経営体制の変更を提案しました。「やりたい」というより「やるべき」だからそうした、という感じですね。

ゴウ:俺が社長である以上は、やっぱり「おもしろブログの会社」という色が強くなっちゃうと思う。それが俺のキャラクターだからね。でもおもしろブログの売上比率は会社全体でみると数%程度で、会社の実態と世間からの見られ方がズレてしまってた。だから俺自身、自分のポジションを最適化する必要があると感じていたかな。

とはいえ代表ってめちゃめちゃ重たい役割だし、LIGへの愛着もあったから、誰にどう渡すか悩ましかった。そんなときに大山さんから提案をもらって、「じゃあお願いしよう」となった流れだね。

―― 相当な信頼関係がないと代表は渡せないと思うのですが、ゴウさんにとって大山さんはどんな人なんでしょうか?

吉原 ゴウ

ゴウ:一言にまとめるなら、とにかくしっかりしてる。会社のことを隅から隅まで把握して、きっちりコントロールしながら経営したいっていう性格だね。

大山:ちなみに、私は生まれつきこの性格ではないんですよ。学生時代は超ルーズだったし、コツコツ努力するなんて一番苦手なことだった。でもこのままじゃいけない、変わらなきゃいけないと危機感をもってやってきた結果が今なんです。

ゴウ:そうそう、大山さんはツラいことから逃げずにやり抜く忍耐力が本当にすごい。俺は楽しいことしかやらないんだけど、大山さんは真逆で、つまらないことでも徹底してやり続けられる。そんなの普通はできないよね。

お客様の力で生まれた主力事業

―― そもそも、システム開発を軸とするDX支援に注力しようと決めたのはなぜですか?

大山:ずっと同じ規模感で会社をやっていくのなら、Web制作やおもしろブログといった既存事業だけでもよかったのかもしれません。ただゴウさんや私が考える世界観で会社を成長させるためには、明らかに既存事業だけでは足りなかった。そのため事業構成を見直す必要があった、というのが前提としてあります。

大山 智弘

大山:なかでもシステム開発を軸に選んだのは、もともとオフショア開発事業をやっていたところに、とあるお客様から大型案件を任せてもらったのが一番のきっかけです。このおかげで、システム開発へと大きく舵を切ることができました。個人的にはお客様とのご縁に助けられたな、という感覚です。

―― 現在は戦略ファーム出身者を積極採用しコンサルティング部門も拡大していますが、この背景もぜひ教えてください。

ゴウ:オフショア開発事業を立ち上げた当初は「準委任契約で海外エンジニアのリソースを貸し出す」というビジネスモデルでやっていたんだけど、エンジニア人材の提供だけではお客様を十分支援できないという課題があったんだよね。より上流へ上流へと役務範囲を広げていった結果、コンサルティング部門を強化することになった、という流れです。

祖業・Web制作に対する想い

―― 「Web制作会社」として立ち上がったLIGが大きく変わっていくことに対して、創業者であるゴウさんはどのように感じているのでしょうか。

吉原 ゴウ

ゴウ:やっぱり「Web制作しかできません」だとこの先厳しいだろうと思ってる。もしWeb制作だけやっていくのであればものすごく尖らなきゃいけない。でもそれを実現しようとすると個人に依存してしまう。であれば、会社組織としては「Web制作もできるし、システム開発もマーケティングもできます」っていうふうに広く価値提供できないと、もう生き残れないよね。

大山:今まで弊社のWeb制作は「作って終わり」のプロジェクトが多かったと認識しています。そうじゃなくて、Webサイトの制作目的を達成するために、作ったあともお客様に伴走できる体制に変えていきたい。そうすればお客様満足度も高まるし、事業としての継続性も上がると考えています。

誰よりも真面目に「おもしろ」にこだわる

―― おもしろブログはもうやらないのでしょうか?

大山:続けますよ。ただ、過度に無茶をするような企画はコンプライアンスの観点から今後やるべきではないですし、おもしろコンテンツで事業を拡大するのは正直難しいと感じています。しかしそれでも続けるのは、LIGに必要なエッセンスだと思っているからです。

ゴウ:「自分が社長になることでLIGがつまらない会社になってしまうんじゃないか」っていうのを大山さんはすごく気にしてるんだよね。「LIGっておもしろいですね」と言ってもらえるような会社でありたいという気持ちが、おそらく誰よりも強いんじゃないかな。

大山 智弘

大山:そう。誰よりも「おもしろ」にこだわっているのは私なんですよ。LIGをつまらない会社にするつもりは一切ありません

ただし、「おもしろい」の定義は変わると思っています。無茶をして馬鹿をやっておもしろいと感じてもらうのではなく、これからはゴウさんと私のキャラクター間にあるギャップや、主力事業と新規事業の間にあるギャップに、おもしろさを感じてもらいたいと考えています。

互いの役割をまっとうしよう

―― 最後に、お二人がこれから注力していくことを教えてください。

吉原 ゴウ

ゴウ:大山さんが代表になったことで、今後ますますLIGは成熟した会社になっていくでしょう。俺は俺で、自分が得意とする新規事業を始めようと思っています。そうやってLIGグループ内でギャップを生み出す存在として、引き続きやっていければなと。

大山:私からは繰り返しになりますが、「作って終わり」ではなく成果が出るまでお客様に向き合う会社に変貌する、ということを強くやっていきたいと思っています。それを一番わかりやすく表現した言葉が「DX支援」です。お客様からのご依頼を真摯に受け止め、伴走し、信頼されるパートナーを目指します。

―― お二人の役割、そして信頼関係を感じた取材でした。ありがとうございました!

新しいLIGの在り方を、今後もLIGブログを通じて発信していきます。次回もぜひご覧ください。

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Mako Saito
Mako Saito Digital Marketing / Manager / Marketer / 齊藤 麻子

1992年生まれ。2014年九州大学芸術工学部卒業後に採用コンサルティング会社へ新卒入社。法人営業から新規事業推進、マーケティング業務に従事したのち、2018年にLIGへ。顧客のマーケティング支援、自社のマーケティング、オウンドメディア運営に広く携わる。2021年にLIGブログ編集長代理、デジタルマーケティング事業部マネージャーに就任。副業ではライターとして活動中。

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