エンジニアリングとコンサルティングを掛け合わせ、テクニカル領域で一流の集団へ

エンジニアリングとコンサルティングを掛け合わせ、テクニカル領域で一流の集団へ

向井英貴

向井英貴

こんにちは、HRBP室マネージャーの向井です!

今回はLIGのTechnology部でプロジェクトマネージャーとして働く山上さんのインタビューをお届けします。

これまでの経歴からテクニカルチームのやりがい、リーダーとしてのやりがい、LIGの良いところまで語っていただきました。

デザインの幅を超えてエンジニアリングの領域へ

ーー本日はよろしくお願いします! まずはこれまでについてお伺いします。経歴を簡単に教えてください。

ファーストキャリアはデザイナーでした。美大を卒業してからフリーランスのグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートし、そこからWebデザインもやっていくようになりました。

デザインばかりやっていたのですが、段々とシステム開発側に移行していき、30代前半から、システムエンジニアとしてのお仕事を受けるようになりました。

ーーデザイナーからエンジニアにキャリアチェンジをしたきっかけはあったのでしょうか?

フリーランスとしてWebデザインの仕事を受けていくうちに、追加でお問い合わせフォームの構築もお願いされたり、サーバ構築を依頼されたり、デザインの幅を超えてシステム側の仕事も広がっていったんです。

当時はプログラミングの学校もなかったので、フリーランスのエンジニア同士で、メーリングリストやBBSでコミュニケーションを取っていました。

ーーなるほど! そこから本格的にエンジニアとして従事するようになっていったんですね。

はい、30代で初めて会社に入り、そこでは大手広告代理店案件で、Web広告案件のシステムエンジニアとして働いていました。キャンペーンのアンケートフォームの構築や、集計機能の構築、検証の機能実装などを開発していましたね。

ですが、広告の領域を超えて、新しいことに挑戦してみたいと思い、転職を決意しました。

転職してからは旅行会社の社内情報システム部門で自社のシステムエンジニアとして、航空券発券システム、ホテル予約システムの開発を行っていました。

ですが、2020年の新型コロナウイルスの影響で大打撃を受けてしまいました。3ヶ月かけて大幅な人員整理も行うことになり、システムも人員も縮小しながら、マネジメントも行っていたような環境が2年近く続きました。かなりきつかったですね……。

ーーそこからLIGに転職されたきっかけは何かあったのでしょうか?

実は、前々職の後輩の因幡(イナバ)がLIGで働いてたんです。退職してからもよく会っていて、お互いの仕事の話をしているなかでたまたま紹介していただいて。良いタイミングだったので入社を決めました。

LIGは業界でも有名だったのでよく知っていました。

テクニカル×コンサルティングが相乗効果を生む

ーLIGに入社されてからはどのようなお仕事をされているのですか?

入社してからはテクニカルディレクターとしてプロジェクトに入っていましたが、現在はテクニカルチームのリーダーとして、マネジメント業務をメインに行っています。

日本のメンバーは8名、フィリピンのセブ島にあるオフショア開発拠点のエンジニアも合わせると40名以上のエンジニアがいます。リーダーとしては、日本のメンバーが担当しているプロジェクトを横断してすべて見ています。

ーーメンバーのマネジメントをする上で気をつけていることや心がけていることを教えてください。

リーダーは自分の手元の仕事に注力するだけではありません。個々の仕様を読み込んで理解するだけではなく、隣のプロジェクトを見るとヒントになることも多いので、全体を俯瞰して見れるように心がけていますね。

個々の担当チームがあり、プロジェクトがあり、それぞれの仕事を持っているので、全体を見える化することには難しさを感じています。コロナ禍によるオンラインがメインの働き方になったということもあるのかもしれません。

ーー見える化に難しさを感じていたとのことですが、そこから改善したことはありますか?

オンラインの働き方がメインになったことにより、ドキュメンテーションが盛んになった点はとても良いと思っています。今までの口頭のやりとりが一気にデジタル化したので、そういう意味での見える化はできていると思います。

ただドキュメントにアクセスはしやすくなった一方で、意識的なコミュニケーションは必要なので、会話の機会をできるだけ多く設けるようにはしていますね。

雑談レベルの会話の中でも、紐解いていくと意外と根深い問題があったりリスクに気づけるということもあります。タスク的なプロジェクト管理ではなく、問題がありそうな箇所の察知という観点でも気をつけるようにしています。

また、リスクヘッジが重要な仕事なので、メンバーが自主的に発言しやすく、行動できるような環境づくりを心がけています。溜まりに溜まって爆発してしまうようにはしたくないので……。

ーー大事なことですね。では、業務のやりがいについても教えてください。

自分がこの仕事を長く続けていられる理由は、「ものづくりの快感」だと思っています。ファーストキャリアがデザイナーだったということもありますが、デザインでもシステムでも、アウトプットが何かは関係なく、ものづくりそのものにやりがいを感じています。

ローンチや納品をすると快感物質が出てくるような感じですね(笑)。Web制作やシステム開発にかかわらず、何かしらのものづくりに関わる仕事をしている人にはわかってもらえるのではないでしょうか。

一流のチームを作るためには、自分自身が一流でなければいけない

ーーでは、LIGの良いところはどんなところだと思いますか?

明るい人が多く、オープンな環境でとても働きやすいです。経営陣もとてもオープンですね。

自分がマネジメントをしているテクニカルチームは、エンジニア出身者だけではなく、コンサルタントなどビジネスサイド出身のメンバーも増えています。エンジニアリングとコンサルティングに明確な線引きをしていないという点も良いところだと思っています。

ビジネスサイド出身のメンバーがエンジニアのマネジメントをすることも増えており、エンジニアにはない視点で、力強く引っ張っていってくれているように思います。

ーー今後、LIGをどのようにしていきたいですか?

テクニカルの領域で、一流の集団にしていきたいです。特殊部隊のようなイメージですね(笑)。もちろんそのためには、自分自身も一流であるべきだと思っています。

最近のLIGは、アクセンチュアなど大手のコンサルティングファーム出身のコンサルタントも増えています。エンジニア畑でずっと仕事をしていた自分にとって、今までは関わることのなかったような彼らから、とても熱い思いを感じています。

上位レイヤーの仕事を間近に見ることができるのは新鮮ですね。コンサルの仕事の仕方は、僕自身も学んでいきたいと感じています。

ーーでは最後にこれからLIGに応募を考えている人にメッセージをお願いします!

LIGには、なんでもできる土壌があることが1番の魅力です。「これだけやる」「これしかできない」ということはまずないので、開発を中心とした、新しいことに挑戦していきたい方、ぜひお待ちしています!

ーー本日はありがとうございました!

この記事のシェア数

2012年名古屋大学大学院修了後、株式会社日立製作所に入社し、システムエンジニアとして、金融機関向けのシステム開発案件に携わる。 その後、複数の人材紹介会社へキャリアアドバイザーとして参画。 2020年にエンジニア採用支援の会社を起業し、代表取締役社長として採用コンサルティングを経験。 2022年に株式会社LIGへHRBPマネージャーとして入社し、新卒/中途採用全体の統括並びに全社のEmployee Experience向上のための施策立案・実行に携わる。

このメンバーの記事をもっと読む
Stories of LIG members | 8 articles