アドネットワークとメディエーションツールでマネタイズを効率化【ハイパーカジュアルゲーム】

アドネットワークとメディエーションツールでマネタイズを効率化【ハイパーカジュアルゲーム】

うえぴー

うえぴー

こんにちは! LIGのゲームプランナーうえぴーです!

LIGでは何度となく大山社長リーさんがブログで発信してきたように、ハイパーカジュアルゲームを作っています。

事業として大事な商品づくりの点でゲーム作りを常日頃注力しているという点は間違いないのですが、あくまでも私たちが作っているのは無料で遊べるゲームです。

ハイパーカジュアルゲームというのは一部課金はあれど、課金でのマネタイズをするゲームではありません。アプリに広告を掲載して、より多くの広告を配信することでマネタイズしていく仕組みです。

LTV(顧客生涯価値)>CPI(消費者物価指数)の形が実現できるようになれば、利益が出る事業です!

なので、1インストールごとの広告費が安くなれば、勝てる! というのはもちろんですが、今回はLTVを伸ばすためにどのように広告を配信しているの? というところを上手くご紹介できればと思ってます!

アドネットワークについて

さて、まずはアドネットワークについて説明をします。アドネットワークとは、ネットワークに加盟している複数の媒体に広告を出稿することが可能なネットワークの集合体のことを言います。

出稿はもちろんのこと、自社のアプリにアドネットワークの掲載をさせるシステムを導入する(用意された数行のプログラムを組み込むだけ! 簡単!)だけで、広告掲載が可能です。

内部的な仕組みを簡単に説明すると、アプリ会社が「○○円分の広告枠を空けてるので、広告を掲載してください!」とアドネットワークにリクエストを送ることで、ネットワーク内にそのリクエスト金額に合う広告を送信してくれます。その広告再生回数などで、実際の効果があったぶんのみ収益を獲得することが可能になるという仕組みです。

一般的に言われているアプリマネタイズのアドネットワークといえば、Google AdMobが有名です。ネットや本で調べた際にはこのAdMobを入れることが必須とされている説明が多いですが、実はこのアドネットワーク、1つしか入れられないということはなく、複数導入することでリクエストが空振りにならないようにし、よりマネタイズ効率や売上を上げることが可能です。

有名どころですがアドネットワークを提供している会社を一部紹介します。

  • Meta:広告出稿では有名なFacebook広告ですが、もちろんマネタイズも可能です
  • ironSource:世界的に有名なアプリ収益化に強い会社、後ほど紹介するメディエーションツールを提供している
  • AppLovin:ironSourceと同様にアプリの収益化や分析に強い会社、こちらもメディエーションツールを提供している
  • Pangle:Tiktokが運営する動画広告プラットフォーム、世界的にTiktokが有名になっていますが、アドネットワークとしても注目を浴びている会社
  • Unity:ゲーム開発ツールを提供しているのが有名な会社だが、自社のアドネットワークも保有している

さて、このアドネットワークを利用し、アプリから各ネットワークにリクエストをかけて、マネタイズをしていきましょう! ……と息まいて進めていくことは可能ですが、各社のアドネットワークを個別で管理していくのはとても大変です。

そのために各アドネットワークを管理するためメディエーションツールというものを用いています。

メディエーションツールの仕組みや使い方

では、メディエーションツールの仕組みについて説明していきましょう!

メディエーションツールとは、各アプリに実装したアドネットワークを1つのWebアプリ上で、管理していくツールです。主に、どれだけの利益を得ることができたか広告の掲載をしたいというリクエストをいくらでどのアドネットワークに出すのかの指定どのアドネットワークが収益を多く上げているかなどの確認ができます。

現状、メディエーションツールといえばironSourceAppLovin社のMAXが有名です。どちらも多数のアドネットワークに対応し、接続させるのも特定のID等の情報を設定画面にコピー&ペーストで貼り保存するだけで可能です。

現状、使いやすさの面や、調査のしやすさがあるという点、ハイパーカジュアルゲームの収益向上の実績の多さから、ゲーム開発チームではironSourceをメインで利用しています。

簡単設定で最速で最適な収益化を可能にしたアプリ内ビディングとは

基本的にはアドネットワークはリクエスト金額を複数設定し、ヒットした広告を表示させることが主要な使い方でした。ですが、直近ではアプリ内ビディングという手法が主要になっています。

広告を出すリアルタイムで一番収益が上がる広告を自動でリクエストし、広告を出せないというタイミングがなくなるようにできる機能で、アプリ収益化における運用コストを大きく落とすことができます。

ビディングを設定するだけで、運用に手をかけることなく、収益を上げていくことが可能なので、おすすめです。

まとめ

さて、今回はアプリを収益化させるため、どのような仕組みを活用しているかをまとめました。

LIGではWeb領域はもちろんのことですが、アプリやモバイルにおけるテクノロジーの活用で、収益を上げていくことに取り組んでいます。

今回は簡単に説明しましたが、実際の運営手法など、チームの知見が高まっていくなかでゲーム事業というエンターテイメントの観点から、ビジネスをいかに成功させるかという大きなテーマを共有していければと思います。

今回は収益について記載させていただきましたが、これからも、ハイパーカジュアルゲームの成功を目指し、収益の最適化を続け、発信もできればと思います。それでは、また次回!

この記事のシェア数

8

うえぴー
うえぴー ゲームプランナー / 上原 慶大

学生時代に彼女を追いかけ上京した、思いついたら即行動なゲームプランナーです! 2017年頃「結局ゲーム作ってないじゃん!」の一心から転職し、ゲーム業界でプランナーやPMとして働き、ハイパーカジュアルゲーム開発に心ひかれて2021年10月LIGに来ました!(ちなみに当時の彼女とは交際10年で破局しました!)