こんにちは! LIGブログ編集チームのゆりてんです。
私は大学生の頃から自分の言葉で物事を伝えるのが好きで、「ライティングや編集など、文章まわりのお仕事がしたいな〜」と思っていました。
大学在学中からインターンやWebメディアのお手伝いをさせてもらい、卒業してからは案件ごとにフリーランスとして執筆をさせてもらったり、文章関係のアルバイトをして、社会人1年目の10月からLIGにインハウスエディターとして就職しました。
「文章まわりのお仕事がしたい!」という夢を少しずつ叶えつつありますが、この先ライティングや編集のお仕事で一人前になるにはどうしたらいいか、どうキャリアアップしていったらいいか、まだまだ不安があります。
この記事では私のチームの上司であり、LIGブログ編集長代理のまこりーぬさんに、「編集者・ライターとしてキャリアアップするにはどうしたらいいか?」をお伺いしたいと思います!
まこりーぬさん株式会社LIG唯一のマーケター。2021年7月からLIGブログ編集長代理も兼任。副業でマーケティングに関する記事の執筆にも携わる。 |
LIGブログ編集長になった背景
ゆりてん:まこりーぬさん、本日はよろしくお願いいたします! まこりーぬさんはLIGでマーケター兼LIGブログ編集長代理としてお仕事されていますが、普段のお仕事の内容について教えていただけますか?
まこりーぬ:LIGにはマーケターが一人しかいないので、広告運用、バナー制作、YouTube、SEO記事制作と、お問合わせを増やすことはなんでもやっています。
編集長代理の仕事は、まず2021年の3月に組織改変があって、もともと役員直下で働いていた広報室(インハウスエディター)の人と、現在のデザイン部の管轄にいたインハウスデザイナーが私のチームメンバーになりました。
今までリーダーもマネージャーも不在だったので、LIGブログのクオリティについて責任を取る人がいなかったんですよ。編集長がいた時期もありましたが私が入社する前だし、長らく不在でした。
ゆりてん:そうだったんですね。
まこりーぬ:そんなときに「まこりーぬ編集長代理やったら?」と声をかけていただいて。私は仕事はなんでも受けているほうですが、こればかりはプレッシャーがあり、「やります」と即答できなかったです。
LIGブログはプロのライターに書いてもらうわけではないので、社員や組織のことをよく理解しておくことがすごく大切なんです。覚悟が固まり、編集長代理として業務を引き受けることにしました。
▼まこりーぬさんが編集長代理になった経緯については、こちらの記事をご覧ください 編集者ではない私が、LIGブログ編集長代理に就任しました。
ライターとしてお仕事をするようになるまで
ゆりてん:LIGに入る前から記事を書いたりしていたんですか?
まこりーぬ:ほぼないですね。事例記事やメルマガを書くことはありましたが、人並みにという感じで、コンテンツを作るというポジションではまったくなかったです。LIGに入ってから、月に1本ブログを書くようになりました。
ゆりてん:今のように本格的に記事をたくさん書くようになったのはいつ頃でしょう?
まこりーぬ:月に1本記事を書くなかで、上司に勧められ、マーケターの先輩に取材をしに行くという企画をはじめました。その連載の3本目として公開したWACUL垣内さんの取材記事が、初日で12,000PVを超えたんですよ。
マーケターが「よくやっているけど意味のない業務」と「成果を出すためにやるべきこと」って?WACUL垣内氏インタビュー
※まこりーぬさんが取材をするようになった詳しい経緯はこちらをご覧ください
ゆりてん:初日で……! すごいですね!
まこりーぬ:たくさんの人に読んでもらったなという感覚がありましたね。そこから「うちでも書きませんか」と言っていただき、ライティングの副業もスタートしました。
でも取材させていただいた垣内さんが「文章上手ですね」と褒めてくださらなかったら、自分が文章を仕事にできるとはまったく思っていませんでしたね。
ゆりてん:そうだったんですね。私はまこりーぬさんのように「たくさん読まれた」という経験はまだあまりないのですが、「文章うまいね」と褒めてもらってから「文章の仕事がしたい」と思いました! この記事を読んでくれている方も、そういう人が多いかもしれませんね。
文章を書き続けるために
ゆりてん:まこりーぬさんにとって、ライター・編集者としての理想像はなんでしょう?
まこりーぬ:「ライターとして独立したい」という願望はまったくないです。今ライターとしてフリーランスになっても回ってくる仕事はきっと「できる仕事」に限られてしまうから。
フリーランスのライターにチームのマネジメントや広告運用はお願いしないですよね。会社員としてまだまだ成長していきたいです。
そのうえで、企業は売り上げをあげるためにコンテンツを作っているのだからきちんと売り上げに貢献したいという思いがあります。
ゆりてん:継続してお仕事をもらうために意識してることはありますか。
まこりーぬ:オーダーしていただいたからには自分が出せるものを最高の状態で出す、ということを意識しています。その結果として継続してお仕事をいただけたらと思っています。
絶対に時間を守る、やりとりを極力スムーズにするというところは自分に課しているのですが、わかりやすい文章という点でも評価していただいているクライアントさんは多いようです。
マーケティングの文章は、マーケティングの知識があまりない人が書くと、違和感がある文章になってしまうんですよ。修正も多くなってしまう。なので専門性という部分も評価していただいていると思います。
ゆりてん:なるほど。私も以前デザイン系の記事に携わったとき、自分は気にもとめなかったところでデザイナーの方から「この表現はデザイナーは使わない」と指摘をいただいたことがありました。専門性って大事ですよね。
ライター・編集者を目指す人に
ゆりてん:ライター・編集者を目指す人に、メッセージをお願いします。
まこりーぬ:どんどんコンテンツが作られている世の中で、文章を生業としていない人がコンテンツを書くこと増えています。日本語がちょっとたどたどしいけど内容の濃いブログと、日本語は美しいけど内容の薄いブログ、どっちが読まれますかって、絶対前者じゃないですか。だから、先ほどと重複してしまいますが専門性をつけることが大事だと思います。そして、その専門領域で、どんどん実績を作っていくのがいいと思います!
ゆりてん:専門性……難しいですね。
まこりーぬ:専門性って、なんでもいいと思いますよ(笑)。BTSでも、Netflixの好きなタイトルでも、好きな映画でも。
ゆりてん:なるほど……専門性のハードルが少し下がりました!
まこりーぬ:それから、企業活動の中でコンテンツを発信するって、今後も絶対なくならないので、ライターという仕事もなくならないと思います。
記事を読んで感想をすぐもらえますし、反応もわかる。取材を通じて会いたい人と話せたりとか、すごく楽しい仕事だと思います。頑張っていきましょう!
まとめ
まこりーぬさん、ありがとうございました!
ライター・編集者として活躍していくために、以下のことが大切だとわかりました。
- ライティングだけでなく専門性を身に着ける
- 企業の売り上げに貢献するコンテンツを作る
私は吹奏楽が大好きなのですが、今まで自分の「専門性」だと認識していなかったので、今後は臆せずどんどん発信していこうと思いました! もちろんLIGでのお仕事を最優先で頑張りますが、いつか自分の好きな分野でも記事を書く機会をもらえるよう頑張ります(中高から吹奏楽部で打楽器を続けています)!
そして、今後もどんどんコンテンツを作って、まこりーぬさんからフィードバックをいただき、ブラッシュアップしていきたいです!
▼ライターとしてのキャリアアップについて併せてご覧ください Webライターとしてキャリアアップは可能?将来性をリアルに話します
以上ゆりてんでした❤︎またお会いしましょう〜