【Before/After】ランクル70を買って、僕の身に起きた変化をお伝えします。

【Before/After】ランクル70を買って、僕の身に起きた変化をお伝えします。

サラマンダー小野

サラマンダー小野

こんにちは、サラマンダー小野です。

突然ですが最近、ランドクルーザー70という車を購入しました。

 

こちらです。

 

男心をくすぐる、ゴツゴツしたスタイルと古めかしく懐かしい感じ。

めちゃくちゃかっこよくないですか?

今回はなぜこの車を購入したのか、その経緯を綴っていければと思います。ただかっこいいから買ったわけではないんです……。

ランクル70とは

まずランクル70とはどんな車か、簡単に説明します。

ランクル70はトヨタ自動車の「ランドクルーザー」という車種の70系の略称です。「ランドクルーザー」には長い歴史があり、1954年から67年間製造されている人気の車種です。

そのなかでも70系は、最近流行りのカクカクとした四角いフォルムが特徴です。耐久性と走破性に優れ「20万kmまでは慣らし運転」と言われるほど強い車です。

僕が購入したランクル70もなんと26万km走っているものでした。普通の中古車であれば既に廃車レベルの走行距離ですが、「20万kmまでは慣らし運転」などと言われれば走行距離そこそこの中古車です。

「ランクル70=ゴツゴツして強い車」と認識いただけると幸いです。

なぜランクル70を買ったのか

僕はランクルを買うつもりは全くありませんでした。もともとホンダのフィットという、燃費最強エコカーに乗っていました。

こちらが私の乗っていたフィットです。乗り心地もいいし、車なんて、燃費良くて維持費が安ければいいと思っていました。

ですがそれは間違いでした……。

理由①大人たちの後押し

「その車ってこだわりあるの?」

まずこの言葉を浴びせてきたのが、ランクルパイセン松澤さん。

人物紹介:松澤さん長野市でForet coffeeというカフェを経営するコーヒーおじさん。自身もランクル70乗りで僕のランクルパイセン。何に対してもこだわりが強い。

確かにフィットにこだわりはなかったです。強いて言えばアイドリングストップ機能がついていたことくらいか……。

松澤さんにはこだわりについて、とことん叩き込まれました。僕なりの解釈ですが「全部こだわったほうがかっこいいし、分厚い人間になる」ということだと思います。

そしてこだわりのお話があったあとにアウトドアショップに向かい、こだわりの一歩として「Babour」というクソかっこいいけどクソ高い服を買いました。これはまず身なりからこだわっていこうという理由で買いました。

これが後の「覚悟のBarbour」です。

「フィットは小野くんのスタイルに合っていない」

これは野田クラクションべべー氏のお言葉。

人物紹介:野田クラクションべべーThe Sauna支配人。私の上司。乗っている車は「三菱・アウトランダー」(貰い物)

私はアウトドアが大好きで、釣り・キャンプ・登山などによく行きます。たしかに思い返せばフィットでは物足りない部分が多々ありました。

  • 釣竿をありえないくらい曲げないと車に乗らない
  • 山道を走りづらい
  • 狭い
  • 車中泊できない

このあたりが気になっていました。

さらに野田クラクションべべー氏は、「フィットに乗ってるからモテない」「The Saunaで火入師をしている奴がフィットで通勤してたらがっかりする」

などと、フィットを散々コケにしました……(自分の車は貰い物のくせに……畜生!!)。

ぴろさんが見つけたランクル70

私が購入したランクルを、自動車整備会社の販売所でたまたま見つけたのがぴろさんというい人物です。

人物紹介:ぴろさんAJB(anglojapanesebrewing)というビール屋さんのビールおじさん。乗っている車は「三菱・パジェロミニ」。

「98万円」の値札がついた格安のランクル70を彼が発見しました。*ランクル70の定価は200~300万円。

安い!!!!

これなら手が届くし、良いなと思ったのですが、まだ自分が買うイメージはつきませんでした。

止まらない報告、「まだあるよ」「まだあるね」

報告の様子をご覧ください。

ぴろさん「まだあるよ」

 

ぴろさん「まだあるね」

べべさん「待ってる」「寂しそう」

こういった内容のメッセージが1ヶ月ほど送られ続けられました。洗脳して買わせようという魂胆だったのかも……。

かなり悩みました。

大人たちがこんなにも私のために、いろいろ意見してくれてとても嬉しい一方で、フィットを買取に出してもローンは残るし、ランクルは維持費も高いし……。決定的な動機が見つからず、一歩を踏み出せずにいました。

その「躊躇」という名の心の壁は、次の一言でいとも簡単に崩れました。

「その一歩は10年後の一歩になる」

私はこの言葉によってランクルへの一歩を踏み出すことになりました。

この名言はヒロ様より授かったお言葉です。

人物紹介:ヒロ様松本市で「peg」というワインバーを営むワインおじさん。陽気な性格で周りに人が集まる。葡萄酒を振る舞う姿はまるで「イエス・キリスト」。乗っている車は「復刻版ランクル70」。

「その一歩は10年後の一歩になる」

このお言葉は決定的な一言になりました。

「ランクルを買ったから、すぐに何かが変わるわけじゃないけど、買ってない未来と、買った未来では、絶対後者の方がいい」「10年後が変わるよ」

ヒロ様のお言葉はグサグサ刺さりました。

「そうだ!!維持費なんて気にしてるのは今のうちだけ!!」「かっこいい車に乗って、かっこいい男になるんや!!」と、私も思うようになり、この日にランクルの試乗に行き、即決してきました。

理由なんてそれだけでいいんだ、ランクル買ったって死ぬわけじゃないし。

ヒロさん、10年後まで責任持ってくださいね。

大人たちの助言によって僕はランクル70を購入しました。今思えば、こんな若造にしつこく声をかけてくれた大人たちの言葉には、「愛」がこもっていました。

そんな大人の皆様は本当にかっこいいし僕もそうなりたいと今では思っています。本当にありがとうございました。

理由②生き様

ランクルを買ったもう一つの理由が「サラマンダー小野の生き様」を形成するためです。

僕は新卒で信濃町に移住し、田舎暮らし4年目。初めはアウトドアインストラクターとして働き、今はサウナという世間では珍しい仕事を生業とし、「火入れ師」という役職についています。色んな仕事をしてきましたが今はThe Saunaのスタッフとして全力を尽くしています。

休みの日は、サウナ、釣り、BBQ。彼女はいませんが古民家シェアハウスで、毎日愉快な仲間たちと暮らしているのでちっとも寂しくないです。春は山菜、夏は夏野菜、秋は天然きのこ、冬は雪を食べて生きています。

そんなちょっと変わった人生だからこそ、みんなに憧れられるような生き様を築いていきたいのです。そして10年後、自慢げに生き様を語りたいと思っています。

そのための一つとしてランクル70を購入しました。

ランクル70を買う前と買った後の違い

見た目が変わった

こちらがフィットのときの僕とランクルにしてからの僕です

フィット時代の僕。

 

ランクルにしてからの僕。

髪が伸びて髭が生えました。また、ランクルに乗っていると、ランクルに似合うような身なりを自然とするようになりました。筋トレも始めました。強い車には強い男だと勝手に思っています。

これは間違いなくランクル効果です。

車に乗ることが楽しみになった

かっこいい車に乗るだけで気分が上がります。例えるなら、美容室に行ったあとの女性のように、ルンルン気分になります。毎日このルンルン気分です。さらに私のランクル70はマニュアルミッションタイプの車両で、車を操縦している感がものすごく楽しいです。

通勤時間は約1分ですがその時間が愛おしいです!! ついつい遠回りしちゃいます!!

モテる

これに関しては一概にモテていると断言はできませんが、なんとなくモテている雰囲気があります。特に男にはとにかくモテます。また、LAMPに来たお客さんや、コンビニなどで「いい車だね」とか「どこの車?」と声をかけられることが増えました。

肝心な女性からのモテに関しては、ランクルに乗ってイキってるだけで、いい運気が巡ってきているような気がするのでこれからに期待です!!

昔、フィット購入を後押ししてくださったマメさんに報告

こちらの方は以前、私のフィット購入を後押ししたLAMP支配人のマメさんです。

人物紹介:マメさんLAMP支配人。乗っている車は「スバル・フォレスター」。ターボがついていて、最強のエンジンを持つ車らしい。車は見た目より機能性重視派。

僕は3年前に車が欲しくてマメさんに相談しました。そのときに「低燃費で維持費が良くてお財布に優しい」ということでフィットをおすすめしてくださりました。そして、当時の僕は車の知識がなく言われるがままにフィットを購入しました。この度、ランクル70を購入した報告と共に、なぜあのときフィットを勧めてくれたのか尋ねると、

「維持費を抑えて、お金が溜まったら欲しい車が買えるようにと思った」と言いました。

なんで3年前に言ってくれなかったんだろう……。おかげでランクルに出会うまでに3年無駄にしました……。それになんかこの言葉、後付けっぽいぞ……。

まとめ

私が「ランクル70」を買った理由は以上になります。僕にしつこく声をかけてくださった大人の皆様には、本当に感謝しても仕切れないくらいの恩を感じております。いい男になって、最高の生き様を刻んでいくことが恩返しになると思っております。

The Sauna火入れ師のサラマンダー小野はランクル70に乗っておりますのでよろしくお願いいたします!!!

※フィットのことを悪くいうような表記がありましたが、フィットは本当にいい車でした。独り身の僕にはまだ早い車で、将来家族ができたら絶対にまた乗ります!

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サラマンダー小野
サラマンダー小野 LAMP野尻湖 サウナスタッフ / 小野 雄大

1995年夏、宮城県に生まれた僕は杜の都仙台にて自然に囲まれすくすくと育ちました。高校までの10年間サッカーをしてきましたが、 あまりサッカーが好きではありません。でもオフサイドトラップ(DFが仕掛ける罠)はできます。大学では教育を学んでいましたが、 気づけばLAMPにいました。punk rockが大好きです。

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