こんにちは。
サウナビルダーの野田クラクションべべーです。
【支援求む!】本場フィンランド式薪サウナを長野に作ります!アウトドア×サウナで自然と一体化する極上の体験を。
2018年に東京から長野県に移住をして、アウトドアサウナを楽しめるサウナ施設「The Sauna」を作り、早3年。
2020年の秋ころに、アウトドアスクールチームからサラマンダー小野(写真左)がジョインし、2021年4月には青野カケル(写真右)が入社してくれました。
ちなみに、みんなで着ている洋服はBarbourというイギリスのアパレルブランドで、1着6万くらいする洋服です。 サウナ運営をしてかっこよく生きようぜ! みたいな話し合いをして覚悟の意味で買いました。12分割で。
本記事は、
- サウナを運営したい!
- 組織をつくりたい!
- LAMPで働きたい!
といったことに興味を持っている方にとって、参考になる情報が多いと思います。ぜひ読んでもらえると嬉しいです。
1人から3人に…サウナをチームで運営して学んだこと
「報連相」と「完了させる」はウルトラ大事
いきなり、すいません。
社会人としては当たり前のことランキングトップ3位には入ってくる「報連相」は組織になってからはスーパー大事だと感じています。
むしろ、それさえできていれば、与えた目標に向かってがんばってもらえればいいので、自由にやってくれい! みたいな。
報連相をするということは、自分のタスクをしっかりと把握して、そのタスクを「いつまでに終わらせるのか、遅れる場合はその旨をしっかりと報告して、いつまでに終わらせるのか」ということをいかにスピード感もってやれるかが重要だと思っています。
あと、タスクを洗い出すのは結構できるのですが、それで満足しちゃうことが多いので、「完了させる」ということを大事にしています。
3ヶ月先、できれば6ヶ月先のイメージをちゃんとしておく
野球部時代に「今素振りをしても、結果がでるのは3ヶ月〜6ヶ月先だからな」みたいなことを言われたことがあります。
当時はよくわからなかったのですが、仕事をするようになってから理解できるようになりました。
季節に左右されるアウトドサウナはシーズンごとに魅力が違います。それを一週間前に発信したりすると行きたくても予定が立てにくいですよね? なので、3ヶ月先、6ヶ月先にどんな課題が起きそうかな? 予約状況はどうなってるかな? その時期の宿の稼働は? どうしたら埋まるかな? みたいなことを延々と自問自答をして、実行させています。
うまくはまらなければすぐに改善して、再度アタックする……みたいな、頭の筋トレをスピーディーにやっていくことをチームでは意識しています。
仕事を振っていくことが、大事な仕事
自分自身が勢いでサウナを建てたときに身にしみて実感したことでもあるのですが、一人の力というのは本当にちっぽけなんですよね。
サウナを建てたいからといって、「大工のスキルを学ぶ」「水道電気工事とかなんやらを全部一人でやってやる」みたいな発想だとなかなか物事は進みません。もちろん、「サウナを本当にゼロから建てる」こと自体がコンセプトであれば、問題ありません。
ただ、自分は「アウトドアサウナの気持ちよさを伝えたい!」というのが1番大事にしていたことでした。そのため、実建設の部分はプロの方々に依頼することを優先しました。
これは、すべてのタスクに通じる部分があると思っています。「その仕事のゴールはなんなのか」「それをいつまでに完了させるのか」「そのためには、どのように進めれば達成できるのか」を考えて行動することが非常に重要です。
仕事を振ったあとは、進捗を管理(自分はGoogle Calendarにリマインド内容を入れて、どんどんと突っつきます)をしています。
仕事は「YES or NO」で答えられるところまで
僕の師匠であり、LIG代表であるゴウさんから「基本的には『YES or NO』で答えられる提案をしなさい」と教わりました。
今考えても、これはかなり大事です。相手から質問されるような提案をするということは、自分の頭のなかで考えきれていない状態。詰めが甘いと思われてしまいます。加えて、上司は思っている上に忙しいので、突っ込みどころが多い提案が続くと疲れます。
たとえば、「アロマオイルじゃなくて、蒸留器を使って天然なフレッシュなオイルに変えたい!」という希望があるとします。そうしたら、上司にどのように説得すれば叶えることができるのか? を考えます。
- 毎月アロマオイルに使っているコストを出して、それと蒸留器を使った場合でどれくらい差があるのか
- 蒸留器を使った方がコストが高い場合、別の要因で上司が頷く材料はなんだろうか
といったことを考えるときが、成長するチャンスだと思うんです。
むしろ納得させられないなら、やらないほうがいい、ということ。
そこまで考えて仕事をしていけば、会社という組織のなかで、自分の実現したいことを叶えつつ楽しく仕事ができるわけです。
目の前のお客さんが120%で帰ってくれるかどうか
サウナの運用において、メンバーに伝えているのは「目の前のお客さんを楽しませることできているか?」ということだけ。
たとえば、目の前で寒そうにしている人がいたら、レンタルしていなくてもポンチョやタオルを差し出す・温かいお茶を出す・困っていることに答えてあげる・余裕があれば気の利いた演出をする……。手段はいくらでもあります。
サービス業は100点で当たり前、80点だとマイナス評価、120点でリピートしてくれると考えています。
じゃあ、120点の接客ってなんだろう? を常にチームメンバーと議論しています。
オペレーションを考えれば、薪よりも電気の方がいいし人員も減らすことができていいのかもしれません。でも、それって120点はなかなか出せないと思うんです。
人員を削ることを考えるのではなく、人員を増やして、アウトドアサウナというカルチャーを広めるためにはどうしたらいいのか? を考える方が楽しくないですか?
最後に
サウナを運営して気づいたのは、サウナはあくまでツールのひとつということ。やらないといけないことは、他の仕事となんら変わりありません。
一つひとつの仕事を、自分の頭で納得できるまで考える。それを実行して、改善していく。このサイクルをスピード感を持ってやっていくと、自分が叶えたい世界を自分で作れるようになると考えています。
その結果として、たまたまハーブ園を作ったり(虫除け対策、天然アロマオイル作成)、薪を割ったり(通常運営で必要)、石を運んだり(お客さん満足度アップのための環境整備)といったことが仕事になっているだけ。
「遊ぶように働く」をモットーにしているLAMP。今後もここに住む仲間を増やし、その仲間が結婚をして、子供を産んでもLAMPという職場でずっと働いていけるように、さまざまな制度などもととのえていきたいと考えています。
サービス業だからしんどい……という環境をプラスに捉えて、日本一かっこいい職場にしていきたい。LAMPメンバー一同、精進していきます!
一緒に働いてみたい! 興味があるよ! という方はご連絡お待ちしております。
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興味があればぜひこちらからご購入ください!