サービス業であるLAMPの定休日が週に2日ある理由(夫婦対談)

サービス業であるLAMPの定休日が週に2日ある理由(夫婦対談)

マメさん

マメさん

LAMP代表マメです(以下マメ)

今回は妻でありLAMPレストラン店長兼デザイナーであるサキ(以下サキ)との対談形式で、LAMPの運営や今後について紹介していきます。

なんでLAMPは定休日が週2日あるのか?


 

サキ:今日は内からも外からもよく聞かれる、「なんでLAMPは定休日が週2日あるのか?」についての話なんだけど、実際はもっと休んでるよね?

マメ:そうね、休日は年間114日かな、実質251日営業。

サキ:サービス業でこんなに休めるのはあんまりないよね。でもやっぱり飲食業や宿泊業で365日開いていないのは、お客様が不思議に思うこともたまにあるから不安は不安かな……。

マメ:不安かな? 仕事って多くの人が土日休みなのが当たり前なのに、サービス業だけ土日休みなのを疑問に持たれるのは意味わかんないって去年思って。土日も無理して働いてるっていうのは、健康で豊かさを売っている俺たちが不健康になってるってことだから、それは良くないよね。

サキ:疲れるから休もうぜってこと? それが理由? お客様に説明できないよ(笑)。

マメ:LAMPは365日24時間開いてて、それで利益を出しましょうというビジネスを選択していないんだよね。同じサービス業でそれを使命にしている職業もあるけど、LAMPは違うなぁって思ったの。100%遊んで100%働く方がみんなの性格に合ってそうだし。

料理を作る人が食べるの好きじゃなかったら、美味しい料理は作れないと俺は信じているので、遊びや体験を売っているみんなは遊びまくってほしいのね。しかも、みんな休んでたら一緒に遊べるでしょ。

サキ:LAMPみんな仲良いよね。

マメ:スタッフが友達でサキちゃんが親友みたいな、そういうカルチャー。実はニーズに対しての課題解決ではなくて、先にLAMPの文化を作ってその文化をお客様に提示したいんだよね。

サキ:親友だと思ってるんだ。お客様第一じゃないってこと? まだ不安。

マメ:いやお客様第一だからこそだよ。クオリティを維持してそれをクイックリーに提供するためには休みが必要。めちゃめちゃ美味しい生ハムを出すのに1年半待てって言われたら待つでしょ。それと一緒。2日の熟成期間がいる。別に待たなくても出せる生ハムあるかもしれないけど、それって健康に良いものですかっていわれるとそうじゃないよね。

競争しない


 

サキ:こういうお店の考えの人って周りにいるの? 誰かの影響?

マメ:友達いないからよくわからない(笑)。だけど、この1年で社会に対してそれぞれのお店が生き方を提示しないと変わらないっていうのがよくわかった。競争しなかったら、仕事のあり方や生き方をゼロから作れるでしょ。同じパイの取り合いなら、あっちがこうならこっちがこうって落ち着かないじゃん。

サキ:競争心マメさんないよね(笑)。

マメ:他と比べるより昨日の自分よりレベルアップできているかが大切だと思ってるんだよね。俺たちよりかっこいいお店はたくさんあるけど、俺たちにしかできないっていうのがある場所にしたい。話は戻るけどお客様に説明するときは「これが俺たちの生き方なんです」って説明できるようになりたい。

みんなが自信を持って楽しく働いてる姿がLAMPの売りになってると思うんだよね。生き方の提案をして、それで気持ちいい笑顔でお見送りやお出迎えをして、テキパキやってたらそれだけで唯一無二になるんじゃないかなって。

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LAMPの料理人。食文化を体現するLIG唯一の男。ただの虎好き

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