1000本突破
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デザインリサーチとは?よく聞く5つの手法をご紹介します!

ななみん

こんにちは!

駆け出しと言っているうちに2年半も経ってしまいました、LIGデザイナーのななみんです(^ω^)

この2年半、クライアントさんの案件や社内プロジェクト・副業などを通して、「手を動かすデザイン」だけでなく「考えるデザイン」についても実践してきました。

そこではいつも、「目の前の課題に対してどのデザイン手法を用いるべきか?」と考え悩みながら仕事をしていました。そこから「体系的に学びたい!」と思い、最近は本や記事を読み漁っております。

そこで今回は、よくあるデザインリサーチ手法をいくつか紹介します!

このあたりの本といくつかのサイトを参考にしてこの記事を執筆したので、もっと深く知りたい方はぜひ読んでみてください!

デザインリサーチとは?

そもそも「デザインリサーチってなに?」と思われる方もたくさんいるかと思いますが、そもそもの定義や解釈も曖昧なようです(笑)。

なので今回は、私がとても良書だなぁと思った「デザインリサーチの教科書」から引用します。

人々がどのような生活をしているか、人々がどのようなニーズや願望を持っているか、社会がどのような課題を抱えているか、未来のあるべき姿とはどのようなものなのか……デザイナーがプロダクトをデザインする前に、あるいは初期段階で収集する情報は、多岐にわたる。デザインに着手したあとも、プロジェクトは正しい方向へ向かっているだろうか、ユーザーに受け入れられるだろうか、ビジネスとして成功するかどうかなど、様々な事項についてリサーチを重ねる。リサーチはプロダクトをデザインするため、あるいは意思決定を支えてプロジェクトを前に進めるために行われる。これら多種多様なリサーチを、私たちはデザインリサーチと呼ぶ。

つまり、デザインリサーチとは、定性/定量調査を通してさまざまな情報を収集し、アイデアを生み出していく行為であると、私は解釈しています。

デザインリサーチ手法を5つご紹介します!

それでは、私が本や記事でよく見かけたデザインリサーチ手法を5つご紹介します!

これらは巷でもよく取り入れられている手法なので、経験ある方もいらっしゃるかと思います(^ω^)

デプスインタビュー

デプスインタビューとは、デザインリサーチ手法のなかでも最も基本的なものであり、対象者の方と深く対話するインタビュー手法です。

「インタビュー」という言葉はみなさんも馴染みがあるかと思うのですが、みなさんが思い描くインタビューはおそらくデプスインタビューにあたるかと思います。

ユーザーさんと深く対話することで、ユーザーさんの状況や課題、ニーズや願望などを探っていきます。

また、デプスインタビューでは、実施場所も大事な検討項目です。

インタビュー対象者を自社オフィスの会議室にお招きしお話をお伺いする方法以外にも、対象者の方の自宅に訪問したりカフェや対象者の方のオフィス、オンラインなどで行う方法もあります。

とくに、対象者の方の自宅や勤務先などリサーチの背景と親和性のある場所でインタビューを行うことにより、インタビュー対象者の言葉以上に多くの情報を得ることができます。

インターセプトインタビュー

インターセプトインタビューとは、通行人の方々に話しかけインタビューを実施する手法です。

上のデプスインタビューとは異なり、聞きたい項目を絞って1人あたり5分ぐらいでインタビューを済ませます。

これは、ターゲットや課題が不明確で方向性を定めたいときや、デプスインタビューなどで集めた情報を検証したいときなどに使用できます。

事前準備や謝礼など、時間・金銭的コストもあまりかからないので、比較的簡単に行える手法かと思います(鉄道の駅やショッピングモールなどの場合は、施設管理者に許可を取って実施してください)。

ワークショップ

ワークショップとは、ユーザーさんやクライアントさんを交えて、複数人で何らかのワークをする手法です。

LIGでも、ブランディング案件などクライアントさんと方向性を一緒に決めていきたいときこの手法が使われています。

代表的な例は、ホワイトボードに付箋を貼っていく形で実施されるものです。ファシリテーターはいるものの、デザインリサーチャー・ユーザーさん・クライアントさんなど立場に関わらずみんなでアイデアや意見を出していきます。

また、デザインリサーチの教科書では、デザインリサーチにおけるワークショップを下記4つのフェーズに分類しています。

1.プロジェクトの方向性を定めるためのワークショップ
2.機会を発見し、優先順位をつけるためのワークショップ
3.アイデア創出や評価のためのワークショップ
4.プロトタイプやソリューションの評価のためのワークショップ

ワークショップは、プロダクトの方向性を定めるときだけではなく、プロトタイプの検証などプロダクトを評価するときにも有効な手法です。

さまざまなフェーズで、ユーザーさんや関係者を巻き込むこむことで、より潜在的な欲求や本質的な課題に応えることが可能になると思います。

観察

観察とは、対象となるユーザーさんの行動や、プロダクトが使用されている現場でユーザーさんをじっくり見ることです。オブザベーションと呼ばれることもあります。

ユーザーさんを観察することで、話を聞くだけでは出てこない表情や行動などさまざまな情報を読み取ることができ、ユーザーさんの課題や要望を抽出することが可能です。

また、観察を実施する際は、どんな情報を手に入れたいかゴールを定めることが重要です。

時間や場所などによってユーザーさんの状況や行動は変化するため、ゴールに合わせて「いつ観察するのか」「誰のどんな行動を観察するのか」「どういった手法で観察するのか」など計画を立てていきます。

デスクリサーチ

デスクリサーチとは、インターネットや書籍、文献などから情報を集める手法です。

業界調査や競合調査を行う際にもよく用いられる手法であり、LIGでもむむさんがまとめられているように用いられています。

デスクリサーチは、基本的には定量的調査となるため、上記4つのような定性的リサーチと掛け合わせることで、より正確な課題やニーズが抽出できると思います。

最後に

今回デザインリサーチの手法をいくつかご紹介しましたが、ほかにもまだまだ存在し、英語文献なども合わせると数知れず……。

もちろん、場合によってはクライアントさんの課題や状況に合わせて0から考える必要はあるでしょう。ただ、より多くの手法を知っていることでデザインリサーチに取り組みやすくなると思います。

また、知識を蓄えることと合わせて、とにかく実践してみることも大事だなぁと思います。私も、どんどんアウトプットしていこうと思います。

以上、ななみんでした(^ω^)!