こんにちは、BiTT開発事業部で通訳をしているゆまです。
今回はLIGとしてアップデートしたミッション、バリュー、カルチャーについて、英語版をどうやってつくっていったかを辿っていこうと思います。
英語版をつくるきっかけは、「グローバルに仕事をしていくためには、英語でもLIGの考えを表現しておかないといけないよね」という問題意識が出てきたことがその発端でした。何よりも、「セブにいるチームのみんなにもしっかりLIGのミッション、バリュー、カルチャーを伝えたい」という経営陣をはじめとしたメンバーの想いがありました。
私がふだん日本とセブの人事や経営陣の間に入ってサポートを行っているため、今回英語版作成を担当させていただくことになりました!
とはいえ一人でつくれるものではありません。自分でまずは考えつつ、今回ミッション、バリュー、カルチャーのアップデートのために集められたコンセプトづくりチームにもチャットで相談しつつ、最終的にはミーティングで経営陣の皆様も交えて協議のうえ、完成させることができました。
ミッション、バリュー、カルチャー自体の詳細は、下記の記事をご覧ください!

LIGのミッション、バリュー、カルチャーを更新しました
新ミッション、バリュー、カルチャー
まず経営陣のお話をベースにできあがった日本語版がこちら:
- 新ミッション、バリュー、カルチャー
-
Misssion
デジタルクリエイティブでより良い世界をつくる
Value
– クリエイターをふやす
– みんなでつくる
– イケてるものをつくる
Culture
Life is Good
Mission:LIGの使命とは? やるべきこととは? を明示したもの。
Value:LIGが提供している価値を言語化。数は3つに絞られています。
Culture:社名にもなっている大事にしているカルチャーをそのまま置いています。
日本語版ができあがったので、これらの英訳を作成していくこととなりました。
英語版作成
まずは直訳し、より意図が伝わりやすいキャッチーな言葉を徐々に探していきます。
まずは直訳
デジタルクリエイティブでより良い世界をつくる
このミッションを直訳すると……
Make a better world with digital creatives
この調子でバリューも直訳していきましょう。
クリエイターをふやす
直訳すると……
Increase creators
みんなでつくる
直訳すると……
Build team together
イケてるものをつくる
こちらの直訳は、
Make cool things
ブラッシュアップ
より意図が伝わるように。コピーとしてキャッチーになるように、表現を磨く段階です。近しい言葉をはめてみながら、しっくりくる表現を探していきます。その過程を、ふたつご紹介します。
デジタルクリエイティブでより良い世界をつくる
Make a better world with digital creatives
“Make the world better” “Make the world good“……
“Make the world good with digital creatives”
“Make the world Goooooood with digital creatives”
このように、何段階かを経て、決定へと至りました。「クリエイターをふやす」についても同様にブラッシュアップしていきます。
クリエイターをふやす
Increase creators
“Grow creators” “Develop creators”
“Increase more creators”??
“Create more creators”
完成した英語版
完成した英語版がこちら!
- New Misssion・Value・Culture
- Misssion
Make the world Goooooood with digital creatives
Value
– Create more creators
– Build team together
– Make awesome things
Culture
Life is Good
シンプルかつメッセージ性もちゃんとある形でまとまりました!
Valueはすっきりまとまりました。Missionは「Goooooood」を実際に口にするときに力が入るので(?)、言うたびに想いを込めている気がします。
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さいごに
日本語に添える英語だったとしてももちろん真剣に考えます。とはいえ、今回はセブのメンバーを思い浮かべながらの英訳で、さらに力が入りました。彼らが英語だけを見てミッション、バリュー、カルチャーを理解するのだと思うと責任もありますし、緊張感がありました。……そして何よりセンスが問われるので難しい!
皆さんのご協力のもと、素敵な英語版ができあがったと思います。日本語版はもちろん、英語版もどんどん使っていってほしいですね!