あなたはスペシャリストですか?それともマルチポテンシャライトですか?

あなたはスペシャリストですか?それともマルチポテンシャライトですか?

Yuma

Yuma

こんにちは! 9月からLIGの仲間入りをした、ゆまです。BiTT開発チームにて、主に通訳として働いています。

通訳」と書くと専門職やスペシャリストな雰囲気が出てしまいますが、私は自分をマルチポテンシャライトだと思っています。

「なにかを極める!」「なにかの専門家になる!」という生き方・働き方にしっくり来ていない方、もしかしたらあなたもマルチポテンシャライトかも?

本日はそんな方に向けて、マルチポテンシャライトについてご紹介します。

マルチポテンシャライトってなに?

英語では「Multipotentialite」と書きます。

この言葉を広めたのはエミリー・ワプニックさん。このTED talk、見たことある方もいらっしゃるのでは?

こちらのTED talkからそのまま引用すると、マルチポテンシャライトとは「多くのことに興味を持ち創造を追求する人」のこと。

興味のあることを見つけたらそれに取り組む。しばらくすると別の面白そうなことを見つけるので(見つけちゃうので)、そっちに移って取り組む。

そんな生き方を繰り返すのがマルチポテンシャライトです。

見方を変えれば「集中力がない」「移り気」に見えてしまうかもしれない。でも、だからこそ、強みとして持っているものもあるんです。

マルチポテンシャライトの強み

再びTED talkから引用すると、マルチポテンシャライトの大きな強みは

  1. アイデアの統合
  2. 迅速な学習力
  3. 適応力

の3つです。

自分を振り返ってみると、たしかにこれは強みとして生かせていると感じます。

9月から働いているここLIGでも、社員とは基本画面越しでしか会話していないですが、わりとキャッチアップできているんじゃないかと自負しています(え? 自己評価甘すぎ? 気にしません!)。

2、3は、とくに小さい組織や新しい組織では重宝されるスキルなのではないでしょうか?

キャリアアップ=スペシャリストになること?

仕事になると、「一つの分野/技術を習得し、スペシャリストになること」を求められがちですよね。

それももちろん選択肢としてありです。むしろそこを目指せて、実行できる人は尊敬します。経験年数とかやっぱり大事ですし。信頼につながりますし。

その一方で、「いろいろな分野/技術を習得する」という道も選択しやすいと嬉しいな〜と思います(最高のチームはスペシャリストとマルチポテンシャライトの組み合わせだそうですよ!)。

さいごに

こんなに語っておいて、私もキャリアについてはまだまだ悩む日々です。でも、この概念に出会って少し違う観点で考えることができました。

マルチポテンシャライトという考え方が、「スペシャリストになりたいわけじゃないんだよなあ……」という方のヒントになれば幸いです!

さいごまで読んでいただきありがとうございました。

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大学卒業後、大手CRM企業に新卒入社し新規及び外資クライアントの営業を担当。その後、インド系ホテルベンチャー日本法人にて通訳/翻訳に従事。LIG入社後はブリッジディレクターとしてシステム開発案件に入り日本・セブ間コミュニケーションを円滑化する傍ら、セブ子会社経営サポートも兼任。現在は管理本部にて海外子会社の内部統制を担当。

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