エンジニア採用セミナー
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2020.08.08
#3
LIGちゃんねる

LIGちゃんねるで新企画はじめました。今後は「社員ショートインタビュー&LT」をやっていきます!

中野 慧(ケイ)

こんにちは。エディター兼ディレクターのケイ(@yutorination)です。(↑の写真は、本記事の書き手の僕ではなく、社長のゴウさんです)

さて、僕が担当しているLIGのYouTubeチャンネル「LIGちゃんねる」ですが、おかげさまで先月7月、ついにチャンネル登録者数1,000人を突破しました!🙇‍(2020年8月5日現在で1,047人)

今年の初め、プロジェクトを開始したときは535人で、1,000人は一つの目標だったので、クリアできて嬉しい……のですが、実は正直、先月7月時点でかなり行き詰まりを感じておりました。

というのも、企画⇒撮影⇒編集⇒公開を、とにかく週3本ペースでやる、しかも「会社の広報になっている」と言えるものを……。これを高速で回すのがなかなか大変で、「このままでは続けられないかもしれない」というぐらいの状態に陥っていました。

動画制作の基本的な考え方〜プリプロとポスプロ〜

僕は動画制作を本格的に学んだことはありません。やりながら勉強していっているのですが、ひとつ重要な概念として「プリプロダクション(プリプロ)」「ポストプロダクション(ポスプロ)」というものがあることを最近、学びました。

ざっくりいうと、プリプロは撮影前の準備のことで、ポスプロは撮影後の編集作業のことです。僕が使っている動画編集ソフト「Premiere Pro」は、本当に多機能なので、「とりあえず撮影して、あとで編集でどうにかする」ということも、そこそこできてしまいます。

しかしここが落とし穴というか……音声を例にとってみましょう。カメラ備え付けであまり音質のよくないマイクであっても、Premiere Proでイコライザをいじったりエフェクトをかければある程度の音質改善はできます。でも、そんなことをするより、きちんとした外付けマイクを買って、最初から良い音質で収録しておいたほうが、音声編集の手間が省けます。

動画の構成に関しても、「とりあえず素材を撮ってみて編集でなんとかコンテンツとして成立させる」ということをやると、ポスプロにものすごく時間がかかります。ですが、事前に絵コンテを描き、完成イメージをできるかぎり精密に作ってから撮影に臨むと、ポスプロの時間自体をかなり削減できます。

これは僕がこれまでやってきた記事制作とも似ている部分はかなりあります。でも、記事の場合は、その場のアドリブで乗り切れることがある一方、映像はそれをやるとポスプロの工数がとんでもなくかかります。特に映像制作に関しては楽観的・アドリブ的な制作は禁物だと思いました(あ、記事制作だって本当はそうなんですけどね……)。

テレビ番組の「ヤラセ」とディレクション

そして、ここで思い当たったのが、テレビ番組での「ヤラセ」のことです。

僕が子どもだった90年代、「進め!電波少年」「ガチンコ!」「ASAYAN」など、素人や駆け出しの芸能人が主役になるリアリティ番組がすごく流行っていました。そして、しばしば週刊誌などで「ヤラセ疑惑」も、持ち上がっていたものです。

現代のサブスク動画サービスでも、リアリティ番組は鉄板コンテンツになっていますが、相変わらずそういう風評がしばしば立っていますよね。

実はニュースでもドラマでもない、素人が主体となるバラエティ映像の場合、上記のような「ポスプロ」の大変さを考えると事前準備=プリプロを入念にやることが必要になります。そして、それが行き過ぎた結果、「ヤラセ」になっていったのではないか? そんなことを思ったのです。

ちなみに僕自身、学生時代に仲間と一緒に、何本かドキュメンタリー作品をつくってYouTubeに上げていました。作った3本はどれも10〜20万回以上再生されていて、素人ながら頑張ったと言えるものになったのですが、出演者に演技指導などのディレクションも別にできませんので、とにかく「面白い瞬間」を待ち構えて、ずっとカメラを回し続ける必要がありました。

で、そうなると収録時間が膨大になるので、編集が本当に大変です。1本あたり最低100時間、もしかしたらそれ以上かかっていたのではないか? と思います。学生だからできたことでもあると思います。

そういった過重労働にならないためにも、映像制作にはプリプロ=事前準備がとても重要です。でも、事前準備して、収録時にもしっかりディレクションをして……それがどんどん上手くなっていくと、「ヤラセ」との境界が曖昧になっていくのではないか? と思ったわけですね。

ちなみにLIGちゃんねるは、僕のプリプロも収録時のディレクションも、良くも悪くもまだそんなに上手くないため、全然ヤラセではないので大丈夫です! (誇ることでもありませんが……汗)

企画を再考する

とにかくプリプロをしっかりやる、ポスプロにそんなに時間がかからない。

そんな条件で企画を考え直した結果、

  • 毎週1人の社員に出てもらって、1つのテーマで2〜3分話してもらう(ショートインタビューor LT=ライトニングトーク形式で)
  • それを3本撮影して週3本公開する

というふうにしよう! ということになりました。

裏話を容赦なく書いていくと、LIGちゃんねるって、社内からは「役員が中心になってる企画なの?」という声もあったわけです。最初は社長のゴウさん、副社長の大山さん、取締役のづやさんやまことさんが出てきていたからですね。

「いや、そんなことない!」

「そんな非民主的な、密室政治的なコンテンツではない!」

そう言いたかったのですが……でも実際、こういう実験的な新企画、それも成果が目に見えづらいものって、役員に「これ意味あるの?」と言われたら最後、さくっと終わりますからね。きっと読者のみなさんも身に覚えがありますよね……?

そうならないために何をすべきでしょうか?

――そう、社内政治です。

初期段階でまずは役員を巻き込んでおく。そうすると、しばらくは延命できる可能性が高まります。「ま、オレも出てるし」と、評価も甘くなることでしょう。

……とはいえ、ごまかしが効く時間も長くはないはず。本格的にダメだと判断されたら、さくっと終了になると思います。これがベンチャーのスピード感ですよ。ベンチャー舐めんなよと。諸行無常ってやつですよね。

「明日から仕事がなくなったらどうしよう」と不安で眠れぬ夜は、『DEATH NOTE』で夜神総一郎が、キラキラした爽やかな笑顔で「再就職だな」と言い放ったシーンを思い浮かべ、心を落ち着けるようにしています。


▲こんな本が出ているんですね……ちょっと面白そうだったので読んでみたところ、かなり勉強になりました。ユーモラスな本でありつつ、なかなかに真面目で実用的な内容を目指されたのだと思います。著者の高城幸司さん、企画された編集者の方に敬意を表します。


▲主人公である月(ライト)の父で、世界的な探偵「L」とともにキラを命懸けで追っていた刑事局長・夜神総一郎。しかし賄賂で買収された政府から「もうキラの捜査はするな」と圧力を掛けられて――? という名シーンがあるのは単行本第5巻です。

これからやっていく企画

前置きがだいぶ長くなりました。そう、本当は、もっと社員に中心になっていってもらえるようなチャンネルにしたいと思っています。なので毎週、週替りで、社員に登場してもらう! を目標に、企画を進めているところです。

そもそもLIG社員は専門性が高い人、こだわりの強い人が多いのが特徴なので、シェアしたいナレッジ、喋れること、語りたいこと、などなどを動画にしていければと思っています。

というわけで、初回は、社長のゴウさんに出てもらいました。

「役員じゃなくて社員が中心になるんじゃなかったのかよ!」

……そんな罵声が飛んできそうですが、吉原ゴウ氏をアサインしたのは役員だからとか社長だからとかではなく、

「社内で一番暇そうだから」

こちらが理由になります。

それでは、今週の3本を紹介します!

起業って他の人にもオススメできる?:ゴウ(社長)

これは社長業について、僕が聞きたかったことを聞いてみました。社長ってやっぱ大変だよね……と思います。

ちなみに動画のなかでは語られてませんが、ゴウさんが社長をやめない理由としてもうひとつ、「今さら転職できないから」「たぶん雇ってくれる会社がないから」とも言ってました。意外と切実です。

経営者、筋トレしがち問題:ゴウ(社長)

これも聞きたかったことです。LIGの役員、みんな30代ですけど、過半数が筋トレしてるんですよね。世間的にも筋トレブームはまだまだ加熱し続けています。生き抜くためには、強い身体が必要だ、と。厳しい世界ですね……。

この話題でいうと以前、哲学者の千葉雅也さんがこんなことを言っていたのが印象的です。

「筋肉は裏切らない」というのは、今の社会状況を否認するための悲痛な叫びだと僕は思いますね。それでは結局、資本主義の巨大な動きに従属して踊らされている、被従属的な身体なんです。筋肉をつけて確固たる自分を確保しているように見えるかもしれないけど、実際は他律的に身体をつくっている。

権力による身体の支配から脱すること――。哲学者千葉雅也が考える筋トレの意義 | 朝日新聞デジタル&M(アンド・エム) より)

資本主義を内面化していくと、筋トレに向かいがちだと。それはそんな気もします。とはいえ、やっぱり筋トレって楽しいんですよね。僕は最近はキャリステニクスばかりやっています。いわゆる「プリズナー・トレーニング」というやつで、ヨガやピラティスのように器具なしで完結するトレーニングのさらに高度なバージョンで、なかなか面白いトレーニング方法です。資本主義に従属しない身体でいたいな、と思います。(キャリステニクスについて詳しくはこちらへ)

社長にタトゥー入ってる件:ゴウ(社長)

タトゥーといえば、僕も最初はちょっと怖いイメージがあったんですが、でも人類の歴史のなかでタトゥーってけっこう大事にされてる文化だったりするんですよね。

現代日本に生きていると、つい偏見を持って接してしまいがちですが、話を聞いて、自分の持っていた偏見について考えさせられました。ちなみに動画の最後で、ゴウさんには意外と気合いが入ってないことがわかります!!!

まとめ

というわけでこれからどんどん動画をUPしていきたいと思います。

もし動画が面白かったら、ぜひチャンネル登録、高評価、コメント等いただけるととても喜びます! よければ更新を楽しみにしていただければ幸いです。

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