はじめての「リモート入社」。来社しなくても入社できたお話

はじめての「リモート入社」。来社しなくても入社できたお話

Mami Onishi

Mami Onishi

こんにちは。LIGの経営企画室に所属しております、きゃしぃ大西と申します。

絶賛、反抗期を迎えた中1と小4の子どもがいる2児の母です。

わたくし、コロナが徐々に世界を覆い尽くしてきた2020年3月にLIGから内定をいただき、東京が緊急事態宣言をうけた真っ只中の5月初旬に入社いたしました。

正直、ちまたでは内定取消しなど不穏な空気が流れるなか、「私も内定取消しされたらどうしよう……」と少し不安もありました。でもLIGではそういった心配はまったくなく、無事に予定通り就職することができました(これから応募を検討される方も安心してくださいね)。

しかしながら世の中は不要不急な外出は自粛されている状況。実際、入社までのやりとりってどうするの? と思っていたのですが。

結論からいうと、「すべてリモートで問題なし!」でした。以下から、リモート入社の状況をお伝えいたしますね。

採用面接は「オンライン」か「来社」を提示される

採用面接は「オンライン面接」か「来社して面接」かのどちらかの提示されました。
(2020年6月現在では、オンライン面接が基本となっています)

LIGがオンライン面接で使用しているツールはGoogle Meetです。

Google Meetとは
Google Meetとは、Googolアカウントを持っている人であれば誰でも使用できるオンラインミーティングツールです。事前にGoogleアカウントを登録しておく必要があります。アカウントの作成は無料で可能です。スマホからも使用可能ですので、おうちにパソコンがない方でも安心(その場合はスマホにアプリのダウンロードが必要です)。

私はオンライン面接を希望しました。実際にオンラインでの面接を経験してみてのメリットとデメリットをまとめました。

オンライン面接のメリット

移動時間が必要ない

これは大きいですよね。移動に1時間かかる場合、19時にスタートできる面接を20時に設定してもらわないといけません。時間の融通が効きやすく、面接の設定がしやすいのはメリット大です。

場所を選ばない

場所を選ばないので、家でも面接可能であることも大きなメリットです。

私は子どもがいるので、夜間を指定された場合はリスケジュールをお願いしなくてはいけなかったのですが、家でもOKなら面接日程の幅が広がります。

オンライン面接のデメリット

通信環境の不具合が起きたときに対応できない

これはかなり困ります!

LIG社員は職業柄ITリテラシーが高いのでいいのですが、世の中そんなにみんなすぐ「オンラインで面接しますよ〜」といってついてこられる人ばかりじゃないんですよね……。

音が出ない、聞こえない、音声悪くて聞こえない、映像映らない、電源切れた、そもそもパソコンにカメラついてなかった……などなど。結果、電話だけになったこともあります。

雰囲気がなんとなく伝わりづらい

会社というのは「足を運んでみて初めてわかること」というのも多いと思います。

自分が会社の雰囲気を掴めない、というのもありますが、「自分の雰囲気もわかってもらいづらい」というのは選考をうける上ではデメリットになり得るかもしれません。

今後は、「オンライン上でも自分の雰囲気をわかってもらえるようなコミュニケーションスキル」が求められる時代になるかもしれませんね。

入社前の必要情報はスマホ入力でOK

内定をいただき、いざ入社となると、人事から「入社前にもらいたい情報の共有方法」を提示されました。

LIGでは「ジョブカン」という勤怠管理ソフトを利用しています。

ジョブカンはスマホから社員情報を入力できるので、家にパソコンがない人でも簡単に入力が可能です。私は家にパソコンもありますが、やはりスマホからのほうがお手軽なのでスマホからすべて手続きを完了しました。

オンライン勤怠ソフトのメリット

紙に書かなくていい

オンライン勤怠ソフトがある前の時代では、このような入社前にもらいたい情報は紙に書いて人事に提出することが多かったかと思います。人事も、わざわざ紙に書いてもらった情報を再度手入力していました。そうなると、とくに名前の取り違いなどミスの元にもなります。

専用ソフトを利用すればスマホ入力が可能なので、非常に便利ですね。

オンライン勤怠ソフトのデメリット

入力がわからない箇所があって困っても質問しづらい

入社前ですのでコミュニケーションツールもまだ導入していないですし、わからない箇所があっても質問がしづらいというのはあります。これはリモートでの全体的な悩みです。

銀行口座開設はスマホ&書類郵送(窓口来店なし)

LIGの指定銀行では口座開設をスマホで行うことができました。

コロナ禍の状況下で銀行側でも余計な来店は控えるよう言っていましたし、私もわざわざ口座開設だけのために電車に乗って窓口まで行きたくない。

スマホで申し込みをしてから一週間程度でキャッシュカードが届き、キャッシュカードが届いた瞬間から入出金が可能。

印鑑の必要なものは、口座開設のあと紙での郵送対応でOKでした。しかも、ネットバンキングの利用開始がカンタンで、専用アプリをスマホにダウンロードするだけでOK。

私の知っている某銀行は未だに紙申込みでしたので衝撃でした。銀行も進化していますね。徐々に世の中は「店舗不要」の流れになっていっているのを感じた瞬間でした。

入社初日のオリエンテーションもオンライン対応

LIGでは入社初日のオリエンテーションも完全オンラインが可能でした。

もちろん家にネット環境があることが大前提ですが、あらかじめセットアップされたパソコンを郵送してくれるので、その後は「Google Meet」でのオンラインミーティングと、「Slack」というチャットツールを使用することでほぼ問題なく行うことができます。

Slackとは
Slackとは簡単にいうとビジネス用チャットツールです。LIGではほぼ全社員がSlackにて仕事のやり取りをしていて、リモートワークには欠かせないツールのひとつとなっています。データを共有するときにはドラッグするだけでポンとのせられますし、複合機とつなげてスキャンデータをそのまま自分のSlackにデータを送ることも可能。

オンラインオリエンテーションのメリット

出社しなくていい

当たり前ですが、これはメリットのひとつですね。

わざわざ会社まで行かなくても会社の説明が受けられるので遠方に住んでいる場合などはメリットが大きいです。

オンラインオリエンテーションのデメリット

操作がわからないときに質問できない

なんと言っても初日ですからわからないことだらけです。

ちょっとした疑問質問でも、隣にいればすぐ教えてもらえるものの、オンラインだとそれが難しい。ある程度オンラインに慣れている方でないと初日は難しいかもしれません。

初日ぐらい出社してけじめをつけたい

なんとなく、これからお世話になる会社に初日も出社しないで仕事がスタートするというのは、昭和な人間からすると気持ちが悪い、というのはあります。

実のところ、私自身は初日には出社したのですが、ほぼ完全リモートになっていたLIGの社内にはほとんど人はいませんでした。なので、初日に皆さんにご挨拶して〜、というのをやりたかったのですが、実際はみんないないのでそれもできませんでしたね。リモートが推奨されていく今後の日本では、そういう感じになっていくのかもしれません。

(余談)私がLIGに入社した理由

私がLIGに入社した理由は3年ほど前に遡ります。前職のコーポレートサイトリニューアルをLIGにお願いしたことがきっかけでした。

なぜLIGにお願いしたかというと、私がLIGブログのファンだったからです。私がLIGブログのファンになったきっかけはこちら。

このときの私の感想は

「なんちゅう無茶なことを本気でする会社なんだ。面白そう」

でした。

今から思えばよくこんなふざけた会社に大事な仕事をお願いする気になったなという気もしないでもないですが、とにかくサイトリニューアルをお願いすることになりました。

そして一緒に仕事してみた感想は

「社員の人たち、めっちゃ真面目でちゃんとしてる!!!!!(衝撃)」

でした。

とにかく皆さん、会社のことを本気で考えてくれるし、こちらの言いたいことをうまく拾ってくれるし、そしてなにより超タイトだった納期をめちゃくちゃ守ってくれたしで、ほんとに感謝しかない、という気持ちでした(むむさん、ほか、みなさんありがとう!)。

そしてその後、採用動画もつくってもらったのですが、そのとき、実はLIGにはまじめな採用動画の制作実績がなく、野田クラクションべべーさんの「アスパラガスを社員にくばった」動画しかありませんでした。

正直、ほかにまともな動画制作会社はたくさんあったのですが、上司含めて話し合ったときに「やっぱりうちの想いを一番わかってくれるのはLIGじゃないだろうか」ということで、LIGのポテンシャルを採用した結果、やっぱり期待どおりの素敵な動画を作ってくれました。

LIGの一番の良さは2つあって(一番なのに2つあるんですけど)「ふざけているように見えて実は仕事はめっちゃちゃんとやる」「想いをわかってくれる」ということかなと思います。

私は現場の第一線に立って実際にモノを作る仕事ではありませんが、「本当にいいモノを作る人たちをちゃんと支えられる人になりたい」と思ってLIGに入社しました。

いわゆる縁の下の力持ちというやつですが、それが私の性に合っているし、めっちゃカッコいいと勝手に思っていますが、どうでしょうか?

おわりに

2020年6月現在、東京は緊急事態宣言こそ解除されましたが、まだまだ気を緩めてはいけない状況は変わらず。そんななか、LIG本社(ToC事業を担当する社員を除く)は、6月もリモートが推奨されています。

私自身もリモート入社してから、出社は週に1〜2回で済んでいます。リモートはリモートでデメリットもありますが、メリットの方が大きい働き方だと感じます。

一日も早く日本が元気になるとともに、みなさんと一緒に「Life is Good」を実現できたらいいなと思っています!

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1978年生まれ。新卒で明治安田生命にて一般事務を経験。その後DTPデザイナーに転職。結婚、妊娠、出産を経て税理士法人のバックオフィス業務全般を担う。LIG入社後は人事労務のスペシャリストとして勤怠給与、制度設計、評価報酬、研修など、現在も人事のみに限らず人生経験を活かして幅広く業務を担当している。

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