こんにちは! デザイナーのおまめです。
本当に絵が描けない人がデッサン教室で6時間くらい絵を学んだ結果。-静物画編-
前回に引き続き、今回は3時間くらい人物画を学んできました。
人間って構造が複雑で難しくないですか? 手とかが異次元の方向に曲がってしまったりするんですよねー。
そこで、人物のイラストの書き方を1,000円で教えてくれる体験講座があったので行ってきました!
- 今回お世話になった教室
- 中野デッサン教室
アニメ・マンガ・イラスト 専門校 amps[アンプス]が運営しているデッサン教室です。ヌードデッサンなど、人物画に特化したクラスがたくさん開講されています。その中の体験講座、画力上達講座を今回受講しました。
目次
横向きの立ち姿を描く
まずはじめにいつもの感じで絵を描きます。
お題は「裸の女性の横向き姿」でした。
Before
(!!!閲覧注意!!!)
ふざけてないです。
もうどこがわるいとかじゃなくて気持ち悪いですね。すごくよく言ったらエジプト壁画っぽいです。
腕はどこについているか本当にわからなくなって置いてきてしまいました。伸び代しかないですね。
After
1時間30分後に、女型の巨人っぽくなりました!!!
だいぶ人間に近づけたのではないでしょうか!?
私がこんな人間をかけるなんて自分でも驚きました。
さっそくここまでの軌跡をみていきましょう。
横顔を描く
1. ボールを描き、顎にかけてボリュームを付け足す
まずは丸から始まります。ただ、丸と思わず球と思うのが、立体感を生むポイントだそうです。
また、クチバシのようなボリュームはキャラクターによって大きさを変えてください。
子どもだと小さくしたら可愛くなりそう。
2.要素をバランスよく配置するため線を引く
実は顔の要素はだいたいのバランスが決まっています……!
頭の上から顎の下までの真ん中の位置が目の位置になります。それより少し上に眉を書きます。
眉と顎の高さの真ん中が鼻の下の高さ、鼻の下と顎の真ん中が下唇の膨らみの下の高さになっています。
3. 要素を配置する
要素を当てはめます。バランスの取れた人の顔ができました……!!
ここで目を丸く描かないことがポイントです。人間横から見て、まん丸の目の人なんかいないですよね。横顔のときは少し縦に細長く目玉を描きましょう。
続けて目の高さに、耳の上の部分を配置し、そのあと生え際を書きます。スポーツ刈りの人を描くイメージですね。
4. 髪を書いて完成
生え際から生えているように意識して描きましょう!
生え際がないところから生えていると違和感に繋がるので気をつけましょう。
どこからどうみても人間の横顔が描けました! 嬉しいです!
全身を描く
お次は全身です!
まず円人形を描いて、その上からリアルに描いていきます。
1. 横顔の骨格を描き、縦に中心線を引く
さっき書いた横顔の骨格だけ記載します。このとき首を斜めにすることがポイントです。
真っ直ぐに描くと緊張している人みたいになっちゃいます……。
中心線を引き、その上に全身を描いていきます。8頭身くらいに中心線の長さを設定するとまとまりやすくなります。
2. 上半身を描く
胸部を斜めにした楕円で描き、下腹部を正円で描きます。前面を直線で、背面を曲線でつなぐと、胴体の完成です!
3. 下半身を描く
タラコのような太腿を書きます。
前面は曲線で、背面は直線で書きます。その下の足は逆に前面を直線で、背面を曲線で書きます。
靴の部分はいい感じに靴っぽく書きましょう。
4. 腕を描く
肩に縦長の楕円である三角筋を書き、そこから二の腕、肘から下の手、手首から下を分けて書きます。
このとき肘を少し内側に曲げてあげると自然になります。
バストを書き、ヒップの下の部分を股の高さより下まで付け加えます。
5.輪郭を取り、顔を書いたら完成!
輪郭を取り、線を消し、顔を軽く描くと……人間が爆誕しました。
こんな感じで、正面から、斜めからバージョンもていねいに解説していただき、1,000円とは思えないボリュームでした……。
まとめ
本当に絵が描けなくても、頑張れば3時間くらいでそれなりの絵が描けるようになることを証明しました。
騙されたつもりで、まずは基礎を学んでみてください。人間の骨格を知ることで、動きをつけられたり、命を吹き込むことができます!
ただし人に感動を与えられる絵や、自分の個性を出したいい感じの絵がすぐに描けるわけはありません。
基礎を学んで書きまくって、時には好きな絵をトレースして、自分の描きたいイメージが描けるようこれからも鍛錬していきたいと思います。
今年の目標は絵が描けるようになってLINEスタンプを発売することです。
また成長したら続編を描くのでお楽しみに!
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