まいど。バックエンドエンジニアのやなさんです。こちらはLIGアドベントカレンダーの15日目の記事です。
私の社会人経歴は、15年目に突入しました。社会人経験だけで行くと、すでに中堅世代となってしまいました。
そんな社会人経験15年経ったからこそ思う、「デザイン学んで良かったー!!」ってことを今日は書いてみようかなと思います。
私はLIGにジョインする前、LIGが運営するWebクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」に通い、6ヶ月ほどデザインを学んでいました。
(卒業制作ではこちらのポートフォリオを作成しました)
私のざっくりした経歴としては、大学卒業後、システム開発会社、フリーランスを経て、今は会社員として働いています。
そんな経歴で、なぜLIGが運営するスクールでデザインを勉強しようと思ったかというと、以下が大きな理由です。
- デジタルハリウッドSTUDIO by LIGでデザインを勉強しようと思った理由
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- どうせ同じお金を払って学ぶならLIGが運営する学校がどんなところか見てみたかった
- UIやUXという言葉が浸透しはじめ、C向けのWebシステムやWebサービスにとどまらず、自身が多くを経験しているイントラ内でのシステム開発においても、利用者が見る(または操作する)上での画面デザインが求められることが多くなってきたから
- もともとフリーランスであり、この先の将来もフリーランスを続けていく上で、システム開発とは別のプラスワンのスキルがほしかった
- 東京に一度は住んでみたかったから
- 独身で身軽だったから
- 東京だと彼女できると思ったから
- 大阪ではもう彼女できないと思ったから
今はLIGのバックエンドエンジニアとしていろいろな仕事をさせてもらってますが、私自身がWebデザインをすることなんて当然ありません。
それでは、STUDIOに通った意味ないんじゃないの? って思う方がいるかもしれませんが、そんなことはなかったです。STUDIOに通うことで、気づかないうちにたくさんの武器を得ることができました。
私が授かった3つの武器
デザインについてのコメントをなんとなくできるようになった
今まではデザイナーが作成したデザインに対して「なんかちゃう」っていうコメントしかできませんでした。でも、デザインを学んでからは「ジャンプ率が……」とか「余白のバランスが……」などその違和感を説明できるようになりました。基本的な部分ではありますが、ユーザーの要望についてデザイナーと対話ができるようになった気がしています。
Adobe XDがなんとなく操作できるようになった
STUDIOの授業では、PhotoshopとかIllustratorとかを操作していろいろ作成していました。その副産物として、XDがなんとなく触れるようになりました。
Web開発の際には、クライアントへ開発後のイメージを伝えるために、文字とは別に画面設計やサイトマップ等の絵で表現することが多いです。イメージ作成のためのツールとしてXDを使うことが多くなり、今までよりも見た目の精度が高いものを作成できるようになった気がしています。
作成するドキュメント精度が上がった(ような気がする)
今僕が感じている、僕にもたらす最大のメリットは、ドキュメントのクオリティかもしれません。
Webサービスを開発するまでには提案書からはじまり、プロジェクト計画書・要件定義書・システムフロー図・構成図・プログラム設計書など……実際に動くものとは別で、クライアントの要望を確認するためのさまざまなドキュメントを作成します。そういった一つひとつの設計書の精度は明らかに上がったのかなと思っています。
この資料で何を伝え、どういったストーリー(手順)で説明していくか、またはそれぞれの情報をどこに表示するかなど、作る前の段階でしっかりと考えるようになりました。
デザイン会社が作成するドキュメントの体裁やフォントが整っていないと、これから作成される成果物への不安にもつながります。デザインの基礎を学んだことで、いまもLIGで働く上で活きるスキルセットになったなと感じています。
まとめ
あくまでも個人の見解ではありますが、デザインの基礎を学ぶだけでもアウトプット能力は確実に上がると思います。
ぜんぶなんとなくの能力であり、自己満足にすぎないかもしれません。でもその「なんとなく」の能力が、自分では気づかない部分をスキルアップさせ、社会人としての能力のボトムアップにつながったなーと今も感じています。
なので、デザイナーだけではなく、ドキュメントを作成する仕事に従事する社会人のみなさんも、一度はデザインの本を手にとって勉強してみてはいかがでしょうか?
「STUDIO 上野 by LIG」現役フリーランス講師がオススメするWebデザイナーになるなら読むべき本5選
学ぶことできっと何かが変わるはず。
それではまた。
最近やっと、プログラムを触るようになってきたバックエンドエンジニアのやなさんでした。
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