こんにちは。もーりーです。
皆さんは海外と日本の映画ポスターの違いを意識したことがありますでしょうか?
海外の映画ポスターはシンプルで大胆な構図。それに対して日本の映画ポスターは文字量が多めで要素も多い。
今回は文字と要素の量の足し算と引き算で、海外と日本の映画ポスターの違いについて考えてみました。
2018年のLIGの年賀状を使用して今回は検証したいと思います。 2018年LIGの年賀状「ロード・オブ・ザ・リグ」
海外と日本のポスターを比較してみた
海外と日本のポスターを比較してみたいと思います。今回は既存の映画ポスターは使用できないので、2018年のLIGの年賀状を流用して、あたかもそれっぽいものを作成してみました。
海外風映画ポスター
海外の映画ポスターでは、文字と要素の量が少なめでシンプルでメッセージ性の強いのデザインとなっているように思えます。
特徴
- 文字量が少なめ
- 大胆な構図
- シンプルでメッセージ性が強い
日本風映画ポスター
対して日本のポスターは、文字と要素の量が多く全体的に情報量が多めでわかりやすいデザインに思えます。
特徴
- 文字量が多め
- 要素が多め
- 情報量が多めでわかりやすい
(それぞれなんとなく特徴を捉えていると思いますが、いかがでしょうか。それっぽく見えなかったら申し訳ありません……m(_ _)m)
どちらが良いというわけではないですが、日本は海外のポスターに比べてメッセージ性よりもわかりやすさを重視している印象を受けます。
CMも海外はメッセージ性重視/日本はわかりやすさ重視
皆さんは海外のCMを見たことがありますか?
日本のテレビ番組で特集を組まれるときに紹介される海外のCMは、シンプルでメッセージ性の高いものが多いような気がします。
とりわけ「笑える」ものが多いです。
(「泣き」や「怒り」に比べて、「笑い」は十数秒(CMの時間)の仕掛けで見る人をポジティブな感情にさせることができるため、海外のCMでは用いられることが多いです)
一方で、日本のCMは文字と要素の多いわかりやすさを重視のものが目立つように思えます。
まとめ
今回の記事で、なにか発見があったかというと、まだまだ検証の必要ありますが、上記参考図書の第6章「読む能力」を読んで思いついたものでした。
日本で作られるクリエイティブでは「文字と要素の量を多くし、わかりやすさを重視しているのでは?」という問いについてはさまざまな議論があると思います。
またなにかありましたらLIGブログにて公開していきたいと思います。
以上、もーりーでした。
参考図書
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