【工数40%削減】制作管理の効率化ツール「AdFlow」導入企業に聞いた驚きの効果とは!

【工数40%削減】制作管理の効率化ツール「AdFlow」導入企業に聞いた驚きの効果とは!

Mako Saito

Mako Saito

まこりーぬがパソコンを見ながら悩んでいる
こんにちは、マーケターのまこりーぬです。LIGのマーケターは、バナー広告の制作・管理も任されています。

ただ、管理しなければいけない件数がかなり多いのが現状……。

LIGでは以前、制作管理を効率化するため「AdFlow」を使ってみたところ、作業時間が3分の1に削減ができたと大喜びしていたのですが……。

▼詳しくはこちらの記事をご参照ください。

ふと思ったのですが、他の企業さんがどういった使い方をしているのか、もっとたくさんのバナー制作を行う企業ではどのくらいの工数削減に至ったのか、マーケターとして非常に興味が湧いてきました。

そこで「AdFlow」を提供しているクリエイターズマッチさんへご相談したところ、実際に「AdFlow」を導入しているトランスコスモス株式会社の川端康史さんをご紹介いただきました。

 

トランスコスモス株式会社
1966年創業。優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より価値の高いサービスを提供することで、お客様企業の競争力強化に努めています。お客様企業のビジネスプロセスをコスト最適化と売上拡大の両面から支援するサービスを、世界31カ国・172の拠点で、オペレーショナル・エクセレンスを追求し、提供しています。
人物紹介:川端さんトランスコスモス株式会社デジタルマーケティング・EC・コンタクトセンター統括  コミュニケーションデザイン統括部 コミュニケーションデザイン一部部長。Web広告クリエイティブ制作に特化した組織において、統括的な立場から部内外の課題解決に取り組んでいる。仕事上は特に部署メンバーとのコミュニケーションを大事にしている。

クリエイターズマッチさんでCS(カスタマーサクセス)を担当されている本田宗一郎さんにもご協力いただき、川端さんと三人で、新御徒町のLIGオフィスにて導入の経緯や使っている感想についてお話を伺ってみました。

人物紹介:本田さんクリエイターズマッチ新卒第1号として入社。「AdFlow」の営業として福岡支社立ち上げに参画し、先輩と2人3脚で目標達成のために活動。 2015年から東京本社のコンサルチームに配属され、CSとして広告主や広告代理店など70社ほどの企業を担当している。

 

思わず飛びついた衝撃的なツール

上を見るまこりーぬ


まずトランスコスモスさんといえばITアウトソーシングサービスの大手ですが、川端さんの部署ではどのような業務を担当されているのですか?

Web広告事業に紐づくバナーやLP、インフィード広告などのディレクションから制作までを全部やっています。分析などを行う他チームのメンバーとも協力し、どのクリエイティブが良かったのか検証をすることもあります。

たしかにWeb広告の分野は仕事量もずいぶん増えた印象がありますね。ちょうどその時期に「AdFlow」を導入されたようですが、どのような経緯があったんですか?

社内にクリエイターズマッチの呉社長と親しくさせていただいている社員がいて、「いいツールがあるよ」ということで「AdFlow」を紹介してくれました。

実際に触れてみてどうでしたか?

川端さんのソロカット


使い勝手が良くて、UIとかも見やすい印象でした。さらに「こんな便利なツールがあったのか!」と驚きました。

どんなところが魅力的だったんですか?

それまでは、ともかくやり取りにコストがかかりすぎていて……。お客様にクリエイティブを送るときもパワーポイントを使ってコメントを付けて、確認してもらって……。そういった資料作成にリソースを取られてしまっていました。

わかります! 複数のツールを横断すると手間がかかりますよね。

はい。でも「AdFlow」を使えば、パワーポイントを使わなくても修正指示が書き込めて、お客様とのやり取りまでできる。メールと違って送り間違いもありません。すべて「AdFlow」上のコミュニケーションで済むので、資料作成の面では大きな改善につながりました。

 

便利機能満載で制作工数40%削減に成功!

インタビュー中のまこリーぬソロカット


実際、どれぐらいの効果があったんですか?

検証してみたところ、資料作成の手間が減ったことでディレクターの工数が40%削減されています。実感としても「AdFlow」導入はそれくらいのインパクトがありました。案件進行が早くなりましたね。

40%はすごいですね! 部署のみなさんも喜ばれているんじゃないですか?

もうみんな「AdFlow」があることが当たり前になっています。なくてはならないツールですね。

そんな風に言ってもらえるツールってなかなかないですよね!

ありがとうございます!

修正指示が簡単にできること以外に、お気に入りの機能はありますか?

クリエイティブの修正過程が簡単に整理できるところですね。1校、2校と修正が重なると、どれが最新かわからなくなってきます。「AdFlow」ならそれが一目でわかります。どう指摘されてどう変わったのかわかるので時間を無駄にしないですね。さらに新人がクリエイティブを制作する際、過去に作っていたものが「AdFlow」上で把握できるので新人デザイナーの育成にも活用できます。

まさに制作側が困っていた部分を改善してくれる機能ですね。

川端さんと本田さんが話している


あとは社内・社外など、クリエイティブを閲覧できる対象を簡単に切り替えられるのも便利です。まだお客様にお見せできない段階のものもありますので助かります。また「AdFlow」は案件にやり取りが紐づいているので、修正指示などが大量のメールの中に埋もれることがなく、口頭で伝えていたときのような指示漏れもなくなりました。

川端さんはべた褒めですが、本田さんから他のイチオシの機能はありますか?

本田さんのソロカット


ライブラリ機能もいいですよ。作ったものと制作時の情報が自動的にそこに貯まるので一元管理できて、別にストレージなどを使う必要もありません。ラベルをつけておけば、簡単に検索もできます。デザイナー以外にも、営業担当者が顧客提案時にポートフォリオ的に活用できたりもします。

過去のクリエイティブが残っていれば「半年前に作った作品が見たい」というときも、すぐに見つけられますから便利ですね。

川端さんイチ押し:バージョン管理機能

▲デモ画面です

何度も修正のやり取りをしていると、どれが最新のクリエイティブなのかわからなくなることが多いときもあります。ただこの「バージョン管理機能」を使うと、どれが最新でお客様からOKをいただいたのか、すぐに把握できるので業務の効率化につながりました。

本田さんイチ押し:ライブラリ機能

▲デモ画面です

作ったクリエイティブをストレージやドロップボックスなどに管理されている方が多いかと思いますが、「ライブラリ機能」を使えば、作った段階で自動的に保存されます。さらにその時の詳細情報(制作者、クライアント名、制作目的)が一目瞭然なのでオススメです。

 

オンリーワンのツール、サポートにも注力

額に手をあて、考えるまこリーぬ


いろいろな便利機能がありますが、そもそも「AdFlow」はどんなことを目的に開発されたサービスだったんでしょうか?

もともとは自社用のツールだったんです。2010年ごろからバナーの制作量が1000倍近くまで急増して……。その社内管理のコストが膨れ上がっていたんです。

具体的にはどこに一番コストがかかっていたんですか?

分析してみたところメールやファイル、実績などを「探すこと」に時間がかかっていました。そこで「すべてのデータを一ヶ所に集約する」ことをコンセプトに「AdFlow」の開発を行いました。

本田さんソロカット


いまだにオンリーワンのツールですね。

開発に苦労した分、競合はいないですね。トータルなクリエイティブの管理ツールとしては、他にはないと思います。過去実績や元データなど「探す時間を削減できる」というのは「AdFlow」の大きな強みになっています。

評判が広がって導入企業もどんどんと増えていますが、CS(カスタマーサクセス)の担当者としてはどんなことに気をつけていらっしゃるんでしょう。

「利用開始からの3ヶ月」を大事にしています。制作ローテーションを変えるのって、大変なことじゃないですか。忙しすぎると新しいものもなかなか馴染まず、だんだんと「無理なんじゃないか」という空気も生まれてしまいます。そこで、モチベーションが高い最初の1、2ヶ月に定例会議を開いたり、毎日電話で状況を聞いたり、徹底してサポートするようにしています。

トランスコスモスさんへの導入当初も、そういったサポートに注力されていたんでしょうか?

本田さんと川端さんが向き合って話している


トランスコスモスさんには実際に私が常駐して、困っていらっしゃるときにいつでも聞けるようにしていました。ありがたいことに要望も150とか200とか、それくらいいただきましたね(笑)。

そうだったんですか(笑)。

頂戴した要望の数は多かったですが、その数だけ”AdFlowをより良くするためにこうあったらいいんじゃないか”と考えていただいているのでとてもありがたいですね。要望によっては技術的にまだできないものもありますが、そのときは代案を提案して納得していただけるようにしています。

手厚いですね。でもその甲斐もあって、トランスコスモスさんに「無くてはならない」と言ってもらえるサービスになったんですね。

「AdFlow」が日常化している様子を伺うと、やはり嬉しいですね。

「AdFlow」から「Fennec」へ、共に成長するパートナー


ずっと座っているのも疲れるので、LIGオフィスの外に移動して話しましょう(笑)。 ちなみにトランスコスモスさんでは、「AdFlow」ではなく、「Fennec」というサービスとして活用していらっしゃるんですよね?

はい。「AdFlow」を基幹システムとしつつ、自社のDiscoverというサービスと連携させたもので、2016年に誕生しました。コミュニケーションの円滑化など、その対価に見合うものがあると判断し、広告の運用・制作をご依頼いただいているお客様には「Fennec」を無償で提供しています。

 

「Fennec」とは?
「Adflow」を基幹システムとした広告クリエイティブの制作進行、および配信実績管理のプラットフォーム。制作過程と配信効果を一元管理し、広告クリエイティブ制作進行管理の飛躍的なスピードアップを実現します。

お客さんからの評判はどうですか?


徐々にコミュニケーションツールとして成り立ってきて、受け入れていただいていると感じますね。新規のお客様には、最初の提案書の段階からご紹介しています。

お話を聞いていて、トランスコスモスさんとクリエイターズマッチさんは、良きパートナーのような関係を築いていらっしゃるのかな、と感じました。


業界もどんどんと大きくなっていっていますからね。一緒に成長していければいいなと思っています。

増え続ける業務から少しでも解放してあげられるよう、生涯サポーターとして支え続けていきたいですね。

 

★ここで「Adflow」についておさらい★

「AdFlow」の主なメリット
・ほかのツールを開かなくてもやり取りから修正指示まででき、クリエイティブの制作進行管理の手間を大幅に削減できる
・クリエイティブの変化が一目でわかる
・過去のクリエイティブをデータベース化できる など

 

まとめ


大量のクリエイティブを抱える企業にとっては、「AdFlow」の導入は欠かせないと感じました。

しかも実際に導入した企業は大満足で、大幅な工数削減にも成功していました! 品質を維持しながらの大量のクリエイティブ広告の制作・管理をしやすくした「AdFlow」。LIGでも効果があり、大手のトランスコスモスさんでもかなりの効果が得られていたので、クリエイティブ制作に関わるマーケターやディレクターにますますオススメしたくなりました!

 

こんな企業にオススメ
・少しでも業務を効率化させたい
・制作物を資産化させたい
・今までの制作フローに不満を感じている

 

さらに……。

同社が提供する「AdFlow Banner Pool」と一緒に使用することで、さらなる業務の効率化が図れます。実際に私も使ってみてクリエイティブ管理に困っている企業さんに必要不可欠だと感じました。どのように使うかはこちらをご覧ください!

とにかくクリエイティブ制作の業務効率化を図りたいマーケターやディレクターの皆さん、ぜひ「AdFlow」の導入を検討してみてはいかがですか?

「AdFlow」を検討したいという方はコチラへ!

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Mako Saito
Mako Saito LIGブログ編集長 / 人事部長 / 齊藤 麻子

1992年生まれ。2014年九州大学芸術工学部卒業後に採用コンサルティング会社へ新卒入社。法人営業から新規事業推進、マーケティング業務に従事したのち、2018年にLIGへ。2023年にLIGブログ編集長、2024年に人事部長に就任し、現在は自社のマーケティング・人事業務を担う。副業ではライターとして活動中。あだ名は「まこりーぬ」。著書『デジタルマーケの成果を最大化するWebライティング』(日本実業出版社)

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