お初にお目にかかります!
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGのペイです。
- デジタルハリウッドSTUDIO by LIGとは
- 株式会社LIGとデジタルハリウッド株式会社が業務提携をしてはじめたクリエイター養成スクールのこと。現在、上野と池袋にて受講生を募集しています!
突然ですがみなさま、普段から動画を撮影したりしますか?
実は私、最近動画撮影にハマっておりまして。日々の出来事を動画で記録したりしているんですよ。
でも自分が撮影した動画を見ていてよく思うのは……
なんかダサい。
なんかかっこよくない。
なんか……うん。
そんな私の心の声が届いたのでしょうか。
先日、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの10月のイベント第4段として「動画クリエイティブ体験」が開催されました。 「動画クリエイティブ体験 〜撮影から編集、ロゴアニメーションまで作ってみよう〜」を開催します!※10/21(日)11時〜@LIG本社
今回のテーマは初心者の方でも半日でかっこいい動画が作れるようになる講座。
撮影の基本、動画撮影、編集ソフトの使い方、撮ってきた動画を実際に編集するところまで、まるっと半日で教えてもらえる驚きの講座内容でした!
わたくしペイも実際に参加してきましたので、イベント当日の様子をレポートしていきたいと思います!
当日は午前中からの開催にもかかわらず、多くの方がイベントに参加してくれました!
目次
講師紹介
まずは今回の「動画クリエイティブ体験」の講師を努めてくれた先生をご紹介します!
人物紹介:桑野 徹1986年生まれ、熊本県天草市出身。 上京後、映像制作会社にて基礎を学び2016年から本格的にフリーランスとして活動中。 映像編集の自動化を目指しており、その第一歩となるWEBサービス「LEED」を開発。現在無料でβ版を公開中。 デジタルハリウッドSTUDIO by LIGのネット動画クリエイター専攻のトレーナー。 |
初心者の方が覚えるべき動画撮影の基本
初心者の方を対象としたイベントということもあり、まずは動画撮影の基礎からスタート。参加していただいたみなさまが半日でかっこいい動画を撮るために、本当に必要な知識に絞って紹介してくれました。
まずは撮影をはじめる前に知っておくべき基本的な知識として……
- カメラの明るさの調整の仕組みと方法
- ホワイトバランスの合わせ方(室内や室外で撮影をする際に必要な色の調整)
- カメラを固定してブレないように撮るための方法
この3つのことを教わりました。
撮影環境によって適した明るさの設定や、色の調整をすることが大切なんだそうです。なにごとも最初の下準備が大切なのと同じで、動画に関してもただ撮ればいいというわけではなく、撮影をする前にしっかりと準備を整えてから撮影をはじめなくてはいけないんですね!
基本の3構図を覚えよう!
動画撮影の基本のあとは、撮影をしていく際に覚えておくべきコツを教えてくれました。
覚えるべきは撮影における3つの基本的な構図です。
- 日の丸
- 2分割
- 3分割
この3つの構図を軸に撮影をすることで、動画のカットに安定感が生まれていくんだそう!
みなさん動画を撮るときってなんとなく写したいものを真ん中においたりしないですか?? 真ん中に被写体をおく構図を「日の丸構図」というのですが、これ、素人がやりがちな構図だったりします。
日の丸構図自体は写真や動画の撮り方としてもよく見ますし、プロも使う手法ではあるのですが、実は周りにもの(建物やモノなど)がないときに使うと映えるテクニックなのです。
素人の人は写したいものを写すという意識しかないのでとりあえず真ん中においてしまうのでしょうが、本当はシンプルな背景のときに撮るための構図だったりするわけですね。そのときどきに適した構図に合わせて動画を撮っていくことが必要だということです。
プロの方は撮影をする際に常にこういった構図を意識して撮っています! なんとなく動画を撮るのではなく、知識を持って撮影を進めていくことで、クオリティも上がっていくものなのでしょう。
寄り・引きの使い分けで飽きさせないカットを作る
ここまで一般的な撮影の基本やコツを教えてもらいましたが、次に桑野先生が教えてくれたのが編集を前提として撮影をしていくためのコツ。
寄り・引きというカットを意識しながら撮影をして編集をしていくことで、見ている人に飽きさせない動画を作ることができるんだそう!
写真のように人に寄っているカット(寄り)や、人からすごく離れているカット(引き)などを組み合わせていくことによって、ただ同じ画角の映像を見続けるのではなく、視点の瞬間移動をすることができるため、映像にテンポ感が生まれ見ている人は飽きずに動画を見続けていくことができるんです。
この方法を使って撮影を行っていくと、初心者の人もワンランクアップしたような作品を作れるようになっていきます!
実際に撮影をして編集までやってみよう!
撮影の基本から撮影術までを教えてもらったあとは、ついに実践へ!
これまで教わった基本やコツを使って動画の作品を作っていきます。
桑野先生からの課題は、「人」を題材に寄り・引きのカットをイメージしながら、5つのカットを撮影してひとつの作品を作ってみようというもの。
参加者で5チームに分かれ、イベント会場から上野の街へ繰り出して、実際に動画の素材を撮影して来てもらいました!
素材集めが終わったあと、撮影をした素材をパソコンに取り込んで各自編集作業へ!
動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro CC」を使って編集をしていきます。
みなさん編集ソフトなど使ったことがない方ばかりでしたが、桑野先生に基本的なところを教えてもらってとりあえず実践!
編集をしていく中でわからないところは質問をして、先生からアドバイスを受けて進めていきます。
編集タイムの間はみなさん作業にのめり込みすぎて、何回か会場がほぼ無音になるという異質な空間が広がりましたが、なんとか全員が作品を完成させることができました。
完成した映像作品の発表会
各チームの代表者が完成した映像作品を発表してくれました!
「人」というテーマかつ5カットだけの撮影と条件が絞られるなか、できあがった作品はそれぞれまったく違うものとなっていました。発表してくれたみなさんの作品は、なんかカッコいい映像ばかり!
どうしてここで寄りのカットなのか、このあとの引きでどういう映像を繋ごうか……。
できあがった作品はそれぞれ数十秒の作品ですが、参加者一人一人がそれぞれ映像の中に自分の伝えたいポイントやコンセプトを設けて撮影をしてきてくれました!
今回のイベントに参加していただいたみなさんは、映像を撮影したり編集したりすること自体が初めての方ばかりでしたが、半日という時間の中で、映像の奥深さを目の当たりにしつつ、映像で表現する楽しさを身をもって体感していただけたようでした!
動画の魅力ってどこにある?
「動画クリエイティブ体験」というイベントを通して、実際に撮影から編集まで実践することができ、ひとつの動画作品を作成することをより身近なものとして感じてもらうことができたのではないかなと思います。
桑野先生曰く、動画の素晴らしいポイントは1秒で多くの情報を伝えることができること。
今こうやって読んでいただいているLIGブログも、伝えるためのものです。本や写真も伝えるために使われたりしますよね。それぞれに良さがありますが、そのなかでも短い時間で多くの情報を伝えることができるのが動画の良さなのかもしれません。
近年、映像の需要というのは昔と比べると増えてきています。
SNSやYouTube、ホームページ、町中のビジョン広告、電車内のモニターなど、動画は私たちにとって身近な存在になっていますよね。個人や企業がちょっとした情報発信を動画で行っていくことが当たり前になっていますから、今後は動画を編集したことがないなんてありえない! そんな時代に変化していくのかもしれません。
「カッコいい動画を作れるようになりたい」そんな理由ではじめるのもぜんぜんありだと思います。動画撮影の楽しさに気づけたら、ちょっとした日常もクリエイティブなものに変わっていくのではないでしょうか!
まとめ
「動画の撮影とか編集ってなんとなく難しそうだなぁ」とか、
「やっぱりプロじゃないとカッコいいものって作れないんじゃないかなぁ」
って思う方がほとんどだと思います。
でも今回のイベントに参加してくれたみなさんは、そのイメージがちょっと変わったんじゃないかなと思います。
「これから動画をはじめたいけど、自分にできるのかわからない」なんて方は、ぜひ今回のような体験型のイベントに参加してみることをオススメします!
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGでは、「動画クリエイティブ体験」のような体験型のイベントを毎月開催しております。なんとSTUDIO by LIGの受講生の方はすべて無料で参加することができちゃいますよ!
動画制作の基礎をスクールで学ぼう!誰でもクリエイター時代、あなたも映像の世界に飛び込んでみませんか?
動画についてもっと本格的に学びたいという方は、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの「ネット動画クリエイター専攻」がオススメです。半年で動画の撮影・編集の基礎を学ぶことができます。
動画制作に興味を持っている人、動画に未来を感じている人、表現として動画を学びたい人!
ぜひデジタルハリウッドSTUDIO by LIGで新しい日常への一歩を踏み出してみませんか??