こんにちは。WebディレクターのRISHです。
みなさんは移動中や、微妙に空いてしまった20分、なにをして過ごしますか?
おそらくほどんどの方がスマホでSNSを見たり、ニュースを見たりしていると思うのですが、僕はそういう時間になるべくデジタルから離れるようにしています。仕事でずっとモニターを見て、それ以外の時間もスマホの画面を見ていると目が疲れるからっていう理由だけなんですけど……。
あ、別に意識高い系を目指しているとかそういうのではないです。
日々更新される一般的なニュースはなるべく新聞とラジオで収集し、専門的な情報は大型書店などに赴いて、目次を読んで気になった本を購入し、収集しています。なので、買うだけ買ってまだ読んでない本が15冊くらい溜まっているんですよね。
今回は「溜まっている本をこれから読むこと」を生きがいにしている変人Webディレクター・RISHが、ビジネス書2冊をご紹介いたします!
① 「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」尾原 和啓 著
著者について
本屋をブラブラしているときに、このネオンイエロー背景にモダンなフォントで組まれた表紙が目に飛び込んできました。
この著書の尾原さんが、ものすごい経歴の持ち主で、世界的に有名な大企業の複数社でご活躍されたあと、現在はご家族でバリ島に移住されて、月の半分はバリ島やシンガポールでお仕事をされ、もう半分はヨーロッパで仕事をして過ごすというライフスタイルをお持ちとのこと。ピュアにカッコいい。
あとがき部分に述べられていたのですが、もともと尾原さんもいわゆる「ゆとり世代」の業務態度に対して「違和感」を感じていた過去があったものの、そもそも上の世代と、この世代で仕事に対するモチベーションが大きく違っているがゆえに「違和感」が発生してしいることに気づき、そこを理解することでこれまでの「違和感」が払拭され、ゆとり世代層も世代に関係なく大きく活躍できることを伝えたく、この本を執筆されたそうです。
その「世代によって違ったモチベーション」の乖離について、丁寧かつミーシーに分析されているのがこの本です。
本の内容
具体的に人がモチベーションを感じる要素には次の5つがあると尾原さんは分析しています。
- 達成
- 快楽
- 意味合い
- 良好な人間関係
- 没頭
さらに、世代にはざっくり分けて、「乾いた世代」と「乾けない世代」の2つがあります。
ここでいう「乾いた世代」というのは日本の高度経済成長期に仕事を始め、バブル期に仕事経験がある世代のことを指し、その世代のモチベーションは上記のリストの「達成」や「快楽」をモチベーションとしていました。
たとえば、いい車を乗り回したい、高いワインを飲みまくりたい。そのために稼ぐぞ! といった具合です。
一方で、「乾けない世代」というのはIT業界などがある程度現在の規模に成長し、世の中に「ないものがない」時代に仕事を始めた世代のことを指します。その世代は仕事において「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」といったことをモチベーションに感じる傾向にあります。
たとえば、大好きなゲームを企画から携わって、一緒に働く仲間はみんなゲーム好きといった環境で仕事をしたいと思う、みたいな具合です。
この本ではどちらかというと、後者の「乾けない世代」のモチベーションを維持し、どうビジネスパフォーマンスを上げていくのか、について書かれていて、チームをまとめていく、プロジェクトを進行していく、という業務において、主にコミュニケーション面で通ずる部分が多くあり、読後感が最高でした。
気になる方はこちらからどうぞ。
② 「どんな人でもできる1年でトップ営業に駆け上がる54のリスト」福山敦士 著
著者について
慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、新卒でサイバーエージェントに入社され、1年目からグループ会社の起ち上げに参画し、新人賞受賞されるなど、①で紹介した尾原さん並みにすんごい方です。
なお、営業の観点では「目標設定法」を自ら編みだし「1ヶ月100件アポ」を3年間続け、セールス記録を更新し続け、25歳でグループ会社の取締役になり、その後独立され、現在はこの本のような執筆活動もされていらっしゃるようです。
本の内容
主に福山さんが営業に配属されてから実践したことを1年間、12ヶ月の間の各月でそれぞれどんなことを実践したのか、下記のように分けて記述されています。悩んでいる項目ごとに該当箇所だけを読むという読み方も可能なのがこの本の特徴です。
- 4月:マインドの話
- 5月:スキルの話
- 6月:フィジカルの話
- 7月:ナレッジの話
- 8月:振り返り月間1
- 9月:伝える話
- 10月:目標達成の話
- 11月:人脈の作り方
- 12月:振り返り月間2
- 1月:営業職としての自分の高め方の話
- 2月:モチベーション管理の話
- 3月:時間の話
この本の立ち位置的には「営業職向け」なのですが、単に「営業」というよりは、仕事をしている人類全対象としても十分読み応えがある本なのではないかなと思いました。
どんな仕事をしていても、なにかしら悩みはつきものかと思います。その際に悩んでいることに近い章を選んで何度も読み返すと、少し解決の道筋を立てられるかもしれません。ね。
ご興味ある方はこちらからどうぞ。
まとめ
今回紹介した2冊はKindleなどでも読めます。
(RISHは休みの日や仕事帰りに、大型書店に行って興味のある分野のコーナーに数時間いて、毎回2冊以上買って帰るタイプの人間なので本は紙派です。)
ではまた!
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