みなさんこんにちは。
広報コンテンツ企画室の外部メディア運用チームに所属しています、バズーです。
LIGには2月にアルバイトで入社し、4月から新入社員として働いています。
新入社員として入社し、3ヶ月が経ちました。毎日パソコンとにらめっこをし、あーでもないこーでもない、これをやるあれをやるに追われる日々です。
新入社員は私の他に2人いますが、人見知りなこともあり、話すことはほとんどありませんでした。唯一記憶にあるのは、月曜の朝10時からの朝会で、LIG社員の前で挨拶するときに話した、「緊張するね」の一言でした。
LIGの新卒採用について
LIGの新卒採用が正式に始まったのは去年(2017年)の10月以降。一般的な就活生はほぼ内定をもらっている時期です。そんななかで、同期たちはどういう経緯を歩んでなぜLIGを受けたのか、純粋に気になるので聞いてみることにしました。
バズー兵庫県の神戸生まれ神戸育ち。 休日はYouTubeをただひたすら見て過ごす。 好きな食べものは唐揚げ。 |
もりを東京生まれ千葉育ち。 休日はカヤックをして過ごすのだとか。(絶対ウソだと思う。) 好きな食べものは卵。(煮玉子をよく食べているのを目撃する。) |
タッキー大阪生まれ 大阪育ち。(スーツにとめているピンは太陽の塔。) 海外貧乏旅が好き。(生粋のバックパッカー) 好きな食べものは柿の葉寿司。 (※記事内では「たきくん」と呼ばれています) |
みんないま何をしているんですか?
今日は集まってくれてありがとうございます。同期が3人揃うなんていつぶりですかね。もりをとは同じ部署の広報/コンテンツ企画室で一緒に仕事をしていますが、たきくんはLIGが運営している「いいオフィス」のコワーキングスペースで仕事をしていますよね?
僕は「デジタルハリウッドSTUDIO上野 by LIG」というLIGとデジタルハリウッドが業務提携をしているクリエイター養成スクールの営業として働いています。Web制作を行うLIGの会社としての知見を活かして、Webクリエイターを目指す人、さらなるステップアップを目指す人を応援する事業の営業です。他の部署の方々とは違って決まった部屋とデスクがなく、フリーアドレスだからLIGオフィス3階の「いいオフィス」で仕事をしていることが多いです。「STUDIO上野」で問い合わせに来ていただいた方へのカリキュラムや費用など詳細な説明を行ったり、テレアポなどを行ったりしています。
以前、たきくんの上司、ダダさんとロールプレイングをしていましたよね。
営業役とお客様役で分かれて、お客様がいらっしゃる本番を想定して練習をしていました。この質問がきたらこう答える、こんな悩みの人にはこんな提案をするなど、どのようなお客様がいらっしゃっても最適な受け答えができるよう、練習をしています。
すごく厳しそうでしたね。少し見ましたけど……。見たとき怒られているのかと思いました。
確かに、上司のダダさんには厳しい言葉をいただくこともときにはあります。以前は、インプットの量が足りなくて「職務怠慢だ」と言われました。自分ではやっているつもりだけど、社会人としてはやっていないに等しいと……。怒られてることが多いから落ち込んでるのかなって周りには思われているけど、ケロっとしているし、悩んでもしゃあないなと思って、切り替えるようにはしてます。
もりをは何をしているんですか? 広報/コンテンツ企画室で同じ部屋にいるけどいまいちわかりません。
私はLIGブログで掲載されているPR記事のアシスタントディレクターとセールスのアシスタントをしています。今はおもにクライアントに提出する提案の資料作成などを中心に行っています。実は、アシスタントディレクターとセールスのアシスタントの2足のわらじという働き方は、今までのLIGになかったので、そこは私自身が確立していかないといけないかなと感じつつ働いています。新卒だからいろんなことを経験すべき、という上司の考えのもとアサインされ、仕事をしています。わたしもバズーが何をしているかわからないです……教えてください!
わたしは外部メディア運用チームでアシスタントエディターとして働いています。すごいカタカナが多いでよね。外部メディア運用というのは、企業のオウンドメディアのコンテンツ制作を企画から納品まで行うチームです。私の仕事は、テレビでいうADのイメージで、取材のアポ取りやセッティングを行っています。ゆくゆくはライターさんが書いた記事を編集できるようになりたいです。
企画を制作するにあたって、もう取材とかに行っているんですか?
取材は今まで10件ほど同行しました。はじめての取材は何が良くて悪いのかわからず、あっち行ったりこっち行ったり、知らないうちにカメラに写ってしまったり、バタバタしてしまいました。とにかく、周りを見ようと必死で、空回りしていたことを覚えています。公園撮影が多かったので、許可取りなら何でも聞いてください。LIG社員のなかで一番詳しい自信があります。
みんなの就職活動について
遅かった就職活動〜もりを編〜
私、2月からアルバイトとしてすでに働いていて、広報/コンテンツ企画室マネージャーのよすけさんから二人の評判をすごく聞いていました。まず、もりをからいくつか聞きたいことがあります。
なんでも聞いてください。
まず、就職活動がすごく遅かったって聞いたけど、いつごろ始めたのですか?
私は大学院まで行ったんですが、大学院の卒業式の2週間くらい前ですね。卒業制作が終わってから就職活動をしました。LIGはなんとなく見たことがある程度でした。
すごくギリギリですね。卒業制作と就活を同時にしなかったのは卒業制作が忙しかったからですか?
私は2つのことを別々にできるほど器用ではないと思っているし、卒業制作と就職活動の二兎を追うと、両方を失ってしまうと思ったからです。
その卒業制作はなにを作っていたんですか? 確か美大でしたよね。
東京の地下鉄すべての深さを調べて、壁に絵を描きました。
……すごく深いし、すごく数がありますよね、きっと。
ひと駅ひと駅降りて深さが書いてある看板を見て調べました。1ヶ月かかりました。
すごい探究心と行動力ですね。就職活動の開始が遅かったみたいですけど、もし就職活動を失敗したときのことを考えなかったんですか?
はい。就職活動は、「大学を卒業する=新卒カードがなくなる」だけであって、自分のしたいことを在籍から卒業までの期間に決めなくてもいいのかなと思っていました。自分には新卒っていうカードがあるだけで、今の私にはWeb制作のスキルが無く、受けても無理だなと感じましたし、卒業してから力をつけてそれから門を叩いてもいいと思ったんです。
普通の人ならきっと新卒カードに流されると思います。もりをは、自分にどこまでも素直で、曲げない人なんだなと感じました。そしてどこまでも謙虚ですね。もう一つ聞きたいことがあります。面接で毎回ポートフォリオを作って持ってきたって聞いたけど、なぜそうしたんですか?
自分は話すのが苦手でコミュ障だと思っているから、履歴書だけだと面接で戦えないと思い、何か装備を持ちたかったからです。面接のたびに自己紹介パンフレットを持っていき、アップデートさせていました。
そんな理由があったんですね。わたし、てっきりすごい自信家なのかと……。広報/コンテンツ企画室のなかでも次は何を持ってくるのかと話題になっていました。
パンフレットを出したときに、面接官の方が顔を引きつらせながら、「何だこいつは」という反応をしていて、面白がってくれているなと感じました。
様々なWebメディアを研究して最終面接に挑んだと聞いたんですけど、なぜそうしたんですか?
まずLIGの記事をちゃんと読んだことがないなと思ったんです。今まで、パンフレットを作って持っていき、自分をアピールしてきたけれどLIGのことをあまりわかっていなかったんです。それで、まずはLIGの記事をできるかぎりたくさん読みました。だけど、LIGの特徴が全然わからなかったんです。なぜわからないのかを考えたら、比較対象がないからだと気づいて、様々なWebメディアを読み漁りました。ただ、自分の関係するであろう記事のみですが。
なにを読んだんですか?
自分は面接の時点でディレクター、マーケター、セールスに関係する仕事をしたいと考えて、それに関係するものを読みました。
すごいですね……。
最終的に、どうしてLIGを選んだんですか? めちゃ面接っぽいですが………。
正直、得体が知れないというか、何を作っている会社なのかわからなかったけれど、なにを作るのにもこだわりが強い人たちが集まった会社なんだと感じたのでLIGにしました。
抵抗がなかった就職活動〜たきくん編〜
たきくんはすごくポジティブで自信に満ち満ち満ち溢れている人が面接に来たって話題になっていました。ハリスツイードのスーツを着てきたって聞きました。
実はリクルートスーツや真っ黒のスーツを持っていないんです。スーツならいいでしょうと祖父のものを着ていました。それがハリスツイードのスーツだったんです。就職活動中は髪型もちょんまげでした。LIGは服装で落としたりしないだろうと思っていましたし、みんなと同じ黒のスーツだと特徴が出づらいので。
実は私もスーツを着たことがなくて、白と黒ならなんでもいいと思ってました。その結果、白のパーカーに黒のスカートでした。あとで面接を担当してくれた上司に聞くと「あの格好は失礼だよね」と言われました。詳細は私が書いた記事を見てもらえれば……。
服装に関して、企業側からしたら判断基準の一つであって落とす理由にはならないかなと感じました。職種にもよると思いますが。
たきくんのスーツの話を聞くと、就活にあまり抵抗を持っていない印象があります。
就職活動が好きな人に毎回聞くんだけど、就職試験で得意な試験はなんですか?
ディベートやディスカッションです。
どこのポジションが得意ですか?
いつのまにか主導権を握っている……的なポジションです。就職活動はアピール合戦で頑張って仕切ろうとしている人もいるから、まずはその人に任せて間違っているところをつつき、裏で仕切るようにしていました詳しくは僕の記事をご参照ください!
私の周りにいる人は大抵そう答えます。たくさん就活をしてきたたきくんに聞きたいんだけど、LIGの面接ってどんな感じでしたか? 変わってましたか?
いや、全然です。エントリーシートとか普通で、なんか変な意味でLIGらしいのかなって思っていたら、案外普通でした。面接で聞かれたことも普通の一般的な、学生時代一番頑張ったことや、将来したいことを聞かれました。
なんか、思っていたよりも普通ですね。拍子抜けしましたか?
いや、まったく拍子抜けしませんでした。変なことをさせる企業の試験もあるので、そういった意味では振り返ると話しやすかったです。
たくさん企業を受けたなかで、なぜたきくんはLIGを選んだんですか?
理念があって、それに向かって様々なアプローチをしている点や、「もっと拡大を」、「もっとやれることがあるぞ」っていう仕事に取り組む姿勢が、自分が成長していく上でも大切だなと感じました。あとはいろんなビジネスをやっているので早く多くの経験が積めそうだなと感じました。
アルバイトからの入社だった〜バズー編〜
そうです。今年の2月にツイッターの「アルバイトゆるぼツイート」を見て、応募し入社しました。最初はできあがった原稿の、Webサイトへの入稿作業をメインでやっていました。それまではフリーターでカフェのアルバイトをしていました。
上京する前から知っていて、実は学生時代唯一、自分でアポを取って一人で会社見学に来た会社なんです。当時は結局、採用試験は受けませんでしたが……。
そのときの自分にはできることが本当になく、自信がなかったからです。話を聞いて門前払いされた気分になりました。
結局、就職活動はしないで学校を卒業してすぐに東京に出てきました。フリーターをしているうちに、趣味とは言いがたいけど、一応ブログもどきなことはしていたり、javaについてオンライン予備校で少し勉強したりしていました。2018年、年が明けて同じフリーターをもう1年することにすごく抵抗を感じて、どうせ同じフリーターなら自分が進みたい業界がいいと考えて、LIGの「アルバイトゆるぼツイート」にDMを送りました。
採用のきっかけ、ツイッターなんですね。
なんかあまり聞きませんよね……。理解されないことが多いです……。アルバイトとして入社後、「将来なにになりたい?」ってチームリーダーに聞かれて「どこかのタイミングで正規雇用で働きたいです。」って答えました。それを聞いたリーダーが引き上げてくれて、今があります。リーダーには頭が上がらないです。アルバイトとして働きだして、私はすごく驚きました。みんな真剣に机とパソコンに向かって仕事をしていることに。
僕も、営業でお客様に最初に言う言葉は「ちゃんとした会社なんですよ」です。
ブログのイメージが強かったから、みんな遊んでいるのかなって思ってました。みんなは実際に入社してみて、驚いたことありますか?
驚くというか、フリーアドレスだから、今はいいオフィスのキッチンのそばのカウンターで業務をしているんだけど……。椅子が硬いです……。
なにそれ。
確かに、あれ硬そうだね。最後に、みんなの直近の目標があれば話したいです。まずわたしから話します。フリーターとして、1年間時給で働いたこともあり、自分のなかの「時間で働く」という考え方を取っ払いたいです。お金を生み出すのが社会人だと考えていて、1つのメディアを自走できる知識やスキルを身に付けたいです。今やっているメディアでは企画を36本納品することがミッションだから、まずはやりきります。
できなくて当たり前のなかで何かできたときに褒められる、といういわば「新卒フィルター」を打破して、早く一人前になりたいです。BtoCの営業では先輩のサポートが入ってアポが取れている状態なので、一人でお客様を獲得できるようになりたいです。欲を言えば、9月以降はBtoBもやりたいなあ。
新卒フィルターを打破するのもそうだけど、私に投資されている分を早く回収したいし、みんなと同じく成長していきたいです。ディレクション業務では自分の企画を1本成功させたい。あとは、セールスとしてはメールでのアポをしないといけないので、より多くアポが取れるようになりたいです。
みなさんの話が聞けてよかったです。今日ははありがとうございました!
まとめ:いい意味で変わっている人たちが集まる会社
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回、改めて同期3人で集まって話しました。
就職活動や業務で各々が考えていること、感じていることを聞けて、みんなのことがぐっと身近に思えました。自分の短所を理解し、補う武器を装備するもりを。作りかけのポジティブではなく、真のポジティブを持ち、ときに冷静に物事を見据えるたきくん。記事を読んでいただいてわかるように、謙虚で自分のことを理解しているんだと、二人を見て感じました。
私は就職活動をしたことがなく、友人に相談されても「相談する相手が違うよ」と答えます。やったことがない就職活動について興味津々でみんなの話を聞いているなかで、改めて気付いたことは、LIGはみんなが思うよりも普通の会社なんだ、ということでした。課題や面接で変わったことは何もさせず、まっすぐ志望者と向き合っていると感じます。
だったらなぜ、変わっている会社、面白い会社と言われることが多いのでしょうか。
私は、変わっているのは志望者のほうなのではないかと感じました。
「いい意味で変わっている」2人を見ているとそんな感想が出てきます。また、「いい意味で変わっている」、そんな人が多くいるからLIGらしさが誕生したのだと思いました。
「いい意味で変わっている」人たちが毎日、一般的な会社員と同じように働いています。LIGにはもちろん会社のルールがあり、10時出社の19時退勤がデフォルトです。毎朝チームでの「朝会」というタスク共有会、夕方には全体の進捗共有会があります。
私たち新人は先輩上司から「チャットでの言葉遣いを考えなさい」とか、「電話には出なさい」とか、「挨拶しなさい」など、一般的なビジネスマナーについて日々ご指摘を受けます。全然遊んでいません。
単に「変わっている人」の集まりではなくて、「いい意味で変わっている人」が集まってできているLIG。変わっているからこそ、みなさん根は真面目なのだと感じました。
この記事を読んで、イメージだけではない本当のLIGという会社を知っていただければ幸いです。気になった方はぜひLIGの新卒採用に応募してみてください。
それでは、また。
バズーでした。