どうもこんにちは! セールスの森林木人(もりばやしぼくじん)と申します。
僕は「LIGブログ」に掲載するPR記事のセールスをしており、IT業界のマーケティング部署の方々とお話をすることが多いのですが、その業界や職種に応じてよく使われる言葉や専門用語があります。
とくに僕が業務として携わる広告領域だと、社内外問わずもれなく全員が意識高いペラペラ系なので、入社した当時は、意味も分からず「なるほどっすね〜」「逆もありじゃないですか〜?」と雰囲気で喋っていて、完全にサンドウィッチマン状態だった記憶……。できることなら、そうはなりたくないですよね。
そこで今回は、最低限知っておけば「えっ? あの人デキる人じゃ〜ん! 素敵!!」と思われるであろう「3文字英語」を書いていきたいと思います。
最低限知っておきたい3文字英語
A-C
API
「Application Programming Interface」の略。
ソフトウェアの機能共有のことです。この「API」を利用することで、自分のソフトウェアに他のソフトウェアの機能を埋め込むことができます。主にアプリケーション間の連携のために使われるものです。
LIGブログにも、APIを取り扱った連載記事がありますよ。
わずか数行のコードで利用できちゃう!Twitter APIを活用してみた。
新しいWEBサービスについて話す際に「これってAPI連携は?」と先立って言っておけば「わかってる感」が出せます。
ASP
「Application Service Provider」の略。
ネットワークを通してアプリケーションを提供する事業者やビジネスモデルのことで、「SaaS(Software as a Service)」と近しい意味合いです。
BEP
「Break Even Point」の略。
損益分岐点のことです。損益分岐点とは文字通りですが損(赤字)と益(黒字)を分岐する境界線のことで、管理会計上の概念のひとつです(厳密には「損益分岐点売上高」と「損益分岐点販売数量」がありますが、管理会計文脈では前者を指すことが多い印象です)。
BTA
「Behavioral Targeting Advertising」の略。
「リマケ」や「リタゲ」とも呼ばれる、行動ターゲティング広告のことです。ユーザーのWeb上での行動を追跡・解析し、適切な広告を配信する手法を指します。
B2B
「Business to Business」の略。
企業間取引のことです。ちなみに、企業と消費者との商取引のことを「B2C(Business to Consumer)」と言います。
歴戦のIT戦士達となると「このサービスって『C』ですよね?」みたいに、ケツ以外を略して聞いてきたりするので、返す刀で「そうなんですよ!」か「実は『B』だったりするんですよね」と返しておけばスムーズに会話が進みます。
CPA
「Cost Per Action」の略。
CV1件(ひとりの顧客獲得)あたりにかかった広告費用を意味します。
広告領域の方は、1日10回以上は聞く言葉ではないでしょうか? 僕の周りでは日常会話にも入ってきていて、「新しい彼女できたんやけど、CPA5万やった」「それぐらいやったら許容範囲やろ」みたいな会話が飛び交っています(女性を口説くのに使用した費用=食事代金やプレゼント代金の意味合いです)。
CPC
「Cost Per Click」の略。
表示させた広告のクリック1回あたりの費用のことです。業界では「クリック単価」と呼ばれることも多いですね。「CPA」と同じで、よく使われるので知っておいて損はないでしょう。
CPV
「Cost Per View」の略。
動画広告の1再生あたりの費用のことです。完全視聴完了数のことは「CPCV(Cost Per Completed View)」と言います。最近では動画広告の市場が広がってきているので、知っておきたい言葉ですね。
CTR
「Click Through Rate」の略。
「広告が表示された数(インプレッション数)」の中の、「クリックされた回数」の割合のことです。要は、その広告が「どれだけクリックされたか」を測る指標になります。どれだけCVされたかを測る指標は「CVR(Conversion Rate)」と言います。
D-L
DMP
「Data Management Platform」の略。
インターネット上の内外部で獲得した多量なデータを管理するプラットフォームのことです。インターネットユーザーのサイト閲覧履歴や、性別、職種などの情報を取得することができ、マーケティングの効率化に役立ちます。
GDN
「Google Display Network」の略。
みんな大好きグーグル先生で出稿できるディスプレイ広告を指します。この「GDN」を設定することで、適切なユーザーに向けて、適切な場所やタイミングで広告を表示できます。ちなみにヤフー! で出稿するディスプレイ広告は「YDN(Yahoo! Display Network)」と言います。
IPO
「Initial Public Offering」の略。
「新規公開株」や「新規上場株式」のことです。「20xx年までにIPOを目指す」みたいに企業ビジョンとして掲げられることもあります。
IoT
「Internet Of Things」の略。
周囲のあらゆる「モノ」をインターネットで接続し、相互に制御する仕組みのことです。最近だと、スマートスピーカーと接続できるIoT製品などが人気ですね。
KPI
「Key Performance Indicator」の略。
「最終目標KGI(Key Goal Indicator)」を達成するために定める重要中間指標のことです。
意外とですが、「KPI」と「KGI」をごっちゃにしてる方が多い印象です。ちなみに僕は、入社したての時に「フリーアドレス」のことを「フリーデスク」と間違えて赤っ恥をかいたことがありました。
LIG
「Life Is Good」!!!
魔法の言葉です。たぶん、世界平和とほとんど同じ意味です。
LTV
「Life Time Value」の略。
「顧客生涯価値」のことです。簡単に言うと、そのユーザーが生涯を通じて企業にもたらす価値、利益のことを言います。どんな事業でもそうですが、ストック型のビジネスモデルの際はとくに意識すべきことだと思います。
N-Z
NDA
「Non-disclosure agreement」の略。
「秘密保持契約」のオサレな言い方です。いつからか浸透し、今では「秘密保持」と言う人の方が少なくなってきている印象がありますね。
OJT
「On The Job Training」の略。
現場で業務を通して行う教育訓練のことです。ベンチャー企業のほとんどがOJTで仕事を覚えていってもらうやり方ですよね。新卒入社の方々はまさに今が真っ只中ではないでしょうか?
ROI
「Return On Investment」の略。
投資額に対して、どれだけ利益を生み出せるかの比率のことです。「利益÷投資額×100%」という計算式で導き出すことができます。このROIが高ければ高いほど、そのビジネスは成功していると言えます。
提案の際は、「ROIの観点で見ても〜」と言えると、デキる奴感が溢れ出します。
SEM
「Search Engine Marketing」の略。
検索エンジンを活用したマーケティング手法です。代表的なアプローチに、リスティングや後述のSEOがあります。
SEO
「Search Engine Optimization」の略。
検索エンジン最適化のことです。自社のWebサイトが検索上位に露出するように行う一連の施策を指します。つい先日、このSEOについてわかりやすく解説した記事が公開されたので、ぜひ読んでみてください。
SEOについてちょっと知ってみませんか?
まとめ
いかがでしたか? 「郷に入れば郷に従え」との言葉があるように、僕も今やペラペラのITペラリストです。そんなペラリストな僕に「是非、ウチのサービスのPRをお願いしたい!」と思っていただけたプロモーション担当者様は、ぜひ下記よりお問い合わせくださいね!